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カルビー「フルグラ」成功の秘訣 苦難乗り越え…愛されるヒット商品に

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SankeiBiz 2013/3/3 09:08
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売り上げが拡大している「フルグラ」

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 カルビーのシリアル食品「フルグラ」が好調だ。今期(平成24年4月~25年3月)の売上高は前年比約1・6倍となることが見込まれ、「かっぱえびせん」などスナック菓子で首位の同社はシリアル食品市場でも存在感を示しつつある。昭和63年の発売から25年が経過。一時は事業消滅の危機もあったが乗り越えた。成功の秘訣(ひけつ)はヒット商品「じゃがりこ」にも共通する「食感」への強いこだわりと、目先の収益にはこだわらない「お客さま視点」だった。
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 「アメリカではグラノーラが食事となっているが、日本でもやってみてはどうか」。スナック菓子メーカーのカルビーがシリアル事業に乗り出したのは、米国を訪れた当時の経営幹部の提案がきっかけだった。幹部は50年に発売した「ポテトチップス」の調査でたびたび米国を訪れており、その際に穀物を焼いた手軽で栄養価の高いグラノーラに目をつけた。当時、国内のシリアル市場は未発達で、「かっぱえびせん」「ポテトチップス」に次ぐ第3の柱にしようと、60年前後に社内に専属チームを組織した。
 日本人好みのグラノーラを目指したチームは「食感」がカギとなると考えた。米国のグラノーラを食べ比べたが、日本人にはもさもさと重く食べやすいとはいえない。パリッとした歯応えが求められるスナック菓子を手がけてきた経験から、米国商品を応用しだけでは受け入れられないことが分かっていた。
 だが、複数の穀物をブレンドするだけのグラノーラの一体どこに手をつければ食感を大きく変えることができるのか。穀物とのにらめっこが続いたある日、ばらばらの穀物を一度固めてから適度な塊を残しながら壊す手法を思いついた。さっそく、ブレンドした穀物にシロップを混ぜてオーブンで焼いて割ってみる。シロップが多すぎると破片が大きく硬くなりすぎ、少ないと粉々になってしまうなど、焼成温度の調節が難しい。熱気と芳ばしい香りがこもる製造現場で幾通りも焼いては割り、ようやく納得のいくものが仕上がった。

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※2013/3/3 18:16 更新

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