| 事故の原因 |
事故品の破損した部品の三箇所の溶接長さは一定しておらず溶 接長さの不足があったことが確認されたことから、溶接強度が不 足していたものと判断した。 |
再発防止策 |
輸入事業者である株式会社ニトリは、製品の品質の安定をはか るため当該事故で破損した部品の溶接部分を一部であったもの を全周とし、更に、その溶接部の下に補強鋼鈑を追加して製品の 強度をはかる改良を行った。 ひなこ的突っ込みポイント。え?じゃあそれ以前に売られていたのは? |
です。
こんだけのことに二年。
で、ですよ………
磨結子のやつはのんきにも
「ニトリはちゃんと同型製品で同じ溶接での不具合があったと届け出ていたよ、そこはちゃんとしていて良かったよね。経済産業省としては製品の検査体制や作成時の技術的な問題の発見の指導をしたそうだよ」
なんて言ってるんですもん。
あんたぬるいわよっっって一喝しました。
磨結子も
「しかしこっそり改良して売ってるのはいかんねぇー」
とか返事してきましたが。ぬるい。のんきすぎる。
不買させるという気概はお前にはないんかぁぁってメールしましたところ
「そんなのしたって意味ないし。そこまでの悪ではないでしょう?
ちゃんと届け出て改良したということ自体はいいことだもの。
あと一歩、コンプライアンスというならば改良したんだよってディスクローズがあったらもっといい企業であったのにね」
とメールが来ました。
昔からあんたのそういう………お人よしがゆるせんのは私だけなのか………
しかし、磨結子の言うのにも一理ありまして。
調べてみてものすごい数の事故の山にくらくらしたひなこでございます。
これ全部重症事故ですか?って目を疑いました。
重傷でないと判断されたら、載らないから重傷なんだよ………
かー………まぁね。細心の注意を払っていても製品の不具合はあるのはまあ解らなくもないよね。
自分たちだって物づくりの現場にいるわけだし。
くしくもね。
明日が結審。
その前の日にお役所からも事故の原因は製品の不具合でしたよってお墨付きが出たわけです。
で、それに対してニトリとしては改良という手段をとりました、とね。
でもね。ひなこは思うわけですよ。
全体重がかかるものなのにね。
全部溶接してなかったんですか?
ものつくりの現場にいるものとして思うわけですよ。
私やエックスの会社ってね製品としては下地とか部品とかに携わる会社です。
私たちの技術がね、いわゆる皆さんご存じのМ電気ですとかにいくわけで、そこで製品という形になるんですけどね。エックスの会社はもっと別の部品とか工業用ロボット系などの部品などですけどね。
電化製品だからなのかもしれないけど、ものすごい安全計算やってるんですよ。
万が一が起こらないようにってね。
なのにですよ。
人の全体重を支える溶接部分なのに全周囲固めてないって明らかに強度計算としておかしいよね。
百歩譲ってギリだとしても。
ギリでいいとは製品の作り手は考えないもののはずなんだけど。
少なくともうちの系列はそうだよ。
一本足の椅子の足の地面との接地面を支える一番大切な溶接部分。
三か所しか固定してなかったって………
普通に考えても空洞部分があるというだけで相当に強度計算としては落ちる。
これどういう強度計算結果だとかは全く出されていないわけですよ。
こんなちゃちな発表でいいのかってこともまた問題提起していかないと。
強度計算の根拠となった資料は?全部出してしかるべきでしょ?
専門家の再計算でもばっちこいやって発表でなきゃ、意味も何もあったもんではないよ。
まーね。
企業側としてはこのぐらい甘いほうが正直助かるけど。
ユーザとして子供たちの未来を考えたとき、どうなのって思うよ。
正直、強度や設計でまじめにやってないところもあると思うよ。
何よりもさお役所はね、磨結子に「この事故は単品事故であった」と回答しているわけだけれど。
上記の原因ならば、過去に売られていたものについては強度が不足している可能性が高いという結果が導き出せるよね。
たまたま、重症となる事故ではなかったとしても。
足が折れていないと推察するのに無理がある。
もちろん役所の限界はあるから。
すべてを調べられるわけではないから、掘り下げられないからふたをするしかなかったということなんだろうけど。
私が今書いたような疑問をばばばばっとメールしたら
「ひなちんー………天下の名門企業と一代で登ってきた企業を比べちゃいけないんではないの?これからいい企業になってくれればいいのよ。もう事故を起こさないでって言いたいのよ」
と帰ってきました。
「事故、おこし続けとるやないけ」
とは返せませんでした。
のでここに書いてるんですけどね。
磨結子の気持ちとしては恨みつらみよりはきちんとした回答なりがあればいいってことなんだろうな。
わからなくもない。
怒る気力すらないんだろうな。
正直、そんなもんよりも。
正しいきちんとした判決をもらって、このことに蹴りをつけて治療にかかりたいんだって気持ちなんだろうね。
もともとニトリは「製品の瑕疵」については自分のところの不具合だと全部認めているからね。
うん。まあね。それもわかる。
本人がいいというならば、私がそれ以上を言うべきではなかろうし。
とりあえず判決を見るまでは黙っときましょう。
しかしだね。
資料は取り寄せてみるしNITE強度の検査資料開示をできないのかは問い合わせてみよう。
なぜって??
イスの根元三か所しか溶接せんと人様の腰骨おるって結構でかいと思うの。
ぐだぐだぬかす前に最初から壊れんように作っとけって、私はいいたいわ。
てゆーか私なら言うわ。
万が一ここから先ももめる展開になりそうなときはのしつけて叩きつけてやりたいから。
あらかじめとっとくのがいいと思うのよ。
いろいろ開示の壁とかもあるでしょうしね。
磨結子も
「判決だけは出るまではわからないよ。
100パー安心だと思ってても人のすることだから」
って言ってました。
ほんとは私も少し不安です。
正しい判決が出るとは期待しているけど。
世の中あまりにもわけのわからない判決が多すぎるんだもの。
正しい判決が出ますように。福岡地裁の小倉の合議部の判事さんが正しい判断をしてくれますように。ってね。
祈るしかないよね。