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女装の花園小説館
男に抱かれて私は女になるの
危険な誕生日プレゼント
危険な誕生日プレゼント



 テーブルには色とりどりの食材が並べられている。その中央には巨大なケーキが置いてある。
 ソファーの上には山積みになったプレゼント。
 言っておくが今日はクリスマスとかではない。あくまで私の誕生日だ。
 お母さんは何を血迷ったのかローストチキンを焼いている。だから今日はクリスマスじゃないってのに……子どもの誕生日にはしゃぎすぎるのはうちの親の悪い癖だ。
 たくさんのプレゼントには私の好きなゲームやぬいぐるみ、アクセサリーなどに至るまでバリエーションに富んでいた。中学生にもなるとあまり子ども扱いはされたくなくなるが、まだまだ誕生日にプレゼントぐらいは欲しくなる年頃だ。これだけ祝ってもらえれば普通は満足するだろう。

 だけど、私はちっともうれしくなかった。
 もちろん親のはしゃぎっぷりに鬱陶しさも感じるが、感謝もしている。しかし、子どもが本当に欲しいものを理解していない。だけど、「アレ」ばかりは流石に私の口から親に欲しいだなんていうことはできない。
 誕生日パーティが終わると私はプレゼントを抱えて自分の部屋に戻った。そしてそれらで遊ぶこともなく、すぐにパソコンのスイッチを点けた。
「はぁ……」
『SMグッズ 新作入荷』
 そう書いてあるサイトを見て私はため息をついた。
 新作とはいってもサイズやデザインが違うだけでその値段は他のとほぼ同じだ。中学生の私にとってはとてもじゃないが買える値段ではない。
 このサイトはムチやボンテージから浣腸器までSMに使うものならほとんどなんでも揃っている。しかし私はこれらに興味は(ちょっと欲しいとは思うが)なかった。私が一番欲しかった道具はたった一つだった。
『ペニスバンド新作4000円』
「やっぱり買えないなあ、ペニバン」
 サイフを見ても2000円ほどしかない。他に使うことを考えるとあと数ヶ月我慢して貯金しなければ買えないだろうが、あいにく私にそんな根気はない。
 ちなみに私はサドだとは自覚しているが、決してレズではない。では何のためにこれが欲しいのか……
「ただいまー」
 弟の声が玄関から届く。お姉さまがハッピーバースデーだというのに、呑気に塾でお勉強とは生意気なヤツだ。おそらく私が誕生日だということすら忘れているだろう。しかしそんな生意気さがどこか可愛らしかった。
「はぁ、どうしよう……」
 私には一つの欲望があった。それは弟を自分のものにしたい、自分だけの性奴隷にしたいというものだった。
 これは一種の恋愛感情なのかもしれない。弟は私に似て可愛らしい顔をしている。私はいつしか弟に恋心を抱くようになり、それが加虐願望さえも生み出していった。
 このペニバンで弟を犯したい。姉と弟の許されない関係だけど、それでも私は弟が好きだった。
「もういいや。寝よ」
 弟を犯すのは私の経済力がもっと安定してからになるだろう。しかし、その頃には弟に彼女が出来ているかもしれない。だから私の願望は最早諦めモードだった。
 だから私は考えるのをやめてベッドに潜ろうとした。
 しかしその瞬間……
 ゴトッ!!
 ベッドから何か転げ落ちた音がしたかと思うと、そこに見慣れない包みが届いていた。
「何これ?お父さんたちからのプレゼントにこんなのあったっけ?」
 見覚えないとは思うが、なにせあれだけのプレゼントだ。私が確認し忘れていたかも知れない。包みにはメッセージカードが添えられており、そこには「Happy birthday」と書かれていたから恐らく私への誕生日プレゼントであることは間違いないだろう。しかしその字はお父さんのでもお母さんのでもなかった。崩し文字にしたって崩しすぎなほど下手糞すぎた。私は誰からだろうと思いつつも恐る恐るその包みを空けてみることにした。
「嘘、これって……」
 そこにあったのは真っ黒なペニスバンドだった。ためしにはめてみたら私のサイズに合っていた。
 更に私は包みの中に一枚の手紙が入っているのに気がついた。
『お誕生日おめでとう プレゼントに君が一番欲しかったものをあげよう』
 これまた下手糞な字でそう書かれていた。
 手紙には更に続きが書かれていた。
『特別サービスもしてあげるから、すぐに弟さんの部屋に行きなさい』
 手紙はそこで終わっていた。差出人の住所はおろか、名前すら書いていない。
(一体誰?何でこんなものを……?特別サービスって……?)
 なんて普通感じるはずの疑問を感じる間もなく、私は弟の部屋へ直行した。
(誰かは知らないけどありがとう。これであいつは私のもの!!)
 今の私の頭にはそれしか考えることがなかった。

