ネットアノニマスとは | IPアドレスを偽装したい理由
インターネットに接続するとIPアドレスが自動的に設定され、そのIPアドレスから、どのプロバイダーを使用しているか、どこの国のどの地域かなどが、アクセスした相手先にはある程度バレてしまいます。
チェニジアで起きた民主化運動「ジャスミン革命」においても
IPアドレスを偽装するソフトが使用されたのはそのためです。
ネットアノニマスはインターネット上において住所とも言えるIPアドレスを20カ国以上に偽装して、”安心・安全なネット接続を可能にするソフトです
ネットアノニマスの特徴
ワンクリックでIPアドレスを偽装できる
米国やその他国からのアクセスであるように見せかけることが可能
選択できる国の数は日本を含む20カ国以上
日本からのアクセスを拒否するサイトも突破できる
いろいろ使える自動クリック機能
ネットアノニマス徹底レビュー
はじめまして、32kakuと申します。
試用期間の無いツール等のレビューサイトを運営しており
みなさんが後悔しない買い物が出来るよう、お手伝いをさせていただいております。
実際に購入して検証し、使い勝手やコストパフォーマンス、良い点や悪い点など包み隠さずレビューしていきます。
どうぞみなさん宜しくお願いします。
今回紹介するネットアノニマスは最近話題になった「IPアドレス」を偽装するソフトです。
インターネット上の住所と言われるIPアドレスを世界30カ国以上に分散偽装することで、匿名インターネットを可能にすることができます。
ネットアノニマスレビュー | 操作はとても簡単!
@ネットアノニマスを起動します。
地域の選択や匿名度のレベルが選択できます。指定がなければそのまま【接続】で構いません。
ここで選択できる地域は、日本・アメリカ・中国など16カ国+その他の地域(アジア各国や欧州各国など)
選択できる匿名度はS〜Cまでの4段階で、これらを組み合わせて接続できます。
A【ネットアノニマスブラウザ】が起動しますので、あとは見たいサイトにアクセスするだけです。
もちろんお気に入りの登録や他ブラウザ※からのインポートも可能です。
※Internet Explorer・Firefox・Chromeに対応
今回は地域指定をしていなかったので、ロシアになっているようです。
それでは、実際にIPアドレスが偽装できているかチェックしてみます。
ネットアノニマスレビュー | 本当にIPアドレスを偽装できているか確認
IPアドレスをチェックしてくれるサイト「IP君」で確認してみると
ネットアノニマス使用前↓
契約しているプロバイダ名が表示されています。
しかもOCNの前には、私が住んでいる県名までもが表示されてしまっています。
ネットアノニマス使用後↓
「.ru」はロシアのドメインなので、IPアドレスの偽装成功です。
連動型の広告もこの通りロシア向けが表示されます。※もちろん自己クリックは厳禁です
再度同じIPアドレスを使用できる機能【IP履歴】で、自然なアクセスを演出することも可能です。
ネットアノニマスレビュー | 掲示板書き込みは改善が必要
さて、ここからはネットアノニマスの不満点です。
ネットアノニマスには【掲示板書き込み】モードがあり、接続すると2ちゃんねるに繋がるようになっています。しかし、この【掲示板書き込み】モードではほとんど書き込みできません。
2ちゃんねるに書き込む場合は【掲示板書き込み】を選択せず地域で日本を選択(海外は不可)
して、通常のIPアドレス偽装を行ってください。
【掲示板書き込み】を選ぶとむしろ書き込めなくなるというのはお粗末ですね。
ネットアノニマスレビュー | 自動クリック機能は使えない ⇒改善
残念なのが【自動クリック】機能
指定したアドレスにブラウザやプロキシを変更しながらアクセスし、その間隔も設定できるのですが、アクセスに失敗すると動作を停止したり、ソフトが勝手に終了したりと動作が非常に不安定です。
【自動クリック】機能が主な目的の方はガッカリすると思います。【接続】モードで一つ一つ手作業で行った方が確実です。
-追記-
上記症状をサポートに依頼したところ対処方法の返答があり、設定を変更したところ
ブログのカテゴリページなどで稀にクリックが失敗することがありますが、停止やソフトが
勝手に終了するなどの症状は無くなりました。
”この機能、あんな事やこんな事に使えますね。
-再追記-
さらに2013年1月4日のアップデートにより、【掲示板書き込み】が無くなり、【自動クリック】の不具合も修正されました。
ソフトとしての完成度はさらに高くなっています。
ネットアノニマスレビュー | 不満点はあるがメリットの方が大きい
そもそも私がこのソフト(IPアドレス偽装)に興味を持ったのは背景には、公衆無線LANスポットの拡大と
スマートフォンの普及によるテザリング技術の発達があります。
前者には無料の『FREESPOT』など、有料のものには月額380円の『Wi2 300』などがあり、外出先でも
気軽にPCからインターネット接続が可能になりました。
便利になったのは良いのですが、同時に「個人情報は大丈夫なのか」とも思うようになりました。証券会社のサイトにアクセスし、株式の売買注文を出していたのでなおさらです。
このような不安を解消できるネットアノニマスは、今後ますます需要が高まるのではないかと思います。
IPアドレスのみに頼った操作方法で誤認逮捕も起きている昨今、日本を含む20か国以上から選んで
”匿名インターネットが実現できるのは大きな魅力です。