カテゴリー「ウェブログ・ココログ関連」の記事

2013年3月 2日

Word 2013 を使ってブログへ投稿

ブログを投稿するのに、Wordが使える!これは、Word 2007から可能になりました。

Word 2013 ではどんな感じでしょう?

まず、Word 2013を起動し、「白紙の文書」を選択。
Word 2013 初期起動画面

新規作成画面が開いたら、「ファイル」を選択。
Word 2013 起動

「共有」の「ブログに投稿」を選択して、「ブログに投稿」ボタンを押します。

「ファイル」タブ内

もしくは、「白紙の文書」を選択せずに、検索欄に「ブログ」と入力して、「ブログの投稿」テンプレートを見つけ出してもいいでしょう。

さて、初めて「ブログの投稿」を開いた場合は、「ブログ アカウントの登録」が開きます。 「今すぐ登録」を選択。
ブログ アカウントの登録

「新しいブログ アカウント」のウィザードが開きます。「ブログ プロバイダの選択」で自分の使っているブログを選択します。

「新しいブログ アカウント」のウィザード

選択できるのは、「Blogger」、「SharePoint ブログ」、「Telligent Community」、「TypePad」、「WordPress」、「その他」の6種類。

「ブログ プロバイダーの選択」を開いたところ

設定方法は、私も使っている WordPress とココログの場合で紹介します。

WordPress の場合

「WordPress」を選択して「次へ」ボタンを押す。
「新しい WordPress アカウント」で次のように入力。

ブログの投稿先 URL WordPressのURLに「/xmlrpc.php」をつける
例) http://mysteriousramu.wordpress.com/xmlrpc.php
ユーザー名 WordPressにログインする際に使うユーザー名
パスワード そのパスワード

「新しい WordPress アカウント」設定画面

ココログの場合

「その他」を選択して「次へ」ボタンを押す。
「新しいカウント」で次のように入力。

API Metaweblog
ブログ投稿先のURL https://app.cocolog-nifty.com/t/api
ユーザー名 @nifty ID
パスワード そのパスワード

「新しいカウント」設定画面
参考:Word でブログを管理する - Word - Office.com

以上で、ブログへの投稿文書作成画面が開きます。

実際に記載してみると、Word 2010の頃と変わりなく、投稿文のフォントは「MS 明朝」でした。
image

これを変更したい場合は、Word 2010 を使ってブログを作成する際の既定のフォントを参考にしてください。なお、既定のフォントを変更後のWordを閉じる際に、」下記のようなメッセージが開きますので「保存」をクリックします。このメッセージを利用して、ブログのテンプレートである「ブログの投稿.dotx」を保存してください。
image

以降は、指定したフォントで投稿文が記載できるでしょう。
image

また、アカウントを複数登録した場合の切り替えは、タイトルの下にできました。
image

投稿テストの結果ページはこちら。

Word 2013 からの投稿テスト: 世の中は不思議なことだらけ

Word 2013 による投稿テスト | Microsoft Online Services 検証の館

しかし、この記事は、Windows Live Writer で書いているという。(ごめんなさい。

2012年12月11日

Windows 8 専用Windows ストアアプリ「ブログ 世の中は不思議なことだらけ」公開

「世の中は不思議なことだらけ」のWindows 8専用 Windows ストアアプリができました。

ブログ 世の中は不思議なことだらけ

ブログ 世の中は不思議なことだらけ 概要

アプリを作ってくださったのは、Windows Server 2012 Essentials と Windows SBS を中心とした雑記でおなじみの澤田賢也さん。アプリを使うと、ここ「世の中は不思議なことだらけ」と「Microsoft Online Services 検証の館」、そして管理人である私のTwitterでのつぶやきをRSSのシステムを使って情報を取得することができます。

Windows 8の「ストア」の「ソーシャル」内にあると思います。見つからない場合は、「ストア」で検索チャームを使って検索してみてください。「不思議」とか「ラム」で検索すると見つかることでしょう。

インストールするとWindows 8のスタート画面にこんな感じのタイルが表示されます。

スタート画面に表示されるタイル

イラストは、我が家特製 Windows 7 イメージキャラクターの まどのななみ 巫女バージョン。アプリが起動すると、最近のブログ記事やTwitterでのつぶやきが4つずつ表示されます。

「ブログ 世の中は不思議なことだらけ」アプリ起動

読みたい項目を選択すると、記事やつぶやきの内容が読めます。
アプリでの「世の中は不思議なことだらけ」の記事

「世の中は不思議なことだらけ」では、Translator 機能も働くので、言語を変更することも可能でした。
Translatorを使って英語表示させた「世の中は不思議なことだらけ」の記事

