催眠術2


他人の様子を窺い波風立てずに生きていた主人公の桜井進。
家では女手ひとつで自分を育ててくれている母・佐和の顔色を窺い、学園ではいじめっ子のサトウとスドウにパシリとして使われていた。
安心できるのは叔母・高瀬志乃さんと従妹の則子ちゃんと過ごす高瀬家での夕食のひとときだけだった。
だが、主人公の住むマンションに大学病院の教授である村越進太が引っ越してきたことでその運命は大きく変化していくことになる。
いじめっ子に追い込まれていた進を催眠術で助け、いじめっ子たちに進をボスと認識させた村越教授は、催眠術を進に伝授する。
村越教授から教わった催眠術を使い、進は身近な女性たちに催眠術を掛けてその身体と精神を弄んでいくのだった。
異常なシチュエーションを作り出し、その興奮で恩人である村越教授のEDを治すために……。


(こばのれびゅー)

MCファンのバイブル催眠術の続編です。
当然の事ですが前作とは比べ物にならないくらいのボリュームと質の高さがあり『もうかったんだなぁ〜』と思わずにはいられません。
一時期違う路線に走りかけておりましたがやっぱりここで儲けるべきなんでしょ。

寝取られ、スカトロ、近親相姦、処女喪失などのシュチュエーションに肉体操作、誤認、後催眠を絡めておりMCファンは涙物です。
とりあえず買いましょう。

今回のメインキャラは人妻です。
これが好きな人は別に良いと思うんですけど基本的にヒロインは三つ編みはしてなくてもロングヘアーの学生で、そこに読書好きの眼鏡っ子や妹系や体育会系、お姉ちゃん系のサブヒロインが居るのが多いので不満に思う人も多いんじゃないかなぁ。
それに同じ挿絵の使い回しになるのはしょうがないんですがちょっと多すぎるかな。
無理矢理プレイ時間を長くしようとしたツケのような感じもします。
『村越復活』からが良かっただけにちょいと残念。

前作がストレート一本なら今回はフォークにスライダーにSFF。
満足感では比べ物になる筈ないですが私は前作の方が好きですね。
スッキリしていて一字一句逃さずに読もうという気になりますから。
まぁ、これは反対の意見の人も多いと思いますけど(もし苦情があればPanyanさん宛にお願いします)