 私は弟の部屋の戸をトントンとノックした。
「入るよー」
「うわ、馬鹿姉、入るな!!」
 どこまでも生意気なヤツ。どうせオナニーかエロ本か、思春期の男の子ならやっていそうなことをしているに違いない。それだったら私はもっとエロいことをこれからするわけだから見られてもいいだろう。そう思った私はかまわず部屋に入った。
「うわ!!入るなって言っただろ!!見んな、馬鹿!!」
 弟の罵声と共に私の目に映ったものに一瞬私自身立ち止まってしまった。
(これが、特別サービス?)
 弟はセーラー服を着ていた。アイツが自分で買って着ているとは思いにくいからそう考えるのが手っ取り早かった。しかし、その姿は同性の私でも惚れてしまいそうになるくらい可愛らしかった。
「あ、いや、これ違うんだよ!!なんか部屋に置いてあったから、冗談半分で着てみただけで――」
 弟の必死な言い訳を聞くこともなく私はヤツの姿に見入っていた。
 昔私はコイツに無理矢理女装させたことはある。しかし大きくなった今ではそんなことは到底できない。だから、こいつが女装した姿なんて滅多に見ること出来るものではなかったから悪くない特別サービスだと思った。
「じ、じろじろ見るなよ……」
 弟は見られるのが恥ずかしかったのかすぐさまベッドにもぐりこんでしまった。恐らく私に変態とか思われているのが怖かったのだろう。
 私は条件反射で弟のベッドに飛びつき、布団を捲った。
「変態」
 私がそう言うと弟は気恥ずかしいのか口をパクパクさせて黙り込んだ。本人は抵抗のつもりだろうけど、私の目から見ればまるで餌をねだる金魚みたいで可愛かった。
「どうしたんだよ、お姉ちゃん……」
 弟の顔が段々とおびえていった。こいつがお姉ちゃんなんて呼ぶのも久しぶりだ。いつもは「姉貴」「馬鹿姉」としか呼ばないくせに。私のことが相当怖いのだろう。
 でもだからといってやめるつもりはない。寧ろこの表情が私のサド心をくすぐっていった。

 私は弟の唇に顔を近づけてそのまま深いキスをした。
「んんっ……ぷはぁ」
 歯、磨いてないな。コイツは――
 これじゃあせっかくのエロティックでドキドキするシーンが台無しだ。
「やめ、てよ……」
「何言ってんの?これからだよ」
 そう言って私は上のパジャマを脱いだ。
 その後間を置いて胸の谷間を見せてから今度はブラジャーを外した。そうやって少しずつ胸を見せていったほうがコイツの反応も一層可愛くなると思ったからだ。現にコイツは顔を赤らめながらも露になった私の乳房からなんとか目を背けようとしている。
「やっぱあんた可愛いよ……」
 しばらく胸を見せた後、今度は下のパジャマに手をかけた。
 そして今度は下着も一緒に脱いだ。しかし、本来ならそれで私は全裸になっておまんこが丸見えの状態になるが、今回はそうならない。そこから現れたのはあらかじめ下に着けていた例のペニスバンドだった。
「なんだよ、それ……」
 弟は明らかに困惑した様子だった。
「まだあんたからもらってなかったよね?誕生日プレゼント」
 私はそう言いながらさりげなく弟のパンティに手をかけた。
「私に頂戴。あんたの処女」
「ちょ、ちょっと……嘘だよね?まさか、本気でそんなもの入れるつもりじゃ……」
 口では嫌がっているが、弟のパンティはこんもりと盛り上がっている。どうやら勃起しているらしい。少しさすると弟は「あぁっ」と軽い喘ぎ声を出した。
 そのままスカートを捲りパンティーをずり下ろすと、ギンギンに勃起した弟のおちんちんが露になった。その大きさが子どもの使うクレヨンぐらいしかないから笑わせる。
「やめてよお姉ちゃん……」
 弟の声が段々弱々しくなってくる。だが、そこで甘んじてやめるつもりなどない。
 プレゼントに付属していたローションをペニスバンドに塗りつけた。同時に、弟の肛門にもローションを塗った。少し指を入れるとと弟は「あぁぅ」と変な喘ぎ声を出した。
 その喘ぎ声が合図となり、間髪を入れず私はペニスバンドを弟のお尻の穴に挿入した。
「やめて、お尻の穴が変になっちゃう!!」
「いいよ。むしろどんどん変になっちゃって。お尻のおまんこでどんどんイッちゃって」
「そんな…あぁっ!!」

