ステージフォトレビュー

明日海りおが出演している舞台写真です。写真をクリックすると拡大します。
(2013.2.12更新)

冠協賛特別コーナー「舞台写真レビュー」にも『ベルサイユのばら』の舞台写真を掲載しています。

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公演情報

『ベルサイユのばら』ーオスカルとアンドレ編ー
 1755年、フランス・ベルサイユ宮殿近くの貴族の屋敷。代々王家を守る役割を担ってきたジャルジェ伯爵家に女児、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェが誕生した。跡継ぎを待ち望んでいた父の意向により、オスカルは男子として育てられることになる。
 そんなある時、オスカルの乳母の孫であるアンドレ・グランディエがジャルジェ家に引き取られてきた。アンドレは1つ年下であるオスカルの遊び相手兼護衛の役割を果たすようになり、2人は兄弟のような固い絆で結ばれていくのであった。

 時が経ち、凛々しく成長したオスカル(龍 真咲/明日海りお※役替わり)は王宮警護を司る近衛隊の隊長を務めていた。しかし栄華を誇ったブルボン王朝も陰りを見せはじめ、王侯貴族の浪費の煽りを受けた平民は重税と貧困にあえいでいた。そんな状況を知ったオスカルは、国民を守る軍隊である衛兵隊への転属を願い出る。
 一方、常にオスカルに寄り添い支えてきたアンドレ(明日海りお/龍 真咲※役替わり、蘭寿とむ/壮一帆※特別出演)は、いつしかオスカルへの身分違いの恋に苦しむようになっていた。アンドレは、オスカルの衛兵隊転属を受けて万一の時は命を懸けてオスカルを守ると、覚悟を新たにする。

 衛兵隊は平民出身の気性の荒い隊士たちが多く、彼らをまとめることは容易ではなかった。なかでも班長のアラン(星条海斗)は、貴族でしかも女性であるオスカルに反発する。しかし、真摯に国を思うオスカルの熱意が隊士たちに伝わり、次第に心を開いていく。
 そのころパリでは、以前ジャルジェ家でオスカルの世話をしていたロザリー(愛希れいか)と、夫で革命派の新聞記者ベルナール(美弥るりか/明日海りお※役替わり)も衛兵隊に異動したオスカルの身を案じていた。

 しばらくしてアンドレは、オスカルの元副官であったジェローデル(珠城りょう/美弥るりか※役替わり)がオスカルに求婚したと知り、愛の告白をすることも許されない我が身を嘆き、苦悩を深めていく。一方のオスカルは、常に側で温かく見守ってくれるアンドレの存在の大きさに気付きはじめていた。

 パリでは、市民たちが自由と平等、友愛を求めて立ち上がりつつあり、革命の炎がまさに燃え上がらんとしていた。身分の違いを越えて深い愛で結ばれたオスカルとアンドレの、そしてパリの運命とは……。