アプリバーを開けば、ブラウザで表示するよう切り替えることもできます。
アプリバーを開いてみた

「ブラウザーで表示」コマンド

Windows 8を使っていらっしゃる皆さん!ぜひ、インストールしてみてくださいね。

2012年2月19日

「Microsoft Translator Widget」でどう通知されるのか確認したい

ブログパーツ「Microsoft Translator Widget」を参考にして、Translator を私のサイトでも設置してみました。「アクセスしたユーザーがこのページで使われている言語と違う言語のシステムの場合、翻訳するかどうか自動的に通知する」とのことから、Translation settings で Notify にしてみました。自分のブログでも、どんな風に「通知」されるのか、確認してみたいのです。「言語を英語に設定したブラウザでアクセス」とのことですが、具体的にはどうやるのですか?

ここ、私のブログでも、日本語ではない言語をブラウザに設定してある場合は、Microsoft Translator から通知がされるよう設定してあります。

「言語を日本語以外に設定したブラウザ」は、Internet Explorer の場合、次のように作業します。しかし、Microsoft Translator に癖があるのか、ちょっとわかりづらい所があります。それも加えて紹介しましょう。

  1. Internet Explorer を開き、ツールから「インターネット オプション」を開きます。
  2. 「全般」タブの「デザイン」にある「言語」ボタンをクリック。
    「インターネット オプション」の「全般」タブ
  3. 「言語の優先順位」が開きます。日本語版の Internet Explorer の場合は、「言語」欄に「日本語(日本) [ja-JP]」が登録されていることでしょう。「追加」ボタンをクリックします。
    「言語の優先順位」
  4. 「言語の追加」が開きます。「言語」の一覧の中から、Web サイトの閲覧で使う言語を見つけ出します。今回は、「英語(米国)[en-US]」を選択してみます。
    「言語の追加」
  5. 選択したら「OK」ボタンをクリック。
  6. 「言語の優先順位」の「言語」欄に、選択した言語が追加されます。
    「言語の優先順位」に「英語(米国)[en-US]」が追加された
  7. 「言語」欄から「日本語(日本)[ja-JP]」を選択し、「削除」ボタンをクリック。
    「言語の優先順位」で「日本語(日本)[ja-JP]」を選択したところ
  8. 「言語」欄が Web サイトの閲覧に使いたい言語だけになったのを確認後、「OK」ボタンをクリック。
    「言語の優先順位」が「英語(米国)[en-US]」だけになった
  9. 「インターネット オプション」も「OK」ボタンで閉じます。
  10. Microsoft Translator が設置してあるページを開きます。通常であれば、Microsoft Translator から通知があるのですが、何も起きないことがあります。「最新の情報に更新」をクリックしたり、F5キーを押すと表示されるはずなのですが、どうしても表示されない場合、下記ページを参考にして「閲覧の履歴の削除」を行ってください。
    Internet Explorer を使っていると英語で男性の声が流れてくる
    「閲覧の履歴の削除」をすると、Internet Explorer 9の場合、下の方に通知バーが表示されるまで待ちます。通知バーに「Internet Explorer は、選択された閲覧の履歴の削除を完了しました。」と表示されたら完了です。
    通知バーに「Internet Explorer は、選択された閲覧の履歴の削除を完了しました。」と表示された。
  11. 開いている Internet Explorer を一旦閉じます。

Internet Explorer を起動し、Microsoft Translator を設置してあるページを開きます。これで、Internet Explorer の上部に Microsoft Translator から Web サイトの閲覧に使いたい言語による「このページを翻訳しますか?」と言う通知が表示されることでしょう。

Microsoft Translator から Web サイトの閲覧に選択した言語で「このページを翻訳しますか?」と通知された

なお、元に戻す際も、同様の作業をします。
日本語の場合は、「言語の優先順位」の「言語」欄で「日本語(日本)[ja-JP]」だけにしましょう。そして、日本語に戻したのに Microsoft Translatorの通知が出てしまう場合は、「閲覧の履歴の削除」を行ってみてください。

2011年6月14日

ココログ for iPhone

ココログ for iPhone からのテスト投稿です。
App Store で見つけた「ココログ for iPhone」

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と、テスト投稿してみました。ここからは、パソコンで書いています。まだ、Beta 版のようですが、iPhone で撮った写真も記事中に挿入できますので「出先で iPhone からちょっとブログに投稿!」なんてこともできそうですね。

