美紀【4】5
「じゃ、今から美紀おねえちゃんを奴隷にするね」
裕也は部流美紀の両方の乳首を交互に吸い始める。
三島姉弟の近親相姦をまじかで見せられ、膣内射精する瞬間を見て部流美紀の乳首は立ち上る。
「やぁ、だめ、そんな事しないで!」
裕也に乳首を吸われた部流美紀が拒絶の言葉を言う。
「美紀お姉ちゃんのオッパイ大きいから、とっても吸いやすいよ」
裕也は部流美紀の逆の乳首を口に含む。
裕也の口の中で部流美紀の乳首は恥知らずにも硬くなり尖る。
「ふふっ、美紀ちゃんたら気持いいのを我慢しちゃって」
全裸で椅子に座っている三島美紀が蔑んだ顔をして部流美紀を見る。
三島美紀は裕也の愛撫に必死に耐えている部流美紀を内心、おかしく思った。
どんなに頑張っても弟の淫靡な性技には耐えることは出来ない。それは、三島美紀が身をもって経験済みだからだ。
「ああ、も、もう、ダメ!」
乳首と女の子の溝を裕也に同時に攻められた部流美紀が達する。
裕也は部流美紀の足首に掛けられた手錠を外し彼女のパンティーとスカートを乱暴に脱がす。
「何だかんだと言いながら、美紀お姉ちゃんイッちゃったね」
裕也の言葉に美紀はハッとし毅然とした顔で裕也を睨みつける。
全裸で頬を赤くした部流美紀の睨み顔は裕也の嗜虐を高めるだけだった。
「睨んでもダメだよ。こんなにパンティーを濡らしちゃって」
裕也はニヤニヤしながら今の今まで部流美紀が穿いていたパンティーを裏返してクラッチの部分を彼女に見せつける。パンティーのクラッチの部分は部流美紀が達した時に噴出した愛液で大きなシミを作っていた。
「み、見ないで!」
毅然とした顔をしていた部流美紀の表情が崩れる。
まさか、あんなに愛液が下着に付着しているとは部流美紀は思わなかったからだ。
「姉さん、見て。美紀お姉ちゃんたら、こんなにパンティーを汚したんだよ」
裕也は全裸で足を組んで椅子に座っている姉に愛液で汚れた部流美紀のパンティーを見せる。
「やだ、美紀ちゃん。こんなに下着を汚すだなんて、祐ちゃんの愛撫、そんなに気持よかったの?」
弟から下着を受け取った三島美紀はパンティーのクラッチの部分を中心に見る。
クラッチ部分を中心に半透明の液が大量に付着していた。
「ふふっ、美紀ちゃんのエッチなお汁てっ結構、きつい匂いがするのねぇ」
三島美紀は少し馬鹿にした口調で部流美紀に言い彼女の羞恥を煽る。
その試みは成功し部流美紀は何も言い返せずただ俯くだけだった。
三島美紀は部流美紀のパンティーを投げ捨てると彼女の両太ももに手を置いて大きく開かせる。ご開帳した太ももの付け根には部流美紀の女の子の証が丸見えになる。
「な、なにをするの?」
局部を露出させられた部流美紀は怯える。
同性とはいえ女の子の部分をまじましと見られたくないからだ。
「こんなに愛液を出すと言う事は、美紀ちゃん欲求不満なんでしょう? だから私が美紀ちゃんの欲求を満たしてあげる」
三島美紀は部流美紀の脚の間に顔を潜らすと彼女の女の子の部分やクリトリスを舐め始めるのだった。
「キャー!」
自分のもっとも恥ずかしい所を三島美紀に舐められた部流美紀は悲鳴をあげる。
「美紀ちゃん、我慢なんかしなくていいんだよ。いつでも、好きな時に出していいよ。私、全部飲んであげるね」
そう三島美紀が宣言すると彼女は再び部流美紀の女の子の部分を愛し始める。
「は、恥ずかしいよぉ…… お願い……裕くん、止めさせて」
「僕の奴隷になるのなら止めさせてもいいよ」
「そ、そんな……」
「奴隷になるのを誓えないのなら、このまま美紀お姉ちゃんは気持いい拷問を受けるしかないね」
裕也は部流美紀の口を無理やり開かせて自分のいきりたったペニスを差し入れる。
口に婚約者のペニスを入れられた部流美紀は一瞬、このおぞましい状況を打破すべく裕也のチンポを噛み切ろうと考えた。
しかし、それは出来なかった。どんな扱いを受けようとも部流美紀は裕也の事が大好きである。その思いは小学生から変わらず結婚する相手は三島裕也以外の男性は考えられない。そんな思いがある為に裕也を傷つける行動は部流美紀には出来なかった。
「射精する時は美紀お姉ちゃんの口の中に出すから全部飲んでね。もし、一滴でもこぼしたらアナルにチンポをツッコむからね」
部流美紀は口に裕也のチンポを入れられた為に合否の返事が出来ない。
裕也は部流美紀の後頭部をしっかりと両手で固定するとピストン運動を開始する。
部流美紀に施す裕也のイラチオは部流美紀の喉を犯す。
部流美紀は快楽と苦痛を同時に味わっていた。
三島美紀に女の子の部分を舐められる事により下半身から快楽が発生する
それとは反対に、裕也のペニスを強引に口に入れられ激しいピストンをされた部流美紀の顔は苦痛に歪む。裕也が腰を引くたびに部流美紀の口から唾液が流れる。
三島姉弟の容赦ない攻めは30分に渡り続けられる。
その間、部流美紀は下半身の快楽と口内の苦痛によく絶えた。
しかし、どんなに気が強く言動が男ぽっくても部流美紀の身体は、かよわい女のそれだった。
(も、もうダメ!)
