大分市議会は6日、会派代表者会議で、2月の市議選で初当選したプロレスラー、スカルリーパー・エイジさん(44)=写真=について、本会議と委員会に覆面姿で出席することを認めないことを確認した。リングネームでの議員活動は認められたが、エイジさんは「投票してくれた民意を大切にしたい。覆面は脱がない」と反発している。
市議会の会議規則は、帽子、外とう、襟巻きなどの着用を禁止。病気などの理由で議長が許可した場合にのみ認めるが、自民など5会派が「議会の品位や規則を尊重したい」などと反対。共産のみ「表現の自由で反対できない」と容認した。規則に違反した場合、議会は出席停止などの懲罰を科すことができる。