2010年6月26日

Windows Live Writer 2010 Beta を使ってみて

Windows Live Essentials Beta を使い始めています。今回は、このブログ記事を書いている Windows Live Writer 2010 Beta がどんな感じなのかを紹介しましょう。

バージョン情報

Version 2010 (Build 15.3.2804.607)

Windows Live Writer Beta のバージョン情報

「Windows Live おすすめパック」から「Windows Live Essentials」で紹介した時が、Version 2009 (Build 14.0.8117.416) でしたから、一挙に Build 14から Build 15になりました。

操作画面がリボン

従来の Windows Live Writer の右側にあった「作業ウィンド」がなくなりました。そして、操作画面は、Windows 7の「ペイント」のような感じのリボンになりました。各タブは、下記のようになっています。(小さくて見づらい画像は、クリックすると大きく表示されるのもあります)

「ホーム」タブ
Windows Live Writer Beta 「ホーム」タブ

「挿入」タブ
Windows Live Writer Beta 「挿入」タブ

「ブログ アカウント」タブ
Windows Live Writer Beta 「ブログ アカウント」タブ

そして、本文中に画像や動画を挿入すると、新たに「画像ツール」や「動画ツール」が出現し「形式」タブが使えるようになります。
Windows Live Writer Beta 「画像ツール」の「形式」タブ

Windows Live Writer Beta 「動画ツール」の「形式」タブ

また、Alt キーを押してもメニューバーは表示されません。しかし、その状態で利用可能なコマンドのキーヒントが表示されます。
Alt キーを押すと表示されるキーヒント

従来の「ファイル」にあたる部分

従来の「ファイル」にあたるのが、「ホーム」タブの左にある青い部分です。ここをクリックすると、「新しい記事」の作成、「開く」「保存」「印刷」といった操作のできるコマンドと「最近の下書き」が表示されます。

image

Windows Live Writer Beta の青いタブをクリックしたところ

クイック アクセス ツールバー

リボン形式が採用されていますので、クイック アクセス ツール バーもあります。
Windows Live Writer Beta のクイック アクセス ツールバー
「クイック アクセス ツール バーのカスタマイズ」で好みのコマンドを追加することもできます。
「クイック アクセス ツール バーのカスタマイズ」を開いてみた

既定のフォント

「Meiryo UI」になっていました。
既定のフォントは「Meiryo UI」
従来の Windows Live Writer 日本語版は「メイリオ」だったので、微妙に入力時の感覚が違います。

記事のプロパティは?

「カテゴリの設定」や「トラックバック」入力欄は、どこでしょう?

今までウィンドウの下の方にありましたが、リボンのすぐ下に配置されました。
「カテゴリ」と「投稿日時の指定」はリボンの下

そして、「トラックバックのURL」入力欄は、「すべて表示」をクリックすると表示されます。

「すべて表示」をクリックすると「記事のプロパティ」が表示

なお、Windows Live Writer 2010 Beta 版で、ココログにアップ後、Web 上のココログ編集画面を開くと、「相手先のトラックバックURLを入力」欄に「(コンマ区切り)」という文字列が入力されていました。
ココログ Web 上、編集画面の「相手先のトランクバックURLを入力」欄

これは、どうも、Windows Live Writer 2010 Beta の「トラックバックの URL」欄に表示されている「(コンマ区切り)」の文字列が入力されてしまっている模様。Web 上から「保存」ボタンを押すと、最後に「Ping 送信」として「(コンマ区切り)」が送信されてしまうので、あわてます。

ところで、Windows Live Spaces のアカウントでは、「すべて表示」が表示されませんでした。相変わらず、Windows Live Spaces でのトラックバックは、Windows Live Writer ではできないもようです。

Windows Live Spaces のアカウントでは「すべて表示」が表示されない

スペルチェックは?

2008年9月18日、Windows Live 検証の館で紹介した「Windows Live Writer 最新 Beta版 公開」以来、Windows Live Writer 日本語版でのスペルチェックは、全く使用不能でした。

従来の Windows Live Writer スペルチェックをすると日本語にも赤い波線が付く

それは、日本語までもがスペルチェックの対象になっているからでした。そのため、日本語の部分が「辞書にない語句」として、赤い波線だらけに。そこで、今までは、「リアルタイムでスペルチェックを行う」のチェックを外して使っていました。これは、どうなったでしょう?

