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国際
天野事務局長を再任 IAEA理事会、北朝鮮やイラン課題
2013.3.7 00:50
[北朝鮮]
国際原子力機関(IAEA)定例理事会は6日、アジア初のトップで、東京電力福島第1原発事故への対応などに取り組んできた天野之弥事務局長(65)を次期事務局長に指名、天野氏の再任が決まった。9月の年次総会で正式承認する。2期目の任期は12月から4年間。
福島原発事故を受け、世界では原発の安全性に対する懸念が拡大。一方、北朝鮮の核実験や、イランによる濃縮度約20%のウラン製造も大きな問題となっており、天野氏は「核の番人」として、原発の安全とともに、核不拡散体制の強化に引き続き力を注ぐ。
天野氏は福島原発事故後、世界の原発の安全強化に向けた行動計画を策定、被災地の除染などで福島県との協力に合意。イランの核開発疑惑解明や、発展途上国でのがん治療など原子力技術の移転も進めたことが評価され、幅広い支持を得た。(共同)
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