チャべス大統領は、長期にわたる闘病生活の後、5日火曜死去しました。
プレスTVの報道によりますと、マドゥロ副大統領はベネズエラ軍に対するスパイ行為を理由に、アメリカ人外交官2名を国外退去処分にしたことを明らかにし、アメリカがチャべス大統領にがんウィルスを注入したとして非難しています。
マドゥロ副大統領はまた、チャべス大統領の訃報の発表から数時間後に、軍高官及び、それ以外の高官と緊急会合を行った後、テレビ演説で、「故チャべス大統領は、2011年の初めにがんと診断されていた。チャべス大統領に対しては、ベネズエラの因縁の敵によりウィルスが注入されていたといわざるを得ない」と述べています。
さらに、チャべス大統領の死亡の様子と、パレスチナ自治政府のアラファト元議長の死亡の様子と比較し、「故アラファト議長の死亡についても、疑わしい点があるというべきである」としました。
アメリカ国務省のヴェントレル(Ventrell)報道官は、声明を発表し、チャべス大統領の病気へのアメリカの関与を否定しています。