三島美紀のクニングに負けた部流美紀が2度目の絶頂を迎える。
その時、裕也のペニスを咥えていた部流美紀の口が緩む。
「美紀! 出すぞ全部飲めよ」
(えっ、ち、ちょっと待って!)
射精すると聞いた部流美紀は慌てて口を閉じようとした。
しかし、手遅れである。
裕也は部流美紀の口の中に大量の射精をする。
裕也の精液を部流美紀は全て飲もうとするのだが開いた口から精液がこぼれる。
「だめじゃないか、美紀お姉ちゃん。ちゃんと全部飲んでといったのに」
裕也は部流美紀の口からペニスを抜くと手でしごいて彼女の顔に残りの精液をかける。裕也の精液を顔で受け止めた部流美紀は呆然とした表情になる。
そんな部流美紀を裕也はうつ伏せにし尻を突き出させる。
丸みを帯びた部流美紀のヒップは成熟した女性となんらかわりない。
「僕は言ったよね? 一滴でも精液をこぼしたらアナルにペニスを入れるとね」
ローションも何も塗られてないまま部流美紀のアナルに裕也は勃起したペニスを差し入れる。
「ひいぃぃぃぃ!」
潤滑液の類を一切使わず裕也のペニスを根元まで入れられた部流美紀が悲鳴を上げる。
「ひどいよ……裕くん、あたし貴方の婚約者なのよ……なのに……」
部流美紀が涙声で言う。
愛する裕也に性的虐待を受ける部流美紀は心から悲しかった。
「祐ちゃん、美紀ちゃんのオマンコ私が可愛がっていい?」
今まで一言も喋らず裕也と美紀の情事を見ていた三島美紀はペニスバンドを下半身に身につけて立っていた。プラスチック製の黒光りするペニスは大きく太く凶悪な雰囲気を出していた。
「いいよ、二人で美紀お姉ちゃんを調教しよう」
三島美紀は妖艶な笑みを浮かべると部流美紀の下腹部に潜り込む。
下腹部に潜り込んだ三島美紀を部流美紀は阻止出来なかった。三島美紀はペニスバンドのペニスを部流美紀の女の子の部分に差し入れる。
「いやあぁぁぁ!」
三島美紀が差し入れたペニスは部流美紀の女の子の部分の根元まで入る。
「気持ちよくしてあげるね。美紀ちゃん」
アナル、マンコにペニスを入れられた部流美紀は快楽とも苦痛ともつかない表情をする。美紀はペニスバンドのサイドにあるボタンを押す。ボタンを押すことで部流美紀のマンコに挿入されたペニスが振動を開始する。
「やぁ、美紀、止めてよ。こんなの激しすぎるよ」
「裕ちゃんの奴隷になるのを誓うのなら止めてあげる」
「奴隷なんてなれるわけないじゃない。私はアンタと違ってノーマルの女の子なんだからね!」
「わたしも、数ヶ月前まで祐ちゃんにそうな事を言っていたわ。だけど、今じゃ私は彼の忠実な奴隷。ううん、奴隷以下のド変態の淫乱娼婦よ。人である事すら恥ずかしいわ。快楽を求める雌犬と呼ばれても文句いわないわ」
三島美紀が自分自身を蔑み自虐する。淫らな言葉に酔ったのか三島美紀は悦楽のだらしない顔になる。
「あんた、おかしいわよ。自分が何を言っているのか分かっているの?」
「わかっているよ。私は裕ちゃんに一生おつかいする奴隷だって事を」
そう言って三島美紀は部流美紀に差し入れたペニスバンドのペニスでピストン運動を開始する。横に振動しているバイブに加えピストン運動の上下運動も付加され部流美紀は、はしたない喘ぎ声をあげる。
「気持よさそうだね。美紀お姉ちゃん」
悦楽の表情で喘ぎ声をあげる部流美紀を見て裕也は満足な顔をする。
部流美紀を姉が、どんな風に攻めるか様子を見ていた裕也はアナルのピストン運動を止めていたのだが、姉のピストン運動に合わせてアナルのピストン運動を再開する。
「だめ、裕くん動かさないで! 二人ががりで、あたしをいじめないで!」
部流美紀は裕也と三島美紀に許しをこうが聞き入れてくれない。
それどころか、これまでもかと三島姉弟は部流美紀のマンコとアナルを肉とプラスチックの棒で責めまくる。
「美紀お姉ちゃん、僕の奴隷になってよ。そして姉さんと僕の子供を産む手伝いをしてくれない?」
