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黄砂 6日以降日本に広がるか3月5日 18時40分
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気象庁によりますと、黄砂は、6日以降、偏西風などに乗って日本の上空に広がると予想されています。
気象庁は、黄砂の広がりを予想するため、▽地上から上空23キロまでの高さの「大気中の黄砂の濃度」を予測しているほか、洗濯物や車の汚れなど生活の影響を考える際の情報として役立ててもらうため、▽地上から上空1キロまでの高さの「地表付近の黄砂の濃度」を予測しています。
このうち「大気中の黄砂の濃度」の予測によりますと、黄砂は、大陸の砂漠地帯で上空に巻き上げられたあと、偏西風などに乗って東へ移動し、6日の朝以降、8日にかけて日本の上空に広がり、濃度が次第に上がると予想されています。
一方「地表付近の黄砂の濃度」の予測によりますと、今月8日の未明ごろから九州付近で濃度が上がり、視界が悪くなる見込みです。
その後、次第に西日本や東日本に広がると予想されています。
黄砂は西日本を中心に沖縄から北海道まで全国で春に観測されることが多く、月別の観測日数の平年値は3月は6.9日、4月は9日、5月は4.1日となっています。
観測を始めて以来最も多かった平成14年には、3月は14日、4月は18日など月の半分程度に上りました。
気象庁によりますと、ことしは黄砂は1月に2日観測されていて、これから本格的に飛来するとみられます。
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