美人奴隷姉弟―19
浴室での理恵は何もしてはいない。
一夫が甲斐甲斐しく理恵の裸身にお湯を懸け、スポンジで洗ってくれるのだ。
ただボーッと立っていればよかった。
「鞭で打たれたの?こんなに酷くなって・・何回ぐらい?」
背中とお尻と洗い終わって後ろ足を黙々と洗って、今度は理恵の前に廻って来
た一夫のお尻を見た理恵は聞いていた。
「ハイ、理恵様。80発は・・・」
立っている理恵の前に片膝をついてソープを取ろうとして、赤黒くなった尻を
隠すようにしていた一夫は、鞭打ちの恐怖を思い出したようにブルッと裸身を
強張らせながらも素直にこたえている。
「あの・・理恵様前をお洗いしますわ・・」
女体をこんなに間近でみたことも、触れたこともない一夫がオドオドとしてい
る。
こんなに短い時間に、鞭打ちぐらいで奴隷として・・言葉付も態度も・・この
子には素質があったとしか考えられなかった。弟の希望であるなら、奴隷と
して使ってやろうじゃない・・。
理恵はそう考えることにした。自分の罪の大きさを自覚しながら・・
理恵はすくっと立って、身体の前面を晒した。
何か言わねばと思ったが、羞恥のためか、反得心のためか、言葉が出てこない。
ただ隆司の、従わせるのだという意思の強さには尊敬と憧れを強くしたのだ
った。
スポンジにソープを付け直して理恵の白く輝いている豊満な肉体を洗って
いる一夫は無理にも無表情であったが、下腹部の唯1点だけがそ知らぬ振り
は出来ていない。
白い肩先を洗って張り詰めた乳房を円を描くように洗って、お腹から腰に
移る。もう1度上って脇に移り漆黒の毛が大量に生えている腋の下を擽った。
一夫は表情を変えない。
「ここも・・・洗って・・」
理恵は両足を僅かに開いて、白く無毛の腋の下とは対象的な下腹をゆびさした。
無表情で甲斐甲斐しく奴隷をしている一夫を見て、もう理恵はヤケクソな気分
だった。半分は無表情な一夫に対して、恥をかかせないことだと思った。
「はい、理恵様・・」
流石に初めての女体に緊張してカチカチになっている一夫の返事は、痰が
絡んだような返事だった。
理恵のツルツルの無毛の女陰にスポンジを当てて上下に擦った。
理恵の頭の中で何かが弾けた。羞恥心を無くしている自分を発見していた。
理恵は自分で自分のそこを洗うよりも数倍気持ちがいいと思っている。
今はそれでも恥ずかしくって言えないが、次は素手で洗って貰おうと考え
ている自分を発見していた。
「どうだ・・一子の奴隷振りは?洗わせてやったのか・・?」
浴室から出て、スケスケのシースルーのネグリジェを裸身の上に羽織った
理恵が食卓に着くと、パジャマ姿の隆司がニヤッと笑って聞いた。
理恵は全裸を洗わせたことを思い出して、白い貌を朱に染めて頷いている。
その夜の夕食は、隆司と理恵は一夫が焼いたビーフステーキだったが、
一夫は2人の足元に丸裸で座らされ、残飯に味噌汁をかけたものを手を
使わずに食べていたのであった。(続く)
美人奴隷姉弟―20
(11)セックスの後始末
「それを片付けたらば、俺達の寝室に来い!」
夕食の後、暫くテレビの野球ニュースを見ていた隆司は、ただ1人全裸で流しに
立っている一夫に命令している。
食器を洗い終わると、一夫はテレビを消して、姉達の寝室の扉の前に佇んだ。
中では、姉の理恵の押し殺したような喘ぎ声がしていた。
一夫は息を呑んだが、隆司に言われたとおりノックをしている。
「入って来い!」
義兄の声がして、扉を開けた。
「嫌。嫌。嫌よ・・あなた・・」
