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イオン ピーコックストアを買収へ3月4日 15時47分
流通大手の「イオン」は、首都圏などの店舗網を拡充するため、大手デパートの「J.フロントリテイリング」が展開する食品スーパー、「ピーコックストア」を買収することになりました。
発表によりますと、「イオン」は、大手デパートの「J.フロントリテイリング」が展開する食品スーパー、「ピーコックストア」を300億円で買収し、来月、完全子会社にします。
ピーコックストアは、「大丸ピーコック」や「ピーコックストア」、「松坂屋ストア」などの名前で88の店舗を展開していますが、その半数以上が首都圏にあり、去年2月期の決算の売上高は1100億円余りです。
イオンは、今回の買収によって手薄だった首都圏などの店舗網を拡充し、商品の調達などで競争力を高めるねらいがあります。
一方、「J.フロントリテイリング」は、価格競争の激化などで厳しい経営が続くスーパー事業を手放すことで主力のデパートなどに経営資源を集中したい考えです。
国内のスーパーは、コンビニエンスストアやドラッグストアなどとの競争が激しくなっており、ことし1月にイオンがイギリスのスーパー「テスコ」の国内の店舗を引き継ぐなど、再編の動きが相次いでいます。
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