水原希子、初ラップ　ｍ−ｆｌｏがカラオケで才能見抜く

　人気モデルで女優の水原希子（２２）が、音楽ユニット「ｍ−ｆｌｏ」のニューアルバム「ＮＥＶＥＮ」（１３日発売）の収録曲「ＮＯ　ＷＡＹ」に参加し、ラップを初披露している。

　ｍ−ｆｌｏはこれまでにも安室奈美恵（３５）や加藤ミリヤ（２４）、倖田來未（３０）、和田アキ子（６２）、ＣＨＥＭＩＳＴＲＹら数々のアーティストとのコラボレーション楽曲を製作。水原はデビュー以来通算５０組目の相手。本来、音楽アーティストではない著名人とのタッグは初めてとなる。

　水原はＤＪのテイ・トウワによるアルバム「ＳＵＮＮＹ」（１１年５月発売）の収録曲で美声を披露しているが、ラップでの参加は未経験だった。以前から親交のあるｍ−ｆｌｏの２人が、プライベートで水原とカラオケに行ったとき、その歌声を聴いてラップの才能があると見抜き、オファーをしたという。

　「ＮＯ　ＷＡＹ」は「過去の嫌な自分にさようなら」をテーマにした全編英語詞の楽曲。レコーディングは昨年１２月に都内のスタジオで行われた。

　「♪Ｊｕｓｔ…ｗａｔｃｈ　ｍｅ　ｇｏ　ｇｏ　ｇｏ　ｇｏ　ｇｏ…」。その美しい発音と抜群のリズム感をｍ−ｆｌｏのＶＥＲＢＡＬ（３７）も絶賛。「本人は初のフルレコーディングで最初は自信なさそうでしたが、隠された実力が頭角を現し、後半は完璧に花開いたセンスをみせてくれました！　やっぱり僕の予想通りでした」とうれしそうに話した。

　水原も「最初は緊張で恥ずかしく、レコーディングがうまく進みませんでしたが、ＶＥＲＢＡＬさんからの励ましとともに、のどがあたたまって何かが吹っ切れた瞬間、歌い出せました。すごくエキサイティングな経験でした！！」と満足げに振り返った。同曲はＣＤの発売日と同じ１３日から「レコチョク」など主要サイトで配信がスタートする。

　●水原希子（みずはら・きこ）　１９９０（平成２）年１０月１５日生まれ、神戸市出身。父は米国人、母が在日韓国人のハーフ。米テキサス州で生まれた後、１歳のときに日本へ。２００３年、ファッション誌「Ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ」の専属モデルになり、現在はトップモデルとして国内外で活躍中。１０年、映画「ノルウェイの森」の緑役で女優デビュー。１６日には出演映画「プラチナデータ」が公開される。