寝室の中は真昼のように明るかった。ベッドの上では姉の理恵が隆司に屈極位の
形で貫かれて真っ白な脚が踊っていた。
「あなた・・こんなところを・・弟に見せないで・・」
両手で顔を隠した姉が、血を吐くように言った。
「弟を奴隷にしてもいいと言ったのはお前なんだぞ・・。奴隷が加わったからと
言って、以前の生活は崩す必要などない。見せてやれ!奴隷に見せてやったから
と言ってお前が恥ずかしがることは無いんだ!」
義兄は腰を打ちつけながら平然と言っている。
「おい一子。そこに座って待っていろ!セックスが済んだら俺の男根と理恵の
オマンコを舐めて綺麗にするのだ。一子は俺達のセックススレイプになったの
だから、舐められるな?」
隆司は一夫を見つめている。その目は凄まじいほどの燐光を放っていたように
一夫には思えた。
「はい。ご主人様。一子はご主人様方の奴隷でございます。舐めさせて頂きます
わ・・」
そう答えるとベッドの脇のジュータンノ上にひっそりと座った。一夫の男性自身
はもう勃起もしていなかった。
「アッ、アッ、アアァァ・・いい、いいわっ。あなた・・そこよ・・」
再開した隆司の突きに、理恵が急速に乱れ始めている。
その憚りの無い喘ぎ声を聞いていて、{自分もあんな風になっていたのかしら}
とピンクの霞がかかった頭で考えている一夫だった。
一夫の今いる位置は2人の真横で、そこからは隆司の真っ黒な男根が理恵のくす
んだピンクの女陰に出入りするさまが良く見えている。
一夫は義兄に犯されている姉の理恵がとっても羨ましかったし、自分もあんな風
に乱れてしまうのかと思うと目が離せなかった。
さっき義兄に犯されたアヌスが切なかった。
「イクわ・・イイ。イクッ、イクわ・・・アアア・・イクッ・・・」
丸裸の隆司の腰が激しく動き、強烈な突きに理恵の白く大きな尻と腰がうねって
いた。理恵ははばかりの無い高い声を張り上げて叫び、イッタようだ。
白い脚が痙攣して、理恵の頭の中にはもう、弟の一夫に夫とのセックスを見られて
いると言った感覚は無いようだ。
「理恵。俺もだ!ウム・・・」
ほどんと同時に、隆司の大きなストロークで動いていた浅黒い腰が、白く輝く
ような理恵のお尻に密着して、ブルッと震えた。
隆司が男のリキッドを放出したのが、一夫には分かった。
その大きな黒い男根をお迎えしたい・・と、心から思っている。
何時の間にか、白い脚は浅黒く逞しい肩から外れて、隆司の腰に巻きついていた。
暫く口を吸い合い結合したままでいた隆司は理恵の身体から離れようとしている。
太く黒々とした砲身が、徐々に理恵の身体から出てゆくさまが見てとれる。
「アン・・」
最後はヌチャッと言う音と共に、やや小さくなった砲身が吐き出されている。
恥ずかしげで、甘えた理恵の声がした。
「一子。こっちに来い!理恵のお汁で汚れた俺のチンポを清めるんだ!」
理恵の身体から離れた隆司が、理恵の女陰から抜いたばかりでまだ湯気の立っ
ている砲身をブラブラさせながら、手招いている。
「はい。ご主人様」
やっと、仕事を与えられた子供のように一夫は、やや力を失いつつあるその
ヌラヌラと光っている砲身に口を寄せ、咽の奥まで含んだ。
その男根は女陰特有の臭いと味がしているが、さっき含んだ時よりも愛しさ
が増しているのは不思議だった。
残照を搾り出すように口を窄めて吸ってから、横咥えして綺麗にした。
「ヨシ。もういい!一子。理恵のあそこも綺麗にしてやってくれ!」
「理恵。一子に吸ってもらえ!」
一生懸命になって男根を咥えている一夫の頭を押えて静止した。(続く)