「青い」タブから「オプション」を開き、「スペルチェック」内の「リアルタイムでスペル チェックを行う(波線)」にチェックを付けてみました。
Windows Live Writer Beta 「オプション」の「スペル チェック」

従来あったような、日本語入力していての赤い線は、表示されなくなりました。やっと修正されましたね。よかったよかった。
Windows Live Writer Beta ではスペルチェックが適切にされている

「画像の挿入」画面は?

Windows 7での Windows Live Writer の「画像挿入」で、Vista では、「画像の挿入」ウィンドウの上部に「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブが表示されるのに、Windows 7 では、タブがなくなって、ファイルから挿入するしかできないことを紹介しました。さて、今回は・・・

「ホーム」タブの「挿入」より「画像」をクリックすると、メニューが表示されます。そこに、「コンピューターから挿入」だけでなく、「Web から挿入」もありますね。

image

Windows 7でも「Webから挿入」ができました。
Windows Live Writer Beta での「Web の画像を挿入」画面

ちょっと面倒な部分

画像を挿入した際、代替えテキスト(alt タグ)を入力したいわけです。「画像ツール」の「形式」タブにある「プロパティ」に「代替えテキスト」のコマンドが用意されていました。従来の Windows Live Writer では、「代替えテキスト」のみを入力すれば自動的に「タイトル」(title タグ)も入力されていました。しかし、Windows Live Writer 2010 Beta の代替えテキストは、タイトルと別に入力しなければならなくなっていました。

Windows Live Writer Beta の「代替えテキスト」のダイアログ
私は、今まで「代替えテキスト」と「タイトル」を同じにしていたので、これはちょっと面倒かと。「タイトルは、代替えテキストと同じものを入力する」といった項目があって、チェックのあるなしで「有効」「無効」に切り替えられるといいのではないでしょうかね。> Windows Live Writer チームさん

2010年6月 4日

Word 2010 を使ってブログを作成する際の既定のフォント

Word 2007から、Wordでのブログ投稿が可能になりました。

Word でブログを管理する - Word - Microsoft Office

確認してみたところ、Word 2010 でも Word 2007 と同じようにすれば、投稿可能でした。

さて、そんな中、こんな質問をいただきました。

Word を使ってブログを作成する際、表示されている文字のフォントが「MS 明朝」に設定されています。これを「メイリオ」にしたいのです。しかし、「ブログの投稿」タブにある「フォント」を使ってメイリオに変更するとタグで囲まれてのフォント変更になってしまいます。そうではなく、既定で「メイリオ」に設定できないものでしょうか?

Windows Live Writer では、この部分は・・・、メニューバーの「書式」の「フォント」で設定変更が可能です。そういえば、私も Windows Live Writer の既定のフォントは「メイリオ」にして、ブログを作成しています。 違いました。 Internet Explorer のフォント設定に影響を受けるとのことです。

Windows Live Writer の表示フォント:高橋忍のブログ

さて、Word 2010では、どうなっているかというとこんな具合。

初期設定での Word 2010 でのブログ作成画面

初期設定では、本文の既定のフォントが「MS 明朝」でした。確かに!これは見づらい。。。wobbly

それでは、Word 2010 でブログを作成する際の「既定のフォント」を変更してみましょう。

  1. Word 2010 の「ファイル」から「新規作成」を開きます。
  2. 「使用できるテンプレート」から「ブログの投稿」を選択して「作成」ボタンをクリック
    Word 2010の「新規作成」 
    ※初めて「ブログの投稿」を開いた場合は、下記の「ブログ アカウントの登録」が開きます。
    「ブログ アカウントの登録」
    Word でブログを管理する - Word - Microsoft Office を参考に、登録してみてください。
  3. カーソル(文字入力ができる状態の点滅する I )を本文入力欄に置きます。
    カーソルを本文入力欄に置く
  4. 「フォント」の右下にある四角いボタンをクリックし、フォントのダイアログ ボックスを表示させます。
    「フォント」の右下にある四角いボタン
  5. 「フォント」のダイアログ ボックスが表示されたら、「日本語用のフォント」を自分の好みのものに変更します。(今回は、「メイリオ」に設定)
    続いて、下の方にある「既定に設定」ボタンをクリックします。
    image
  6. 「Microsoft Word」のメッセージが開きます。既定のフォントが指定したものに変更されることを確認します。
    既定のフォントが指定したものに変更されることを確認する Microsoft Wordのメッセージ
    なお、今回だけ、既定のフォントを変更する場合は「この文書だけ」にチェックを付けます。これ以降もずっと指定したフォントにしたい場合は「Blog.dotx テンプレートを使用したすべての文書」にチェックを付けます。
    確認できたら「OK」ボタンをクリックします。
  7. 本文だけでなく、タイトルも既定のフォントを変更したい場合は、3.でカーソルを「タイトル」に置いて同じように設定変更をしてみてください。

