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次期主力機F35 空極のカネ食い戦闘機

2013/3/5 7:00
<中国の領空侵犯を指をくわえて眺めるハメに>

 日本の防空にぽっかり穴が開く可能性が出てきた。1日、米国で「歳出の強制削減」が発動され、向こう10年間で1兆2000億ドル(約110兆円)がカットされる。ほぼ半額が国防費で、ただでさえ遅れている日本の次期主力戦闘機(FX)、F35の開発にさらに時間がかかりそうなのだ。

「レーダーに映りにくいステルス性を備え、次世代の防空に不可欠とされる戦闘機です。そのため、民主党政権はFXに採用したわけですが、開発の遅れがたびたび問題視されてきました。17年3月末に予定される納期が守られないのは確実の状況です」(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)

 今年1月にはエンジンホースの不良が発覚。2月にもタービンの羽根に亀裂が見つかり、米国内で稼働していた全51機が約1週間飛行停止となった。

 こうした米国の緩慢な対応に、F35の発注を決めた世界各国はしびれを切らしている。100機を注文したオーストラリアはキャンセルを示唆し、65機発注のカナダも代替機を視野に入れている。

 国防費が削られ、世界中から発注機がキャンセルされれば、その分、1機あたりの代金を吊り上げてくる。

「F35は先に開発されたステルス機、F22が1機約250億円もしたことから、安値を狙って造られた戦闘機です。当初は1機当たり130億円程度とされていましたが、現時点でも約180億円に高騰しています。さらに深刻なのは、前述した通り納期が守られないこと。ロシアはスホーイT50、中国はJ20戦闘機というステルス機の開発を進めており、10年代後半には量産配備する計画です。両国に先を越されて開発されれば、レーダーでキャッチできず、日本は領空侵犯を指をくわえて眺めているしかなくなります」(世良光弘氏=前出)

 日米同盟の深化が大切とか言ってF35採用に突っ走ったのが野田政権だ。数え切れない失政は厳しく糾弾されるべきである。

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2013/3/5 7:00 更新

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