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著名人コラム

津田大介氏 iPhoneを語る

2012年9月12日

みなさん、こんにちは。ジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介です。iPhoneは3G、3GS、4、4Sと全ての世代でソフトバンク版で利用してきたヘビーユーザーです。

僕にとってiPhoneとはどんな存在か。仕事上なくてはならない重要なパートナーです。僕はもともとITやメディア関係のジャーナリストでしたが、2007年頃からリアルタイムに目の前で起きていることを効率的に伝えられるツイッターを「報道」目的で使い始めたことで、注目されるようになりました。そうした活動もあって、今ではNHK総合の『NEWS WEB 24』や、J-WAVEの『JAM THE WORLD』のような生放送中に視聴者・リスナーの皆さんの意見をダイレクトに募集し、インタラクティブにその内容を番組内の構成に反映していく番組のナビゲーターなども務めています。

2011年3月11日の東日本大震災以降は、東北に行って現地の生の情報をツイッターで発信することも増えました。外出先で知り得た事実をリアルタイムでツイートして、現地の人からさらなる情報を得たり、目の前の状況をビジュアルでわかりやすく伝えるため、写真や動画を撮影し、すぐにネット上にアップできるのもiPhoneの魅力です。

長めの取材に行く時は、大きなデジタルカメラを持って行くこともあるのですが、普段はiPhone 4Sのカメラで写真を撮っています。4Sは高機能なレンズが搭載されていて、綺麗な写真を撮ることができるんですよ。普段使いのカメラとしては十分な性能を持っている。それと、ぼくがよく使うのは「Instagram」というカメラアプリです。Instagramは、ちょっとレトロなフィルターなどを使って、おしゃれな写真を撮影できるカメラです。Instagram自体がSNS機能を持っているので、自分のフォロワーに写真を共有したり、それからTwitterやFacebookに写真を投稿することもできます。

もう1つ、仕事という意味ではスケジュール管理もすべてiPhoneです。取材や講演など、毎日いろんなところに行かなければならないため、iPhoneでのスケジュールチェックは欠かせません。僕のスケジュールは、全てネットのカレンダーサービス「Google Calendar」で管理しています。iPhoneのカレンダーは、Google Calendarと同期できるので、移動中などパソコンが使えない場合でも、iPhoneだけで予定をチェックできます。複数の会社にまたがったスタッフたちと予定を共有しているため、他人の予定を知りたいときは「Calengoo」というアプリで効率よく予定を確認しています。

移動の合間はツイッターを見ていることが多いです。僕が愛用しているツイッタークライアントアプリは「SimplyTweet」。かゆいところに手が届く仕様で未読管理も優れているので、なかなかこれ以外のアプリに移れないんですよね。

さて、去年からiPhone 4Sを使い続けてきましたが、そろそろ新しいiPhoneが発売されると聞いて楽しみにしています。

ぼくが注目しているのは、iPhone 4Sから使えるようになった「Siri」ですね。iPhoneに向かって話し言葉で質問すると、まるで人間のようにSiriが答えてくれます。急いでメモをとらなくてはいけないときも、Siriに「新しいメモ」とお願いすれば、話した内容をメモに残してくれます。

新しいiOS 6では、Siriがもっと賢くなると聞きました。例えばいま居る場所の近くのおすすめのレストランを探したり、野球のゲームの結果を教えてくれたり。そうなれば、iPhoneでキーワードを入力して検索する手間もはぶけますよね。

それと、「地図」アプリケーションにも期待しています。今度のiPhoneでは、まるでカーナビのように使えるようになるとか。

はじめて登場した時から、ずっとそのとき一番のスマホだったiPhoneが、また新しくなります。これ以上、どこを良くするんだろう?と思ってしまいます。でも、新しいiPhoneが出るたびにぼくたちを驚かせてきたAppleですから、きっとまた僕たちが想像もできないようなものを見せてくれるだろうと思っています。

え? 新しいiPhoneはどうするって? 発売が決定したその日に速攻で予約します。最先端のテクノロジーに常に触れておくのは僕の仕事ですから。こういう仕事をしていて良かった!(笑)

現在のiPhoneはソフトバンク版とau版の2種類がありますが、僕が利用しているのはソフトバンク版です。なぜかというと、au版は回線の種別が違うため、「電話転送」「割込通話」「発信者番号」といった電話機能が設定項目が用意されておらず、本体から利用できないんですよね。au版の場合これらは端末側で設定するのではなく、4桁番号を使用して音声ガイダンスを聴きながら設定しなきゃいけない。端末本体から数秒で設定できるソフトバンク版と比べると、これはつらい。

もう1つソフトバンク版でないといけない理由は電話でスケジュールの調整をすることが多いからですね。前述の通り、僕の場合、予定はGoogleカレンダーですべて管理しているので、電話で「○○日の予定は?」と聞かれたときに、他人の予定まで含めて確認しようとすると、通話しながらネットに接続できる必要があるんです。au版は回線方式の問題でスピーカーフォンにして通話しながらネットで調べ物ということができないので、そこは大きなマイナスポイントですね。

iPhone 5が発表されましたが、au版はまだその制限が付いているので、通話しながらネットもするというスタイルでiPhoneを使っている人はソフトバンク版を利用した方がいいと思いますね。

津田大介(つだ・だいすけ)

津田大介(つだ・だいすけ)
1973年生まれ。東京都出身

ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。早稲田大学社会科学部卒。関西大学総合情報学部特任教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。NHK「NEWS WEB 24」ネットナビゲーター。TOKYO MX「ゴールデンアワー」木曜MC。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。

メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」の創業・運営にも携わる。主な著書に『Twitter社会論』(洋泉社新書y)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

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