以上で、既定のフォントが指定したものになることでしょう。

ちょっと意地悪して、一部フォントを「MS 明朝」にしてみました。投稿先は、私の Windows Live Spaces「Windows Live 検証の館」です。

Word 2010 の「ブログ作成」画面 本文の「既定のフォント」を「メイリオ」にしてみた場合

Windows Live Spaces の「編集画面」で「HTML」を確認してみると・・・

image 
「MS 明朝」に指定した部分はSPAN タグで囲まれていますが、後の部分は、「メイリオにしてある」という指定がありませんね。

2010年6月 3日

Windows 7での Windows Live Writer の「画像挿入」

Windows 7 で Windows Live Wrieter を使っています。Vistaの時、画像の挿入を行うと「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブが表示されて指定できるような形になっていました。しかし、Windows7 の Windows Live Writer は、パソコン内のファイルのみしか指定できません。何とか、Vista の時のようにできないものでしょうか?

Windows Live Writer Build 14.0.8117.416 を Windows Vista と Windows 7で、それぞれ起動し確認してみました。

これが、Windows Vista での「画像の挿入」画面です。

Windows Vista の Windows Live Writer 「画像の挿入」
「画像の挿入」ウィンドウの上部に「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブが表示されます。

Vista では、「ファイルから画像を挿入」と「Web から画像を挿入」の2つのタブがある

「Web から画像を挿入」は、画像の URL を入力すると、下に「プレビュー」として表示されます。挿入したい画像であることを確認して、「挿入」ボタンをクリックすると、本文中に画像が挿入されます。

「Web から画像を挿入」タブで画像のURLを入力してみたところ

そして、次が、Windows 7での「画像の挿入」画面です。

Windows 7のWindows Live Writer と「画像の挿入」画面

Windows 7のエクスプローラーと何ら変わりのない「画像の挿入」画面です。Vista の頃にあったタブはありません。
Windows 7の「画像の挿入」画面は、エクスプローラーと同じ

さて、この現象は、Windows Live™ Solution Center の「Windows 7 にて、Windows Live Writer の [Web] タブが表示されない」で下記のように報告されていました。

原因:
既知の問題として認識された Windows Live Writer の [画像の挿入] ダイアログボックスの不具合で、ライブラリに含まれた画像の挿入ができない現象です。この問題に対処するため、Windows Live の開発チームは Vista や XP の Windows の追加機能として修正する代わりに、「ファイルを開く」 ダイアログの規格へ戻すことに決めました。この結果、インターネットにある画像を挿入するための画面が表示されない状態になっています。

ということで、Windows 7 では、「画像の挿入」に「ファイルから画像を挿入」タブや「Web から画像を挿入」タブは表示されません。

なお、私は、Vista で「画像の挿入」をする際、「Web から画像を挿入」を使っていませんでした。 Windows 7でも下記のように行っています。

  1. ブラウザを起動します。
  2. Windows Live Writer の本文に挿入したい画像の上で右クリックし、IEなら「コピー」、Firefoxなら「画像をコピー」をクリックします。
  3. Windows Live Writer を開き、「編集」画面にします。
  4. 「編集」-「貼り付け」、もしくは、Ctrl+V キーを押します。
  5. すると、Windows Live Writer に目的の画像が挿入されます。

いちいち、画像の URL をコピーしなくても楽なので、この方法で作業しています。

ただし、Firefoxでコピーした場合は自分のブログページに画像データを保存しますが、IEでコピーした場合は先様のWebページから画像データの直リンクをはります。中には、画像の直リンクを嫌がる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご注意ください。

なお、「今後、新しい Windows Live Writer がリリースされた時には機能を追加する予定です。」ともありますので、そのうち修正されるかもしれません。

2010年5月11日

Microsoft Translator Widget に CTF 機能を組み込む方法

ブログパーツ「Microsoft Translator Widget」Microsoft® Translator Widget (トランスレーター ウィジェット)には、Collaborative Translations という「共同翻訳機能」があることを紹介しました。この Collaborative Translations 機能を Translator Widget に組み込むと Collaborative Translation Framework (CTF)という「共同翻訳枠」が表示され、Web 上でいろんな人と共同で翻訳作業ができるようになります。

Microsoft Translator Widget に Collaborative Translations を組み込みたい人は、メールで takakoa@microsoft.com へ連絡します。メール本文は日本語で書いて大丈夫ですが、自動返信ではありません。アメリカ在住の担当者がメールを読んでから返事が来ます。よって、日本との時差の関係上、返事が来るまでしばらく時間がかかります。しばらく待っていると、招待コードが送信されてくるでしょう。

さて、届いた招待コード。Microsoft® Translator Widget のページで使うわけですが、英語のページです。どこをどうやって、どうするのやら・・・???

