国内3キャリア完全対応
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ソフトバンクのドラ１ルーキー・東浜が４日、都内のホテルで行われた新人研修会で“ビッグ４対決”を制した。メディア対応に関する講義で、日本ハム・大谷、巨人・菅野、阪神・藤浪とともに模擬インタビューを受けると、講師役を務めた深沢弘氏が思わず舌を巻く回答ぶり。爽やかで知的なイメージに、地元・沖縄の企業が早くも熱視線を送っており、活躍次第ではＣＭに引っ張りダコとなりそうだ。
元ニッポン放送の名アナウンサー・深沢氏を招いての「話し方、インタビューへの対応」と題された講義で、東浜が他のルーキーを圧倒した。
新人選手を代表して大谷、菅野、藤浪と受けた模擬インタビュー。「君の（これまでの）インタビューを見て楽しみにしていた」という深沢氏の前で、キャンプの感想、将来目指す野球選手像などを堂々と回答。野球実況歴５０年にも及ぶ名アナウンサーを「想像したとおりだったですね。元気で明るい。人間的に明るいんでしょうね。言葉に張りと切れがあった。内容もあったしね。（４人の中で一番は）東浜君でしたね」とうならせた。
東浜は「慣れてくるものだと思います。大学のときも高校のときも、人前で堂々としゃべるようにと言われてきたので」と照れ笑いを浮かべたが、洗練された話しぶりは既にベテラン顔負け。加えてさわやかで知的なイメージもあり、好感度は抜群だ。地元・沖縄の企業からは早くもＣＭキャラクターとして熱視線を浴びている。
沖縄県内のＣＭ制作を手がける広告代理店・有限会社ライズの担当者はこう話す。「注目度はナンバーワンですね。今年の活躍で引っ張りだこになる可能性は大でしょうね。（沖縄尚学時代に）甲子園の優勝投手ですし、大学で活躍したこともみんなが知ってます。母校で教育実習をしたような真面目な部分も素晴らしいと思います」。
実際、沖縄の大手企業も興味津々。県内で最大のシェアを誇るオリオンビール株式会社の営業戦略本部の担当者は「われわれが誇りに思える選手。あくまでも個人的な意見ですが、清潔で爽やかな彼のイメージは弊社のビールにピッタリだと思います」とコメント。県内最大のコンビニチェーン・沖縄ファミリーマートの広告宣伝部担当者も「沖縄のいいところをすべて集めた選手。高校のときには沖縄に元気を与えてくれましたからね。弊社の場合、コンビニなので身近なイメージを出したい。東浜君には嫌がられてしまうかもしれないが、素の部分を出してもらって楽しい感じにできたら。ＣＭ出演が可能なら、こちらから頭を下げて頼みたい」と話した。
まずはビッグ４対決の“第１ラウンド”快勝した東浜。地元の後押しを受け、グラウンドでの対決も制して新人王へ突き進む。
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