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国交相 復興に向け国が生コン工場建設へ3月3日 17時56分
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太田国土交通大臣は、東日本大震災の被災地の建設業者らが集まった会合で、生コンクリートの不足によって復興に必要な事業に遅れが出ないよう、国が現地に生産工場を建設する方針を明らかにしました。
仙台市で開かれた会合には、太田国土交通大臣や宮城県の村井知事、それに被災地の建設業の代表らが出席しました。
はじめに国土交通省の担当者が、復興に向けた事業が本格的に始まった場合、一部の被災地では堤防や道路の建設に欠かせない生コンクリートが不足する恐れがあると報告しました。
これを受けて、太田大臣は沿岸部に高速道路の建設が計画されている岩手県の宮古地区と釜石地区に、生コンクリートを生産する工場を国の費用で建設する方針を明らかにしました。
会合後の記者会見で太田大臣は、「国の責任で、被災地の皆さんが復興を実感できる取り組みを強化していきたい」と述べ、復興事業に遅れが出ないよう対応を急ぐ考えを強調しました。
また、宮城県の村井知事は「被災者にも朗報ではないかと思う。1日でも早く工場が完成するよう協力したい」と述べました。
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