ビジネスに繋げるための、5つの学校の勉強をする意味
ドラゴン桜の副読本として、16歳で知っておきたいことが書かれていますが、学校でやってきたことをビジネスなどに繋げるには良いと思ってまとめてみました。
5つの学校の勉強をする意味
美しい文章より、正しい文章
- 美しい文章や感受性豊かな文章を書けることが、国語力の証のようになっている。ベタベタした、甘ったるい文章が「美文」と思われるようになっている。 でも、言葉にとって大切なのは、見た目の美しさではありません。なによりも先に「正しさ」なのです。 (中略) とにかく情緒を切り捨てること。 事実と論理だけで文章を組み立てていくこと。 それこそが、本当の国語力を高めていくポイントなのかもしれません。
言葉でどれだけ表現(客観視)できるかが重要
- 自分の気持ちというのは、「嬉しい、悲しい、楽しい、ムカツク、寂しい、ウザイ」くらいの言葉で、なんとなく表現できたようん気分になりがちです。でも、ほんとうは自分が考えていることを正確に言葉にできていないのかもしれません。いや、きっとできていないはずです。しかも、我々は、自分が言葉にできていないということにさえ、気づいていない可能性があります。ほんとうはちっとも言葉にできていないのに、できたつもりになっているだけかもしれない。そこで、こうやって「自分の気持ち以外のもの」を言葉にするわけです。
自分の気持ち以外を言葉にするために考える訓練をしよう
- 大切なのは、自分の気持ち以外のものを言葉にする。言葉というのは覚えるものではなく、考えるものなんだよ。できなかったことをできるようにする。教科書以外の洋書を読んで、どうしてその表現を使うのか、いつも考える。才能というのはどこかにあるんだから見つけるまでは「どうせ僕は」なんて言ってはダメ。「合格するのが当たり前だ」と思うことで楽しくなる。グループのことを「たくさんの人たち」と思わずに「ひとりの人間」と見ること。その人のいろんな面とつきあう訓練をする。
物の考え方を学ぶのが数学
- 数学(算数)は、「考えることそのもの」を扱う教科です。そこに出てくる数字なんて、考えるための道具にすぎません。数学の骨格にあるのは徹底した論理であり、「自分の頭をどれだけ働かせることができるか」が問われているのです。そして「論理的に考えるとはどういうことか」を学び、「わからないとはどういうことか」を知り、「それを突破するにはどうすればいいか」を考える。これがもっとも純粋な形で体系化されている学問が数学なんです。
政界を知るために過程を知る
- 正解という果実は、どうやってつくられるのか。これを知るには、採点してみることがいちばんの近道です。答案には、その人の頭の中がそのまま映しだされています。つまり、答案を見ることで、「できるヤツの頭の中」を覗くことができるんです。