セブン&アイがベア実施 傘下4社が労組要求に満額回答セブン&アイ・ホールディングスは4日、イトーヨーカ堂など傘下の主要企業がベースアップ(ベア)を実施することで労働組合側と合意したと発表した。ヨーカ堂ではベア実施は2009年以来、4年ぶりとなる。 セブン&アイはベア実施の理由を「日本国内で景気浮揚感が生じ始めている現在の環境を捉え、組合要求に積極的に応えることが、グループ各社の生産性向上と業績拡大に結び付くものと判断した」と説明した。 安倍晋三首相は、経団連などに対し、業績が改善している企業に賃金アップを求めている。13日に回答が集中する春闘での他企業の動向にも影響しそうだ。 【共同通信】
|