それでは、招待コードをもらったら、どう作業するといいのかを紹介しましょう。

  1. Windows Live IDを用意します。Windows Live IDを持っていない場合は、Windows Live に新規登録 で作りましょう。
  2. ブラウザで Microsoft® Translator Widget にアクセスします。
  3. ページ右上部の「Sign in」か、画面をスクロールさせて「Collaborative Translations」の「Sign in」ボタンをクリックします。
    ページ右上部の「Sign in」
    「Collaborative Translations」の「Sign in」ボタン
  4. 英語での Windows Live サインイン画面が開きますので、右側のWindows Live ID 入力欄に、Windows Live IDとそのパスワードを入力して「Sign in」ボタンをクリックします。
    英語での Windows Live サインイン画面
  5. Microsoft® Translator Widget に戻ります。画面をスクロールさせると黒っぽく隠されている「Collaborative Translations」の部分に、今度は「Invite code:」と書かれた入力欄が表示されます。ここにメールでもらった招待コードを入力し、「Validate」ボタンをクリックします。
    「Collaborative Translations」の「Invite code:」入力欄
  6. Microsoft® Translator Widget に戻ります。これで、黒っぽく隠されていた「Collaborative Translations」の部分がすっきり見えるようになります。
    「Collaborative Translations」がすっきり見えるようになった
  7. 次は、Bing Developer AppID を取得します。「Collaborative Translations」の「Bing Developer AppID」入力欄の下にある「Bing Developers Portal」の部分をクリックします。
    「Bing Developer AppID」入力欄の部分
  8. 別ウィンドウでブラウザが起動し、Bing Developer Center のページが開きます。
    Bing Developer Center
  9. ページ内の「Create an AppID」リンクをクリック
    右上の方にある「Create an AppID」のリンク
    ※画像は、右上の方にある「Create an AppID」のリンクですが、コンテンツ内にも同じ項目のリンクがあります。どちらをクリックしても構いません。
  10. 「Create a new AppID」ページが開きます。
    「Create a new AppID」のページ
    ここに必要事項を入力します。まずは、「Required information」に入力します。この「Required information」の部分は、必須です。抜けていると AppID がもらえません。なお、入力言語は日本語で入力しても構いません。自分でわかりやすい内容で入力してください。どんなことを入力すればいいのかは、下記を参考にしてください。
    英語 説明
    Application name これから取得するアプリケーション ID の名前
    「Collaborative Translations」とか「共同翻訳機能」でもいいでしょう
    Description これから取得するアプリケーション ID の説明
    Company name ご自身の会社名や所属
    Country/region 住んでいる国
    Email address ご自身のメールアドレス
  11. 「Email address」入力欄の下にあるチェック欄は、何か問題が生じた際、その入力したメールアドレスを使って連絡してもいいかどうかの同意をする欄です。
    「We will use this address to notify you of issues that affect API usage.I also want to receive promotional offers from Bing at this email address.」 
    チェックを付けておくといいでしょう。
  12. 「Optional information」にある「Website」には、お持ちであれば自分の Web ページやブログのURLを記入します。
  13. 「API terms of use」の内容を確認し、「Click here if you agree to the terms and conditions detailed above.」へチェックを付けます。
    「API terms of use」の下にある「Click here if you agree to the terms and conditions detailed above.」
  14. 「Agree」ボタンをクリック
  15. 「Bing API 2.0」というページに移動します。今、名前を付けたアプリケーション名の下に、妙に長い英数字の文字列が表示されていることでしょう。これが、取得できた AppID です。この文字列を選択しコピーします。
    「Bing API 2.0」のページ
  16. 別ウィンドウで開いている Microsoft® Translator Widget に戻ります。Windows Live ID でサインインしていることを確認し、上から順番に必要事項を入力します。入力の仕方は、ブログパーツ「Microsoft Translator Widget」を参考にしてください。
  17. 「Collaborative Translations」では、「Enable Community Translations」(訳:コミュニティの翻訳を有効にする)にチェックをつけます。すると、グレー表示で入力不能だった「Bing Developer AppID:」欄が黒い表示に変わり、入力欄も入力可能になります。
    image
  18. 「Bing Developer AppID:」欄にコピーした AppID を貼り付けます。
  19. Generate widget の「I agree to the Microsoft Translator Terms of Use.」(訳:マイクロソフトの翻訳利用規約に同意します。必須)にチェックをつけ「Generate code」ボタンをクリックします
    Generate widget
  20. Collaborative Translation Framework (CTF)機能が組み込まれた Translator Widget タグコードが表示されます。後は、表示されたコードをコピーして、自分の Web ページやブログに張り付け、表示させます。