「そんな手伝い出来るワケないじゃない。子供が欲しいのなら、あたしが裕くんの子供を産んであげるわ。実の姉さんに子供を産ますなんて獣のする事よ!」
部流美紀が正論を言う。動物の世界では親が子供に交尾を教える為に近親相姦をし親が子の赤ちゃんを身篭る事がある。
「獣だなんて失礼ね。私と裕ちゃんは愛し合っているのよ。愛する男性の子供を欲しいと思うの女として当然でしょう?」
「あんた達は血の繋がった姉と弟なのよ!」
部流美紀は自分の下半身をペニスバンドで攻めている三島美紀に向かって言う。
「血が繋がっているからこそいいんだよ。絶対に裏切らない姉と弟の絆、その深い絆で結ばれた末に出来た子供こそ愛の結晶だと僕は思うな」
「そんな……」
部流美紀が絶句する。
裕也と姉の美紀がそんな思想で許されざる子供を作ろうとしている事に。
裕也は、さらに部流美紀のアナルを攻める。
潤滑油無しで差し入れた部流美紀の肛門は裕也のガマン汁で潤い滑りが良くなっていた。
「ああっ、いい、やぁ、裕くん、美紀、もう止めて、これ以上、されたら、あたし、もぉ、だ、ダメ……」
手錠で手を拘束され前の穴を三島美紀に攻められ、後ろの穴を三島裕也に攻められた部流美紀は今まで味わった事が無い快楽で乳首はいっそう硬くなり下半身の女の子の部分はいつ達してもおかしくない状態になっていた。
そして部流美紀があと一歩で達しようとした時、
前と後ろを攻めていた異物が同時に引き抜かれ部流美紀の快楽が一気に冷める。
「えっ?」
裕也は部流美紀をベットの脇にある椅子に座らせると再び姉がいるベットに上がる。
「どういつもりなの? 裕くん」
裕也の行動に不審を持った部流美紀が質問する。
「美紀おねえちゃんが、僕の奴隷になりそうにないから、ここからは姉さんと楽しむ事にするよ」
裕也はベットの上で女座りをしている姉に軽くキスすると彼女を仰向けに寝かせる。
三島美紀は弟が自分に何をしてくれるのか期待する。
そんな姉に気がついたのか裕也は乱暴な手つきで美紀の股間に装着されていたペニスバンドを引き剥がす。三島美紀の花弁は部流美紀を攻めた事で十分に潤っていた。
裕也は姉の脚を大きく開かせ女性器を露出させる。そして姉の長く伸びた脚を裕也は自分の肩に乗せると彼女の性器にペニスを差し入れる。
「ああん、祐ちゃんのオチンチン素敵だわ!」
脚を持ち上げる事でペニスはより深く差し入れる事が可能になる。
裕也はそれを本で読み今、試したのである。裕也の試みは成功だった。
「お楽しみはこれからだよ。姉さん」
裕也は姉に深々と突き刺さったペニスを動かし始める。
裕也の突き込み一つ一つに美紀は敏感に反応しその官能は顔を何度も左右に振りながら乱れる。
「美紀お姉さん。ウチにお金はどれだけある?」
「な、なに、突然に?」
快楽に酔っていた三島美紀が少し正気に戻って裕也に応える。
「美紀お姉ちゃんは奴隷になってもらえそうにないから部流の家を出て何処か二人だけで生活しない?」
「えっ?」
裕也の言葉に部流美紀が敏感に反応する。
(裕くん何を言っているの? 部流の家を出るてっどういうこと?)
婚約者が自分の家を出ると発言して部流美紀の心に動揺が走り裸体の背中から嫌な汗が出てくる。
「いいわよ。部流のおじ様や、おば様には恩はあるけど、私達の人生に干渉する権利はないわ。祐ちゃんの子供が持てないのなら私、部流家の養女なんかにならない!」
「僕も美紀ねえさんと結ばれないのなら、部流家の入り婿なんてならない! 姉さん何処か遠い土地へ行こう。誰も僕達の事を知らない土地で夫婦と名乗って暮らそう」
「ええ、そうしましょう! お父さんが残した遺産とこの家を処分すれば一生贅沢に暮らせるわ」
「姉さん、愛している! 僕のお嫁さんになって!」
「なるわ! 私、祐ちゃんの可愛いお嫁さんになる!
