オスプレイ低空飛行訓練で県内抗議行動
米軍の新型輸送機「オスプレイ」が、6日から岩国基地を拠点に低空飛行訓練を行うことを受け、市民グループが抗議の座り込みをしました。沖縄県普天間基地所属のオスプレイ3機は、6日から8日までの3日間、岩国基地を拠点に四国から紀伊半島へのルートで低空飛行訓練を行います。これを受け、平和公園の原爆慰霊碑前では、市民グループ40人が座り込み、訓練の中止とオスプレイの国内配備撤回を訴えました。参加者からは「日米合意に違反する飛行が多い」などといった抗議の声が上がっていました。憲法と平和を守る広島共同センターの利元克巳事務局長は「沖縄でやるのも許してはいけないけど本土でも許さない」と話しました。市民グループでは政府やアメリカ大使館に抗議文を送ったということです。
(03/05 17:11)