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バングラデシュ 野党指導者に死刑判決で衝突
3月3日 11時31分

バングラデシュでは40年余り前の独立戦争を巡って、野党のイスラム政党の指導者が大量虐殺などの罪で死刑判決を言い渡されたことに反発する支持者が、3日連続で警察の部隊と衝突し、2日も4人が死亡するなど緊張が続いています。

バングラデシュでは1971年の独立戦争での戦争犯罪を審理している特別法廷が、先月28日、野党「イスラム協会」の副党首に対して大量虐殺などの罪で死刑判決を言い渡し、これに強く反発する支持者らが各地で暴徒化して警察の部隊と衝突しています。
現地の報道によりますと、2日も南部のチッタゴンなどで激しい衝突があり、あわせて4人が死亡しました。
また、首都ダッカでは2日、別の野党がこの問題を巡って政府を批判する2万人規模のデモを行い、一部の参加者が駐車中の車に火をつけるなどしたため、警察が催涙弾などを使って強制的に排除しました。
死刑判決をきっかけに3日連続で続いた衝突では、あわせて40人以上が死亡していますが、「イスラム協会」などは抗議行動を続ける姿勢を崩しておらず緊張が続いています。

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