互いの思いを伝えながらのセックスは凄まじいものだった。
裕也は姉のマンコにペニスを奥まで差し入れる。まるで姉を妊娠させるような勢いだった。裕也と三島美紀のセックスはまるで獣のようだった。近親相姦という禁断の交わりは姉と弟の絆を深く結びつける。
裕也と三島美紀の禁断の肉の交わりを見て部流美紀の花弁は激しく濡らす。
達する寸前で裕也の特大のペニスを膣から抜かれ一旦は官能が静まった部流美紀なのだが、二人の激しいセックスを見るうちに身体は火照り息が荒くなる。
「いやよ……、美紀も裕くんも私の前からいなくなるなんて……」
部流美紀が呟く。
三島姉弟は部流美紀にとってかけがいのない家族だ。とくに裕也は部流美紀にとって小学生の頃からの初恋の相手だ。その男の子がいなくなるとわかった時、部流美紀は覚悟を決める。
全裸で後ろ手に手錠をはめられた部流美紀は裕也と三島美紀が肉の交わりをしているベットの前まで来ると正座する。
「美紀お姉ちゃん?」
ベットの脇に来た部流美紀に裕也は不思議そうな眼差しをする。
「なるから……わたし裕くんの奴隷になるから……だから、私の前からいなくならないで……あたしの身分で美紀の赤ちゃん産んでもいいから、その赤ちゃんのお世話もするから……だから、裕くん、名前だけのお嫁さんでもいいから、貴方のそばにいさせて、いなくなるなんて悲しい事いわないでお願い!」
部流美紀が手錠をはめたまま土下座する。
「奴隷になるてっホントなの? 僕と結婚して姉さんの出産を手伝ってくれるの?」
姉との結合を解き裕也が部流美紀の元にやって来る。それに続いて三島美紀も来る。
「あたし、裕くんの奴隷になる。二人の子作りを認める。だから、裕くんのそばにいさせて、あたしの事、好きにならなくても、愛してくれなくてもいいから、召使として側にいさせてくれるだけで、あたし幸せだから」
土下座していた部流美紀が顔を上げる。
彼女は泣いていた。
「美紀ちゃん……」
「美紀お姉ちゃん」
奴隷になると覚悟を決めた部流美紀は弱々しく健気な女の子だった。
そんな部流美紀を見て裕也と三島美紀は同時に頷く。そして、部流美紀の手にかけられていた手錠を外すとベットに上げる。
ベットにあがった部流美紀を裕也は優しくキスをする。
「このセックスが終った時、美紀お姉ちゃんは、僕の奴隷だよ」
「うん、あたし裕くんの奴隷になる。だから、何処にもいかないで!
「わかった。俺は何処にもいかない。部流美紀、お前は俺の女で奴隷だ」
「はい、私は御主人様の奴隷です」
そう言うと部流美紀は目を瞑り自分の身体を主に任せるのだった。
その夜、裕也は部流美紀を除夜の鐘を聞きながら犯し彼女に何度も自分の奴隷だといわせるのだった。奴隷になる事を誓わされた部流美紀は裕也の姉である三島美紀にも身体を苛まれ女同士の喜びを味わう。
部流美紀を奴隷にする儀式は明け方まで続き裕也は姉に続き二人目の奴隷を手に入れるのに成功するのだった。
エピローグ
夜の神社は初詣の人々で一杯だった。
友達同士で初詣に行く人、恋人同士で初詣にいく人など大勢、神社の本殿へ向かっていた。その初詣客に混じって三島裕也、三島美紀、部流美紀がいた。裕也は私服姿なのだが、三島美紀と部流美紀は艶やかな着物姿だった。
大晦日の部流美紀の奴隷儀式の後、三人は昼過ぎまで眠りそれから部流家へ戻った。
家に帰った二人の美紀は部流明日香の勧めで着物に着替えさせられ初詣に行くように言われたのだ。
只、初詣をする為に街へ行くのもなんなので三人は映画やカラオケ、飲食店に入り元旦の街を楽しんだ。
あまりの楽しさに二人は初詣の事を忘れ夜にそれを行う事になった。
裕也の奴隷になった部流美紀は生涯、自分の子供を産まないと誓った。それは三島美紀が裕也の正妻だと部流美紀が認めた証である。三島姉弟の子供は書類上、裕也と部流美紀の子供として育てられる。そういう意味では三島美紀は子供を産んでも、その子供から母親とは呼んでもらえず生涯、叔母さんと呼ばれる事になる。
それはそれで気の毒だと部流美紀は思った。
「すごい人ねぇ」
三島美紀が初詣客の多さに感心したように言う。
「夜の方が人が多いかもね。若い人は夜型の人が多いから」
「裕くん、離れないように手を繋いであげようか?」
部流美紀がイジワルそうな笑顔で言う。
「やめてよ、もう、僕は高校生なんだよ。大人だよ」
「うんうん、裕くんが大人なのは、わたしや美紀がよく知っているよ。昨日の夜は特に逞しかったわ」
着物姿の部流美紀と、それを聞いていた三島美紀の頬がピンク色に染まる。
「たははは……」
部流美紀の言葉に裕也は言葉を返せず苦笑いするのだった。
「でも、美紀ちゃん、ホントにいいの裕ちゃんと結婚して奴隷妻になり私達の子供を育てるなんて」
三島美紀が周囲に気を配りながら部流美紀に耳打ちする。
「構わないわ。誰の子供でも法律的には私と裕くんの子供になるんだも、それに」
「それに?」
「近親相姦で生まれた子供てどんな育ち方をするのか興味あるしね」
部流美紀の目と言葉に三島美紀は何か暗いものを感じた。
「二人とも、こっちこっち、初詣が出来るよ」
三島裕也が姉と婚約者を手招きする。
「もぉ、祐ちゃんたら、はしゃいじゃって」
「ホントだね」
裕也の無邪気の態度に三島美紀と部流美紀は笑い彼の元に早足で駆け寄る。
