必殺連携
安定行動が無いともいえるバーチャファイターだが、「隙がありそうなグラフィックをしているのに隙の無い技をガードさせて動いてきたところをカウンター」 といったように、人間がひっかかりやすい連携というものはやはり存在する。 今日は、そんな中から、バーチャファイター4、ジェフリーの奥義の数々を紹介したい。

スーパーマラ岡連携
KK>KKP
バーチャ4ジェフリー一世一代のバカ技と呼ばれるKKP。
隙がありそうに見えて、派生技がある上に途中止めほとんど隙が無い。
そのため、当初ガードして投げに来た相手を 「投げに来るけど!」 と言いつつ、ことごと血祭りにあげた恐怖の連携。
もっともらしく解説すれば、初段は上段であるもののジェフリーの技の中では出が比較的早く、しかも半回転、アナルカディアの攻略本に 「対ジェフリーは腹側エスケープ避け抜けが基本」と書いてあるのを盲目的に信じたアナル信者がことごとく被爆するというオマケつき。
重要なのはKK>逆二択膝やケンカフックとは決してやっていけないこと。
なにより Kボタンを連打しているだけというバカっぷりのくせに殺人的ダメージ というウンコっぷりが、真剣にやっている対戦相手の精神ゲージを根こそぎ奪うのだ。



スーパーアダチ連携
KK>バックダッシュ>KKP
アトムにおいて一世を風靡したスーパーマラ岡連携であるが、「学習能力」を持つ不届きな輩が、KKをガードした後に「いい加減にしろ!」と打撃を打ってくるようになった。
そんな不届きな輩に天誅を加えるべく、太鼓部屋モヒカンことアダチ君が開発した新連携。
言うまでも無く、KK>相手の膝をガードしてオツリ。 では意味が無い。
「空振ってくるけど!」 と言いつつ バックダッシュしてチキンに相手の怒り膝をスカしたあげく結局KKPというバカっぷりが、人々のお涙を頂戴するのである。



スーパー小山君連携
メガトンフィストブロー(1P+K)*n>下段投げ
大須晶の操る企画ものジェフリー「小山君」が私が不器用で避け複合投げ抜けが苦手なのをいいことにやってくるグロらせ技。
1P+Kはヒットすると下段投げ確定のうえにジェフリーの下段投げ方向は三方向もある。
そこで、相手が一生懸命投げ抜けを入力しているところに1P+Kを連発し、相手がいい加減戦意を喪失したところで 「この素人投げ抜けが入ってないけど!」 といいつつガンニーを炸裂させるというウザい技。



スーパーけんくん連携
入れ込み避け>入れ込みスプラッシュor入れ込み膝
格上と対戦する機会の多い、けんくんがテロり能力を最大限に引き出すために編み出した技。
この連携の素晴らしいところは、すべて画面を見ていなくて入れ込みで成立しているところにある。
まっとうな精神の持ち主なら、避けた時点で相手の状況を確認し、硬直差を考慮した上で技出しをするものだが、まったくノールックで最も期待値の高い投げと最も期待値の高い打撃を発射することで、相手を期待値殺すという荒業。
しかし、避けられたのを見てから避け投げ抜けという、リットン水野の「読み合放棄型ディフエンス」や私の「大技出ない永久下P連打フォースフィールド」の前にもろくも崩れ去った。



スーパー水野連携
立ちP(ガードさせ)>下P
私は悩んでいた。
ジェフリーの立ちPはガードさせて+2フレとれるものの、そこから投げと中段の二択にいこうにもジェフリー肘とか小膝(4K)とかリスクの割りにもうからない技を打たざるを得なくなってしまうのである。 (膝は相手が早い技であばれてくると発生できない)
そのため永久に小膝食らっとけ暴れ> ジェフリーが小膝を打ってきたところを避けてドッカンで終了。 という「対重量級ディフェンス」に大変なストレスを感じていた。
と、そこにリットン水野が開発したスーパー連携。
+2フレの状態からの上下段の下P。
一見二択になっていないようだが、−2フレから素しゃがみで投げを回避できないというバーチャ4のシステムから相手は暴れでしか投げを回避できず、「下Pガードしてくる相手は投げ確定」「下P当たったらほぼカウンターで次は膝発生可能」「小膝と違い避けられてもローリスク」 と非常に単純明快でいて使える連携。 1