 私が腰を動かすと弟の顔が次第に火照ってくる。その間抜け可愛い顔といったら、下手なAV女優の何倍もイッちゃってた。なんだかんだいってコイツは嫌がってない。私に逆アナルされて喜んでいる、真性のマゾなんだ。
「セーラー服着ながらお尻にペニパン入れられて喘いじゃって……もうすっかりマゾじゃない!いい?イクときはイクって大きな声で言うのよ」
「も、もうイキそうです……助けて……」
「聞こえない」
「もうイキそうです!!」
 弟の声はがむしゃらでもうどうにでもなれという感じだった。そりゃあこんなシチュエーションだし、そうなるのは仕方ないけど……大きすぎて下にいるお父さんかお母さんに聞こえたかな……?
「大きすぎ!!もうちょっと声のトーン落としなさいよ」
「そ、そんなこと言ったって……あぁ、もうダメ!!」
 どぴゅっ!!
 弟のおちんちんから精子が勢い良く発射された。
 それと同時に私は腰の動きを止めた。
「あーあ、まだ私イッてないのに……見てよ。精子こんなに飛び散ってさ、私の体にも付いたじゃない」
 私は自分の体に飛び散った精子を指につけると、それを舐めた。
 正直言ってまずかった。
「お姉ちゃん……」
 生意気な弟が陸に上がった魚みたいに腑抜けていた。
「いい?今度からは私をイカせるまでやめないからね。明日も、明後日も、ずっと……」
「はい……」
「もうあんたとは姉弟じゃないわ。あんたは私の奴隷よ。私のことはお姉さまと呼びなさい」
「はい……」
 どっかの官能小説から台詞を拝借して、私は弟を見下した。
 これで、弟は私のものだ。誰だか知らないけど、私にペニスバンドをくれた人に心の中で感謝をしていた。

 ん?ちょっと待って……そういえば結局誰からのプレゼントなんだろう?
 私が疑問を抱いていると、部屋のドアがガチャッと開いた。
「あら?もうやっちゃってるんだ」
「お母…さん?」
 部屋に入ってきたのは紛れもなく母だった。ちなみにこの人は外見だけなら20代だ。 母は全裸だった。しかも、私のと同じようなペニスバンドを着けていた。
「どう?私からの誕生日プレゼント。気に入ってくれた?」
「え?このペニスバンドも、セーラー服も?」
「ええ。びっくりさせようとこっそり部屋に置いといたの」
「嘘?だってこの手紙の字はお母さんのと違うし……」
「あ、これ?筆跡でバレないように足でペンを挟んで書いたの。お父さんを足コキする要領でね」
 なるほど。それでこんなに汚い字なわけだ。器用な上に知能犯だ……てか、足コキって毎晩うちの両親はなにやってるんだ……?
「と、いうわけで……」
 お母さんの顔が段々妖しくなっていった。
「今日はお母さんの誕生日よね?」
 そういえば…お母さんと私の誕生日は一日違いだった。時計を見るともう午前0時を回っている。ということは、今日はお母さんの誕生日なわけで……
「だから二人ともお母さんの誕生日祝ってくれないかな?」
 お母さんはにっこりと笑っているけど……弟は怖がった顔しながらも、しっかりとおちんちんを勃起させていた。
「今夜は寝かせてあげないからね。三人で楽しい一晩を過ごしましょう」
 あはは……こういうオチですか?なんとなくは読めていましたが。

 その夜、私たちは三人で心行くまで楽しんだ、ということにしておいて下さい(泣)

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