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福島第一原発80キロ圏内 放射線量4割減3月5日 5時37分
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東京電力福島第一原子力発電所から80キロ圏内の、地上1メートルの放射線量は、去年11月までのおよそ1年間で、平均でおよそ40パーセント減少したことが文部科学省の調査で分かりました。
これは、文部科学省が、地上で得られた放射線量の実測値と、ヘリコプターで調べた上空の値から計算して導き出したもので、今回の調査は、去年11月に行われました。
それによりますと、原発から80キロ圏内にある14万か所余りの地上1メートルの放射線量は、1年前のおととし11月と比べて、平均でおよそ40パーセント減少したことが分かりました。
この期間に、自然に減少したとみられる放射線量は21パーセント程度で、それより20パーセント近く下がったことになります。
これについて文部科学省は、「雨などにより放射性物質が川や海などに流れたことが原因として考えられる」と話しています。
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