三人は本殿に入り賽銭箱に金銭を投げ込むと鈴を鳴らして詣でる。
三島美紀は愛する弟の子供を持つ事を夢み、部流美紀は大好きな男の子の妻になり奴隷として仕える事を誓い、三島裕也は二人の女性を一生、愛し平和に暮らそうと願うのだった。
初詣を終えた三人は将来の生活に想像しながら新しい年を迎えるのだった。
裕也は部流美紀の両方の乳首を交互に吸い始める。
三島姉弟の近親相姦をまじかで見せられ、膣内射精する瞬間を見て部流美紀の乳首は立ち上る。
「やぁ、だめ、そんな事しないで!」
裕也に乳首を吸われた部流美紀が拒絶の言葉を言う。
「美紀お姉ちゃんのオッパイ大きいから、とっても吸いやすいよ」
裕也は部流美紀の逆の乳首を口に含む。
裕也の口の中で部流美紀の乳首は恥知らずにも硬くなり尖る。
「ふふっ、美紀ちゃんたら気持いいのを我慢しちゃって」
全裸で椅子に座っている三島美紀が蔑んだ顔をして部流美紀を見る。
三島美紀は裕也の愛撫に必死に耐えている部流美紀を内心、おかしく思った。
どんなに頑張っても弟の淫靡な性技には耐えることは出来ない。それは、三島美紀が身をもって経験済みだからだ。
「ああ、も、もう、ダメ!」
乳首と女の子の溝を裕也に同時に攻められた部流美紀が達する。
裕也は部流美紀の足首に掛けられた手錠を外し彼女のパンティーとスカートを乱暴に脱がす。
「何だかんだと言いながら、美紀お姉ちゃんイッちゃったね」
裕也の言葉に美紀はハッとし毅然とした顔で裕也を睨みつける。
全裸で頬を赤くした部流美紀の睨み顔は裕也の嗜虐を高めるだけだった。
「睨んでもダメだよ。こんなにパンティーを濡らしちゃって」
裕也はニヤニヤしながら今の今まで部流美紀が穿いていたパンティーを裏返してクラッチの部分を彼女に見せつける。パンティーのクラッチの部分は部流美紀が達した時に噴出した愛液で大きなシミを作っていた。
「み、見ないで!」
毅然とした顔をしていた部流美紀の表情が崩れる。
まさか、あんなに愛液が下着に付着しているとは部流美紀は思わなかったからだ。
「姉さん、見て。美紀お姉ちゃんたら、こんなにパンティーを汚したんだよ」
裕也は全裸で足を組んで椅子に座っている姉に愛液で汚れた部流美紀のパンティーを見せる。
「やだ、美紀ちゃん。こんなに下着を汚すだなんて、祐ちゃんの愛撫、そんなに気持よかったの?」
弟から下着を受け取った三島美紀はパンティーのクラッチの部分を中心に見る。
クラッチ部分を中心に半透明の液が大量に付着していた。
「ふふっ、美紀ちゃんのエッチなお汁てっ結構、きつい匂いがするのねぇ」
三島美紀は少し馬鹿にした口調で部流美紀に言い彼女の羞恥を煽る。
その試みは成功し部流美紀は何も言い返せずただ俯くだけだった。
三島美紀は部流美紀のパンティーを投げ捨てると彼女の両太ももに手を置いて大きく開かせる。ご開帳した太ももの付け根には部流美紀の女の子の証が丸見えになる。
「な、なにをするの?」
局部を露出させられた部流美紀は怯える。
同性とはいえ女の子の部分をまじましと見られたくないからだ。
「こんなに愛液を出すと言う事は、美紀ちゃん欲求不満なんでしょう? だから私が美紀ちゃんの欲求を満たしてあげる」
三島美紀は部流美紀の脚の間に顔を潜らすと彼女の女の子の部分やクリトリスを舐め始めるのだった。
「キャー!」
自分のもっとも恥ずかしい所を三島美紀に舐められた部流美紀は悲鳴をあげる。
「美紀ちゃん、我慢なんかしなくていいんだよ。いつでも、好きな時に出していいよ。私、全部飲んであげるね」
そう三島美紀が宣言すると彼女は再び部流美紀の女の子の部分を愛し始める。
「は、恥ずかしいよぉ…… お願い……裕くん、止めさせて」
「僕の奴隷になるのなら止めさせてもいいよ」
「そ、そんな……」
「奴隷になるのを誓えないのなら、このまま美紀お姉ちゃんは気持いい拷問を受けるしかないね」
裕也は部流美紀の口を無理やり開かせて自分のいきりたったペニスを差し入れる。
口に婚約者のペニスを入れられた部流美紀は一瞬、このおぞましい状況を打破すべく裕也のチンポを噛み切ろうと考えた。
しかし、それは出来なかった。どんな扱いを受けようとも部流美紀は裕也の事が大好きである。その思いは小学生から変わらず結婚する相手は三島裕也以外の男性は考えられない。そんな思いがある為に裕也を傷つける行動は部流美紀には出来なかった。
「射精する時は美紀お姉ちゃんの口の中に出すから全部飲んでね。もし、一滴でもこぼしたらアナルにチンポをツッコむからね」
部流美紀は口に裕也のチンポを入れられた為に合否の返事が出来ない。
裕也は部流美紀の後頭部をしっかりと両手で固定するとピストン運動を開始する。
部流美紀に施す裕也のイラチオは部流美紀の喉を犯す。
部流美紀は快楽と苦痛を同時に味わっていた。
三島美紀に女の子の部分を舐められる事により下半身から快楽が発生する
それとは反対に、裕也のペニスを強引に口に入れられ激しいピストンをされた部流美紀の顔は苦痛に歪む。裕也が腰を引くたびに部流美紀の口から唾液が流れる。
三島姉弟の容赦ない攻めは30分に渡り続けられる。
その間、部流美紀は下半身の快楽と口内の苦痛によく絶えた。
しかし、どんなに気が強く言動が男ぽっくても部流美紀の身体は、かよわい女のそれだった。
(も、もうダメ!)
