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事件
汚染水流出「最悪の事態」 東電、映像を一般公開
2013.3.6 19:49
東京電力は6日、福島第1原発事故後1カ月間の社内テレビ会議映像のうち、これまで一般公開していなかった部分を約13時間のダイジェスト版にまとめ、同社ホームページで公開した。平成23年4月に極めて高い放射線量の汚染水の海洋流出が確認された際、所長が「最悪の事態」と緊迫した声で報告する場面などが含まれている。
公開されたのは、3月13日~4月11日の映像の一部。さらに今月末には3月11~15日の映像のうち約6時間分を一般公開する。
4月2日の映像では、2号機海側の作業用の穴から汚染水が海に流出しているのが見つかり、吉田昌郎所長(当時)が「最悪の事態」と繰り返し、「毎時1千ミリシーベルトを超えているような非常に高い線量の水が海に流れている」と本店に報告していた。
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