なお、このタグコードには、script が使われています。私の「ココログ」では問題なく表示されていますが、ブログサービスの中には、script タグを勝手に書き換えてしまうものがあります。そういうブログサービスでは、Microsoft Translator Widget が正しく表示されませんので、ご留意ください。

開発系の方には、katamari.wankuma.com さんのBing Translator ツール 翻訳 API もどうぞ!

2010年4月18日

Microsoft Translator Widget の CTF機能

ブログパーツ「Microsoft Translator Widget」には、Collaborative Translation Framework (CTF)という機能をつけることができます。(CTF 機能の付いた Translator Widget は、2010年4月現在、招待性プログラムのため、すべての人が利用できるわけではありません。)

2010年4月22日追記:
Microsoft Translator チームより連絡が入りました。この Collaborative Translations 「共同翻訳機能」 (CTF)に興味のある方で招待コードがほしい方、また使い方に質問などがある方は、takakoa@microsoft.com へ連絡してみてください。なお、メールは、日本語で書いて大丈夫です。


2010年5月11日 追記:
招待コードをもらった後、どう作業したらいいのかは、Microsoft Translator Widget に CTF 機能を組み込む方法をご参照ください。

Collaborative Translation Framework を直訳すると「共同翻訳枠組み」なんて変な訳になりますが、これはいろんな人と共同で翻訳ができる枠が表示されるというシステムです。

例えば、私のブログもそうですが、Microsoft 翻訳チームの公式ブログである Microsoft Translator (and Bing Translator) Official Team Blog にも、この CTF 機能が組み込まれた Translator Widget が使われています。

今回は、日本語で説明したいので、Microsoft Translator (and Bing Translator) Official Team Blog さんを使ってどういう仕組みなのか説明いたしましょう。

Translator Widget で日本語に翻訳させてから、その翻訳された文章をマウスでおさえると、下記の画像にあるようなグレーの枠が表示されます。

翻訳された文章をマウスでおさえると表示される枠

この枠の中にはマウスでおさえた部分の原文が表示されているのですが、CTF 機能はその下、「その他の翻訳」をクリックすると表示されます。

「その他の翻訳」をクリックすると表示される枠

上記画像のように「より高品質な翻訳の選択」に翻訳されたものが見えることでしょう。

自動翻訳 の印がある翻訳は、Microsoft Translator による機械翻訳です。この翻訳がおかしいと思う場合は、「編集」ボタンをクリックします。すると、テキスト入力欄が表示されますので、翻訳し直すことができます。翻訳しな直すと新たに 共同作業による翻訳 の印の付いた翻訳が表示されます。このように、CTF は「人間による翻訳」も追加できる機能です。

CTF 機能の付いた Translator Widget は、まだ限られた人しか使えませんが、組み込まれている CTF 機能自体はどなたでも使うことが可能です。これを使って、誰でも翻訳を編集できる仕組みになっています。

また、中には信頼度の高い翻訳 の印のある翻訳もあります。これは、CTF にサインインしてから翻訳されたもので、ブログの管理人や管理人が任命した人が翻訳したものです。

なお、「この翻訳いいな!」と思うものをクリックすると「コミュニティの評価」の数字が上がるようになっています。

コミュニティの評価が0  < コミュニティの評価が1  < コミュニティの評価が2

さて、こうやって共同作業で翻訳されたデータは、Microsoft Translator チームへ送られ、蓄積されます。そして、今後のよりわかりやすい翻訳データとして利用されていくそうです。

参考:Microsoft Translator (and Bing Translator) Official Team Blog : Collaborative Translations: Announcing the next version of Microsoft Translator technology – V2 APIs and widget

2010年4月17日

ブログパーツ「Microsoft Translator Widget」

Microsoft Translator による機械翻訳 で紹介した Microsoft のWeb ページ用の機械翻訳ツールが新しくなりました。

Microsoft® Translator Widget (トランスレーター ウィジェット)