三島美紀のクニングに負けた部流美紀が2度目の絶頂を迎える。
その時、裕也のペニスを咥えていた部流美紀の口が緩む。
「美紀! 出すぞ全部飲めよ」
(えっ、ち、ちょっと待って!)
射精すると聞いた部流美紀は慌てて口を閉じようとした。
しかし、手遅れである。
裕也は部流美紀の口の中に大量の射精をする。
裕也の精液を部流美紀は全て飲もうとするのだが開いた口から精液がこぼれる。
「だめじゃないか、美紀お姉ちゃん。ちゃんと全部飲んでといったのに」
裕也は部流美紀の口からペニスを抜くと手でしごいて彼女の顔に残りの精液をかける。裕也の精液を顔で受け止めた部流美紀は呆然とした表情になる。
そんな部流美紀を裕也はうつ伏せにし尻を突き出させる。
丸みを帯びた部流美紀のヒップは成熟した女性となんらかわりない。
「僕は言ったよね? 一滴でも精液をこぼしたらアナルにペニスを入れるとね」
ローションも何も塗られてないまま部流美紀のアナルに裕也は勃起したペニスを差し入れる。
「ひいぃぃぃぃ!」
潤滑液の類を一切使わず裕也のペニスを根元まで入れられた部流美紀が悲鳴を上げる。
「ひどいよ……裕くん、あたし貴方の婚約者なのよ……なのに……」
部流美紀が涙声で言う。
愛する裕也に性的虐待を受ける部流美紀は心から悲しかった。
「祐ちゃん、美紀ちゃんのオマンコ私が可愛がっていい?」
今まで一言も喋らず裕也と美紀の情事を見ていた三島美紀はペニスバンドを下半身に身につけて立っていた。プラスチック製の黒光りするペニスは大きく太く凶悪な雰囲気を出していた。
「いいよ、二人で美紀お姉ちゃんを調教しよう」
三島美紀は妖艶な笑みを浮かべると部流美紀の下腹部に潜り込む。
下腹部に潜り込んだ三島美紀を部流美紀は阻止出来なかった。三島美紀はペニスバンドのペニスを部流美紀の女の子の部分に差し入れる。
「いやあぁぁぁ!」
三島美紀が差し入れたペニスは部流美紀の女の子の部分の根元まで入る。
「気持ちよくしてあげるね。美紀ちゃん」
アナル、マンコにペニスを入れられた部流美紀は快楽とも苦痛ともつかない表情をする。美紀はペニスバンドのサイドにあるボタンを押す。ボタンを押すことで部流美紀のマンコに挿入されたペニスが振動を開始する。
「やぁ、美紀、止めてよ。こんなの激しすぎるよ」
「裕ちゃんの奴隷になるのを誓うのなら止めてあげる」
「奴隷なんてなれるわけないじゃない。私はアンタと違ってノーマルの女の子なんだからね!」
「わたしも、数ヶ月前まで祐ちゃんにそうな事を言っていたわ。だけど、今じゃ私は彼の忠実な奴隷。ううん、奴隷以下のド変態の淫乱娼婦よ。人である事すら恥ずかしいわ。快楽を求める雌犬と呼ばれても文句いわないわ」
三島美紀が自分自身を蔑み自虐する。淫らな言葉に酔ったのか三島美紀は悦楽のだらしない顔になる。
「あんた、おかしいわよ。自分が何を言っているのか分かっているの?」
「わかっているよ。私は裕ちゃんに一生おつかいする奴隷だって事を」
そう言って三島美紀は部流美紀に差し入れたペニスバンドのペニスでピストン運動を開始する。横に振動しているバイブに加えピストン運動の上下運動も付加され部流美紀は、はしたない喘ぎ声をあげる。
「気持よさそうだね。美紀お姉ちゃん」
悦楽の表情で喘ぎ声をあげる部流美紀を見て裕也は満足な顔をする。
部流美紀を姉が、どんな風に攻めるか様子を見ていた裕也はアナルのピストン運動を止めていたのだが、姉のピストン運動に合わせてアナルのピストン運動を再開する。
「だめ、裕くん動かさないで! 二人ががりで、あたしをいじめないで!」
部流美紀は裕也と三島美紀に許しをこうが聞き入れてくれない。
それどころか、これまでもかと三島姉弟は部流美紀のマンコとアナルを肉とプラスチックの棒で責めまくる。
「美紀お姉ちゃん、僕の奴隷になってよ。そして姉さんと僕の子供を産む手伝いをしてくれない?」
