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2012年6月 7日 (木)

「田中真紀子の隠し子」を自称した作家・寺西一浩、なぜか講談社などが『後押し』

Images2Images3かつて、「田中真紀子の隠し子」を自称していた寺西一浩という作家がいる。この寺西、2008年に「(社)日本音楽家協会」という団体の会長に就任。その際に、デヴィ婦人が自らのブログで、「協会は何ゆえ寺西一浩のようないやらしいペテン師の新宿2丁目のゲイを会長にしたのか」と批判したことで週刊誌沙汰となり、“自称”のウソとペテンぶりがバレて、しばらくは大人しくしていたものと見られていた。

しかし、2010年に講談社から出版した小説『女優』を、自らがメガホンを握り、日中合作で映画化したとして、この7月に上映会を計画している。しかも、あろうことか、文科省推薦作品となり、今年外務省が行う、「日中国交正常化40周年記念事業」にも認定されている。

様々な法螺を吹き続けてきた寺西だけに、周囲に公言しては実行しなかった計画は数多ある。寺西は自らのブログで今回の映画がほぼ完成したとしているが、過去には、自身の“若い男好き”の趣味が嵩じた小説デビュー作である、『東京ミッドナイトベイビー』の映画化を喧伝したものの自然消滅させた「前科」がある。それだけに、「蓋を開けてみるまでは分からない」(寺西を知る人物)との見方も当然だ。しかし、「法螺話で終わった前作は弱小出版社の版元の上での話だったが、今回のバックは講談社だから」(同前)と、自らメガホンを握ったかの真偽は別にして、どうにか上映だけには漕ぎつけるのではないか、と見られている。

それにしても、「田中真紀子の隠し子」を自称して顰蹙を買った人物が、真紀子の父・田中角栄の功績である「日中国交正常化」を祝う事業に参画するというのはブラック・ユーモアでしかない。外務省にしても、寺西の表敬訪問を受けた平野博文・文部科学大臣にしても、この男の素性を知ってのことなのだろうか。

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日本音楽家協会は6/1破産。

投稿: | 2012年6月 7日 (木) 19:39

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