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(新)第三の隣人 中国朝鮮族

東京銭湯業界の秘密〜北陸人が支えた歴史
カテゴリ:歴史・民俗
コメント(6件)
2011年01月15日 21:47

 先日、うちの中国朝鮮族嫁と一緒に、東京銭湯業界の大立て者である笠原五夫氏の講演を「葛飾区立郷土と天文の博物館」で開催されたので、聞いてきた。この人の話しは本当に面白い。かねてより、東京銭湯業界は、北陸人が支えてきたという話はチラと聞いたことがあるのだが、実体験に基づく話は興味深い。詳しく知りたいという人がいれば、同氏が執筆した「東京銭湯三国志」(文芸社)があるので、是非それをご高覧頂くとさらにわかりやすい。私自身、この「葛飾区立郷土と天文の博物館」に行くことが多いのだが、ここのイベントは民俗学を趣味にしている人にとっては、宝庫であると言っていい。優秀な学芸員がいると思う。
 話は銭湯業界に戻るが、今の銭湯業界は二世三世の時代に入り、かつては東京には2,600軒くらいあった銭湯が次々と廃業し、それが今や850軒くらいになってしまった。Shinwa家もそうだが、高度成長時代に内風呂を作るというのは贅沢だった。だから、昔の藤子不二雄や「サザエさん」の漫画を見れば分かるが、銭湯に行くシーンがちりばめられていたのは、庶民のほとんどが銭湯に行っていたからだ。それが内風呂の普及によってだんだんと銭湯に行かなくなった。銭湯を廃業すると一番多いのは土地があるため、マンションを建設するという。そして不動産の上がりで食べていく元銭湯業者も多いのだ。

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