「そんな手伝い出来るワケないじゃない。子供が欲しいのなら、あたしが裕くんの子供を産んであげるわ。実の姉さんに子供を産ますなんて獣のする事よ!」
部流美紀が正論を言う。動物の世界では親が子供に交尾を教える為に近親相姦をし親が子の赤ちゃんを身篭る事がある。
「獣だなんて失礼ね。私と裕ちゃんは愛し合っているのよ。愛する男性の子供を欲しいと思うの女として当然でしょう?」
「あんた達は血の繋がった姉と弟なのよ!」
部流美紀は自分の下半身をペニスバンドで攻めている三島美紀に向かって言う。
「血が繋がっているからこそいいんだよ。絶対に裏切らない姉と弟の絆、その深い絆で結ばれた末に出来た子供こそ愛の結晶だと僕は思うな」
「そんな……」
部流美紀が絶句する。
裕也と姉の美紀がそんな思想で許されざる子供を作ろうとしている事に。
裕也は、さらに部流美紀のアナルを攻める。
潤滑油無しで差し入れた部流美紀の肛門は裕也のガマン汁で潤い滑りが良くなっていた。
「ああっ、いい、やぁ、裕くん、美紀、もう止めて、これ以上、されたら、あたし、もぉ、だ、ダメ……」
手錠で手を拘束され前の穴を三島美紀に攻められ、後ろの穴を三島裕也に攻められた部流美紀は今まで味わった事が無い快楽で乳首はいっそう硬くなり下半身の女の子の部分はいつ達してもおかしくない状態になっていた。
そして部流美紀があと一歩で達しようとした時、
前と後ろを攻めていた異物が同時に引き抜かれ部流美紀の快楽が一気に冷める。
「えっ?」
裕也は部流美紀をベットの脇にある椅子に座らせると再び姉がいるベットに上がる。
「どういつもりなの? 裕くん」
裕也の行動に不審を持った部流美紀が質問する。
「美紀おねえちゃんが、僕の奴隷になりそうにないから、ここからは姉さんと楽しむ事にするよ」
裕也はベットの上で女座りをしている姉に軽くキスすると彼女を仰向けに寝かせる。
三島美紀は弟が自分に何をしてくれるのか期待する。
そんな姉に気がついたのか裕也は乱暴な手つきで美紀の股間に装着されていたペニスバンドを引き剥がす。三島美紀の花弁は部流美紀を攻めた事で十分に潤っていた。
裕也は姉の脚を大きく開かせ女性器を露出させる。そして姉の長く伸びた脚を裕也は自分の肩に乗せると彼女の性器にペニスを差し入れる。
「ああん、祐ちゃんのオチンチン素敵だわ!」
脚を持ち上げる事でペニスはより深く差し入れる事が可能になる。
裕也はそれを本で読み今、試したのである。裕也の試みは成功だった。
「お楽しみはこれからだよ。姉さん」
裕也は姉に深々と突き刺さったペニスを動かし始める。
裕也の突き込み一つ一つに美紀は敏感に反応しその官能は顔を何度も左右に振りながら乱れる。
「美紀お姉さん。ウチにお金はどれだけある?」
「な、なに、突然に?」
快楽に酔っていた三島美紀が少し正気に戻って裕也に応える。
「美紀お姉ちゃんは奴隷になってもらえそうにないから部流の家を出て何処か二人だけで生活しない?」
「えっ?」
裕也の言葉に部流美紀が敏感に反応する。
(裕くん何を言っているの? 部流の家を出るてっどういうこと?)
婚約者が自分の家を出ると発言して部流美紀の心に動揺が走り裸体の背中から嫌な汗が出てくる。
「いいわよ。部流のおじ様や、おば様には恩はあるけど、私達の人生に干渉する権利はないわ。祐ちゃんの子供が持てないのなら私、部流家の養女なんかにならない!」
「僕も美紀ねえさんと結ばれないのなら、部流家の入り婿なんてならない! 姉さん何処か遠い土地へ行こう。誰も僕達の事を知らない土地で夫婦と名乗って暮らそう」
「ええ、そうしましょう! お父さんが残した遺産とこの家を処分すれば一生贅沢に暮らせるわ」
「姉さん、愛している! 僕のお嫁さんになって!」
「なるわ! 私、祐ちゃんの可愛いお嫁さんになる!
