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経済
パナ、住宅用の蛍光灯から撤退 27年度までにLEDに全量切り替え
2013.3.5 21:59
パナソニックエコソリューションズは5日、平成27年度までに、住宅用照明機器をすべてLED(発光ダイオード)照明に切り替える計画を明らかにした。
同社は、まぶしさを抑えた薄型LED照明「パネルミナ」シリーズを発表した。独自開発の導光技術で光が横方向にも広がり、マイルドな光が空間内に均一に届く。次世代LED照明として、25年度に9億円の販売を目指す。
東芝ライテックも15日、家電製品と連携するLED照明4機種(4万6800~9万9800円)を投入する。家全体の電力使用状況に合わせて明かりを自動調節したり、パソコンやタブレット端末で使用状況を確認できる。
一方、シャープは桜色の光を楽しめる「さくら色LEDシーリングライト」の製品ラインアップを拡充する。集中できる効果があるという。
富士経済によると、住宅用LED照明(管球ランプとシーリングライト)の国内市場規模は24年の計590億円から、27年に659億円に膨らむ見通し。各社は新しい使い方を提案し、蛍光灯や白熱灯からの切り替え需要を取り込みたい考えだ。
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