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No.3283
2012年12月5日(水)放送
お葬式が出せない 
どうする“葬送の場”
視聴率 11.4%
株式会社ビデオリサーチ世帯視聴率(関東地区)
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07:50
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出演者 武田 至 さん (一般社団法人 火葬研 代表理事)
葬儀の常識が覆されている。去年の死亡者数は126万人と10年前に比べ30万人増え、斎場や火葬場は各地で混雑。亡くなった後、葬儀まで1週間以上待つ遺族が増えているのだ。遺体をどこに安置するか?忌引きの休みは足りるか?驚き戸惑う遺族。「安置室の費用がかさんだ」「自宅で遺体が変色し可哀想だった」「心の整理がつかず疲れきった」。背景として、都市部では低価格・短時間での葬儀にニーズが高まり、通夜から火葬まで行える「火葬場併設斎場」に予約集中。一方、高齢化するベッドタウンなどでは火葬場そのものが不足する。近隣の迷惑施設である火葬場の新設や改築は難しい状況も見えてきた。葬送の場をどうするのか?長く待つ遺族や各地の実態を取材、対策を考えていく。
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誰にでも必ず訪れる最期の時。
お別れの現場に予想外の事態が起きています。
お葬式を挙げられずに1週間以上中には10日も待つ人がいるのです。

遺族
「びっくりしたような状態ですね。
我慢しなきゃいけないのかなって。」

大切な家族のなきがらを長期間どう管理するのか。
仕事や日常生活に戻れず心の整理もつきません。

遺族
「すごく疲れました。
夜もあまり眠れない状態で。」

背景にあるのは亡くなる人の大幅な増加。
火葬場や斎場が不足しかつてなく混み合っているのです。

「29日が1時と2時。
(空きは)これだけなんです。」

しかし、火葬場を新たに造ろうとしても難しい事情も見えてきました。

近隣住民
「迷惑施設の最たるものですから、火葬場は。」

亡くなる人が増え続ける中でお別れの場をどうするのか。
その現場を追いました。

お葬式が出せない 

  • 葬儀まで1週間以上も 戸惑う遺族
  • “予約がとれない”混みあう火葬場
  • 家族の遺体を預け、思い悩んだ遺族
  • ようやく迎えた最期のお別れ
  • 葬儀まで1週間以上も その実態は
  • “火葬場は迷惑”建設に反対する住民
  • どうする火葬場 自治体の苦悩
  • 住民自ら考える“見送りの場”
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クローズアップ現代
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