互いの思いを伝えながらのセックスは凄まじいものだった。
裕也は姉のマンコにペニスを奥まで差し入れる。まるで姉を妊娠させるような勢いだった。裕也と三島美紀のセックスはまるで獣のようだった。近親相姦という禁断の交わりは姉と弟の絆を深く結びつける。
裕也と三島美紀の禁断の肉の交わりを見て部流美紀の花弁は激しく濡らす。
達する寸前で裕也の特大のペニスを膣から抜かれ一旦は官能が静まった部流美紀なのだが、二人の激しいセックスを見るうちに身体は火照り息が荒くなる。
「いやよ……、美紀も裕くんも私の前からいなくなるなんて……」
部流美紀が呟く。
三島姉弟は部流美紀にとってかけがいのない家族だ。とくに裕也は部流美紀にとって小学生の頃からの初恋の相手だ。その男の子がいなくなるとわかった時、部流美紀は覚悟を決める。
全裸で後ろ手に手錠をはめられた部流美紀は裕也と三島美紀が肉の交わりをしているベットの前まで来ると正座する。
「美紀お姉ちゃん?」
ベットの脇に来た部流美紀に裕也は不思議そうな眼差しをする。
「なるから……わたし裕くんの奴隷になるから……だから、私の前からいなくならないで……あたしの身分で美紀の赤ちゃん産んでもいいから、その赤ちゃんのお世話もするから……だから、裕くん、名前だけのお嫁さんでもいいから、貴方のそばにいさせて、いなくなるなんて悲しい事いわないでお願い!」
部流美紀が手錠をはめたまま土下座する。
「奴隷になるてっホントなの? 僕と結婚して姉さんの出産を手伝ってくれるの?」
姉との結合を解き裕也が部流美紀の元にやって来る。それに続いて三島美紀も来る。
「あたし、裕くんの奴隷になる。二人の子作りを認める。だから、裕くんのそばにいさせて、あたしの事、好きにならなくても、愛してくれなくてもいいから、召使として側にいさせてくれるだけで、あたし幸せだから」
土下座していた部流美紀が顔を上げる。
彼女は泣いていた。
「美紀ちゃん……」
「美紀お姉ちゃん」
奴隷になると覚悟を決めた部流美紀は弱々しく健気な女の子だった。
そんな部流美紀を見て裕也と三島美紀は同時に頷く。そして、部流美紀の手にかけられていた手錠を外すとベットに上げる。
ベットにあがった部流美紀を裕也は優しくキスをする。
「このセックスが終った時、美紀お姉ちゃんは、僕の奴隷だよ」
「うん、あたし裕くんの奴隷になる。だから、何処にもいかないで!
「わかった。俺は何処にもいかない。部流美紀、お前は俺の女で奴隷だ」
「はい、私は御主人様の奴隷です」
そう言うと部流美紀は目を瞑り自分の身体を主に任せるのだった。
その夜、裕也は部流美紀を除夜の鐘を聞きながら犯し彼女に何度も自分の奴隷だといわせるのだった。奴隷になる事を誓わされた部流美紀は裕也の姉である三島美紀にも身体を苛まれ女同士の喜びを味わう。
部流美紀を奴隷にする儀式は明け方まで続き裕也は姉に続き二人目の奴隷を手に入れるのに成功するのだった。
エピローグ
夜の神社は初詣の人々で一杯だった。
友達同士で初詣に行く人、恋人同士で初詣にいく人など大勢、神社の本殿へ向かっていた。その初詣客に混じって三島裕也、三島美紀、部流美紀がいた。裕也は私服姿なのだが、三島美紀と部流美紀は艶やかな着物姿だった。
大晦日の部流美紀の奴隷儀式の後、三人は昼過ぎまで眠りそれから部流家へ戻った。
家に帰った二人の美紀は部流明日香の勧めで着物に着替えさせられ初詣に行くように言われたのだ。
只、初詣をする為に街へ行くのもなんなので三人は映画やカラオケ、飲食店に入り元旦の街を楽しんだ。
あまりの楽しさに二人は初詣の事を忘れ夜にそれを行う事になった。
裕也の奴隷になった部流美紀は生涯、自分の子供を産まないと誓った。それは三島美紀が裕也の正妻だと部流美紀が認めた証である。三島姉弟の子供は書類上、裕也と部流美紀の子供として育てられる。そういう意味では三島美紀は子供を産んでも、その子供から母親とは呼んでもらえず生涯、叔母さんと呼ばれる事になる。
それはそれで気の毒だと部流美紀は思った。
「すごい人ねぇ」
三島美紀が初詣客の多さに感心したように言う。
「夜の方が人が多いかもね。若い人は夜型の人が多いから」
「裕くん、離れないように手を繋いであげようか?」
部流美紀がイジワルそうな笑顔で言う。
「やめてよ、もう、僕は高校生なんだよ。大人だよ」
「うんうん、裕くんが大人なのは、わたしや美紀がよく知っているよ。昨日の夜は特に逞しかったわ」
着物姿の部流美紀と、それを聞いていた三島美紀の頬がピンク色に染まる。
「たははは……」
部流美紀の言葉に裕也は言葉を返せず苦笑いするのだった。
「でも、美紀ちゃん、ホントにいいの裕ちゃんと結婚して奴隷妻になり私達の子供を育てるなんて」
三島美紀が周囲に気を配りながら部流美紀に耳打ちする。
「構わないわ。誰の子供でも法律的には私と裕くんの子供になるんだも、それに」
「それに?」
「近親相姦で生まれた子供てどんな育ち方をするのか興味あるしね」
部流美紀の目と言葉に三島美紀は何か暗いものを感じた。
「二人とも、こっちこっち、初詣が出来るよ」
三島裕也が姉と婚約者を手招きする。
「もぉ、祐ちゃんたら、はしゃいじゃって」
「ホントだね」
裕也の無邪気の態度に三島美紀と部流美紀は笑い彼の元に早足で駆け寄る。
三人は本殿に入り賽銭箱に金銭を投げ込むと鈴を鳴らして詣でる。
三島美紀は愛する弟の子供を持つ事を夢み、部流美紀は大好きな男の子の妻になり奴隷として仕える事を誓い、三島裕也は二人の女性を一生、愛し平和に暮らそうと願うのだった。
初詣を終えた三人は将来の生活に想像しながら新しい年を迎えるのだった。
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