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英エリザベス女王 一晩で退院
3月5日 4時17分

胃腸炎と診断され、ロンドン市内の病院に入院していたイギリスのエリザベス女王は、病院で一晩を過ごしたあと、4日午後、退院しました。

イギリスのエリザベス女王は、先週末、胃腸炎を患い、治療や経過観察のため、3日、ロンドン市内の病院に入院しました。
イギリス王室は、入院は数日間になるという見通しを示していましたが、女王は、病院で一晩を過ごしたあと、4日午後、退院しました。
経過が良好だったために退院が早まったものとみられ、多くの報道陣が集まるなか、病院の玄関に姿を見せたエリザベス女王は、笑顔で病院関係者らと握手を交わしたあと、しっかりとした足取りで車に乗り込み、病院をあとにしていました。
イタリアへの訪問など当初予定されていた今週の公務は、中止または延期されることになっています。
来月には87歳になるエリザベス女王は、体調を崩したことがほとんどなかったこともあって、地元メディアは今回の入院を大きく伝え、この中には女王が精力的にこなしている公務の量が適正かどうかを問いかける論調も見られます。

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