私のブログでもサイドバーに設置してある下記のようなブログツールです。
Microsoft Translator Widget の画像

2010年4月現在、Microsoft Translator でサポートされている言語は下記の30言語。

アラビア語 デンマーク語 ポーランド語
イタリア語 ドイツ語 ポルトガル語
オランダ語 トルコ語 リトアニア語
ギリシャ語 ノルウェー語 ルーマニア語
スウェーデン語 ハイチ語 ロシア語
スペイン語 ハンガリー語 日本語
スロバキア語 フィンランド語 簡体字中国語
スロベニア語 フランス語 繁体字中国語
タイ語 ブルガリア語 英語
チェコ語 ヘブライ語 韓国語

参考:Bing Translator help

さて、このツール、Web ページやブログをお持ちの方なら、どなたでも利用可能です。ただし、説明文が英語です。このページ自体を日本語に翻訳してくると助かるのですが、その仕組みは組み込まれていませんでした。

そこで、今回は、どのようにしてブログや Web ページに設置するためのコードを取得したらいいのかを紹介しましょう。

※すべてのブログで使えるわけではありません。セキュリティ的にタグを書き換えてしまうブログサービスの場合は使えません。(例:Windows Live Spaces, Wordpress.com)

  1. Microsoft® Translator Widget にアクセスします。
    Microsoft Translator Widget  のページ
  2. Site address 欄に、自分の Web サイトやブログの URL を入力
    Site info "Site Address"
  3. Site language 欄では自分の Web ページやブログで使われている言語を選択します。日本人の場合は、日本語なので「Japanese」を選択します。
    Site language
  4. Translation では、翻訳方法どうするのか選択します。翻訳を Translator Widget で制御したい場合、「Display widget control」にチェックを付け、5に進みます。ここでチェックを外した場合は、6に進みます。
    Tanslation の項目
  5. Translation settings で どのように自分のページを翻訳させるのか決めます。
    image
    Manual(手動) アクセスしたユーザーが Translator Widget を使い、自分で翻訳するかどうかを選択してもらう
    Notify(通知) アクセスしたユーザーがこのページで使われている言語と違う言語のシステムの場合、翻訳するかどうか自動的に通知する
    Auto(自動) アクセスしたユーザーがこのページで使われている言語と違う言語のシステムの場合、自動的に翻訳を開始する
  6. Color や Widget width で表示に使いたい色と幅を決めます。幅は、200ピクセルから360ピクセルまで設定可能。なお、設定した色や幅は、右側の「Preview」で確認できます。
    Color(色)と width(幅)の設定画面
  7. Collaborative Translations とは、「共同翻訳機能」のことです。ただし、2010年4月現在は、招待性プログラムです。Invitation Code と呼ばれる招待コードをお持ちの方のみ使用可能。
    Collaborative Translations
    2010年4月22日追記:
    Microsoft Translator チームより連絡が入りました。この Collaborative Translations 「共同翻訳機能」 (CTF)に興味のある方で招待コードがほしい方、また使い方に質問などがある方は、takakoa@microsoft.com へ連絡してみてください。なお、メールは、日本語で書いて大丈夫です。


    2010年5月11日 追記:
    招待コードをもらった後、どう作業したらいいのかは、Microsoft Translator Widget に CTF 機能を組み込む方法をご参照ください。


  8. Generate widget の「I agree to the Microsoft Translator Terms of Use.」(訳:マイクロソフトの翻訳利用規約に同意します。必須)にチェックをつけ「Generate code」ボタンをクリックします
    Generate widget

以上で、自分の Web サイトやブログ用の Translator Widget タグコードが表示されます。後は、表示されたコードをコピーして、自分の Web ページやブログに張り付け、表示させます。

さて、私のブログでは、Translation settings を Notify(通知)にしてみました。言語を英語に設定したブラウザでアクセスすると、自動的に Translator のバーが起動し「Translate this page?」と聞いてくれました。
言語を「英語(en-US)」にした場合

Translator バーの右向きの三角ボタンをクリックすると、翻訳が始まります。

違う言語で翻訳したい場合は、言語の下三角ボタンをクリックすると変更可能です。
翻訳言語を変更したい場合

フランス語でアクセスするとこんな感じ。
ブラウザの言語がフランス語の場合

日本語と英語以外は全く読めませんが、一挙に Global なブログになった気分です。

参考:Microsoft Translator ツール

2010年4月18日 追記:
この続きがあります。Microsoft Translator Widget の CTF機能 でどうぞ。

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