ｌｅ'　ｃｉｅｌ　ｂｌｅｕ　ルシェルブル

ノンシリコンのシャンプーについて、
質問される機会が増えました。

その商品は急に注目されて、
シリコン＝悪者のイメージは
いつの間にか定着しています。

悪者だとしたら、

なぜ、今まで注目されなかったのか
そして、「そもそも、シリコンて何？」と

疑問に思うのは当然で、

例えば、検索すると

とらえ方でまったく異なる
見解に戸惑うはずです。。

世の中で安全と言われるものの基準は
数値や試験的に得たデータに頼れるものでは
無くなっている事は既に知られています

専門的に分析するには、
幅広く深い知識が必要となりますが
シリコンが「悪者」として扱われている反面
「必要性」と「無毒性」などの記述も
間違いや偽りではなく
多くの情報と同じく
使用する側で正しい知識と
偏らない情報を得たうえで
見極めて判断し
商品を選び正しく使用することが
必要とされています

その、必要な分だけの情報を
少し分かり易く
提供させていただくことにします。

そのうえで、

専門的な知識を理解して商品を選ぶ際の
判断の参考になれば、

と、思います。


まず、シリコンとは??

美容業界に限らず、

あらゆる分野の製品に使用されている
とても優れた素材です。

日常的に使用されている
電化製品のパッキン、
スポーツシューズのクッション部分や
哺乳瓶の乳首、医療用のチューブから
宇宙服のインナーに至るまで
全て同じシリコン素材です。

極端な高温や低温の環境でも
素材の変質がなく
鉛、水銀、カドミウム等の
有害化学物質は含まれず
焼却処分をしても
ダイオキシン等の有害物質も発生しません。

直接肌に触れるゴム製品にも多く使われている、
環境や体にもやさしい素材です。

そして、

シャンプーの話

シャンプーに使用される場合

コート剤として髪の表面を覆い
サラサラの仕上がりにする、という

質感の向上を目的としています

「使って直ぐにサラサラに」
「ごわごわのダメージ毛先がツヤツヤに」・・

といった表現はシリコン由来の
コート剤による質感なのです

では、シリコンで質感を上げなければ
キシキシでまとまらない
ﾀﾞﾒｰｼﾞﾍｱの原因は何でしょうか。

パーマやカラーの薬剤の影響によるﾀﾞﾒｰｼﾞと、
乾燥やお手入れの不足などの
環境によるﾀﾞﾒｰｼﾞと考えられますが
もっと重要な原因は
ｼｬﾝﾌﾟｰに欠かすことのできない
洗浄成分にあるのです

それが、

※過剰な洗浄剤の常用による脱脂と皮脂過多。
※合成界面活性剤のタンパク変性作用
による角質の損傷。

毎日洗浄することにより
脱脂された頭皮は皮膚表面を守るため
過剰に皮脂を分泌することとなります

そのため、
更にすっきりとした洗いあがり感を求めて
より洗浄力の強いｼｬﾝﾌﾟｰを使うという
悪循環がおきます

もともと、皮膚の表面には
皮膚常在菌が存在し
皮脂と汗を餌にして
弱酸性をの状態を保つ役割を
しています。

頭皮の汚れとは
、
皮膚表面の皮脂などﾀﾝﾊﾟｸ質の汚れです
強い洗浄成分は汚れと一緒に
髪と地肌に必要なﾀﾝﾊﾟｸ質まで
変性させて洗い流してしまいます

（その洗浄成分は衣類用の洗剤に
配合されるものと同じ成分です）

菌も皮脂も
強いタンパク変性作用と
脱脂力のあるシャンプーで
毎日さっぱりと流してしまうため
頭皮表面は
とても不安定な状態になり
痒みやフケの症状をひきおこします。

その症状を抑えるため、

皮脂や常在菌の代用となって
表面を覆うコート剤として
「フケを隠す保湿力のあるもの」が必要とされます

それが、シリコン剤です。


シリコン剤が有害＝ノンシリコンが良い

というより　

「強い洗浄力でﾀﾝﾊﾟｸ質を変性させてしまう成分」
が、髪と地肌にﾀﾞﾒｰｼﾞを与える

つまり、
ノンシリコン　＝比較的強い洗浄成分を使用していない

⇒　髪と地肌に与えるダメージが軽減される　

と、いうことになります

表面的には髪を「演出」してくれるシリコンには、
髪の痛みを補修したり、
保湿するような効果は全くない上、

吸着力が強いため
髪から剥がれ落ちるときに、
キューティクルを一緒に剥がしてしまうことや

地肌に過度に吸着したシリコンが
毛穴を詰まらせる
ということ、

傷ついたｷｭｰﾃｨｸﾙから毛髪の
内部に入り込み過剰に蓄積されると
ゴワつきを起こしたり
まとまりづらい髪質へ変化することも
懸念されています。

表面をコーティングするため、
薬剤の浸透を妨げたり
ﾄﾘｰﾄﾒﾝﾄなどの良い成分の浸透も
妨げてしまうということも言われます。

ノンシリコンに替えた途端に
髪はキシキシと絡み
一時的に不快な状態になるため
「自分に合わない」
と感じることが多いようです

短期間で髪質の変化が感じられなかったり、
泡立ちや使用感が良くなければ
あまり良くないと感じて
使うのを止めてしまがちですが

本当に良いシャンプーは、
時間をかけてゆっくり
髪と頭皮を健康に育てていくもの

最低でも1～2本を使い切って
根気よく続けているうちに
残留していたシリコンが抜けて
軽くなった髪を実感できます

また、
シリコンは入っていないけれど、
パラベンなどの防腐剤、保存料、
合成香料、着色料などを配合している
商品も多く、実際は
シリコンに代わる石油由来の成分を
使用している安値の商品もあります。

先に書いた、

強いタンパク質変性作用を持つ洗浄成分は、
皮膚から体内に吸収されやすい。
というのも問題点です

頭皮から吸収された成分が
体内で発揮する
タンパク変性作用の影響も
心配されています。

もう１つの問題点、

「タンパク質変性作用」は

名前の通りタンパク質を破壊する
働きのことです。

特にすすぎ残して頭皮や肌にとどまった成分は、
細胞タンパク質を少しづつ壊していきます。

この影響が大きくなると、慢性的な肌荒れやニキビ、
抜け毛の原因になると言われています。

頭皮の健康を保つのに欠かせない保湿因子を
強力に溶かして洗い流してしまう、
保湿因子のない無防備な状態が
年単位の長期間続くと

頭皮細胞が健康な状態を保てなくなり、
髪ヤセやツヤの低下、

そして抜け毛へと繋がっていくことは
理解できると思います

界面活性剤についてのお話については
重要な事ですが、別の機会に・・・

※※興味のある方へ

関連したｼｬﾝﾌﾟｰのことをごらんください

それらの成分が及ぼす影響についても
消費者の側が考える問題になっています。

ノンシリコンと、無添加、オーガニック製品とは

別の物として考えて、

食品の安全性と同じく、
完全に安心安全な食品だけを選ぶことが
難しいように、シャンプーにおいても
同じことが言えます。

どこまで安全性を求めるかは
個人の判断に委ねられるのだと思います

実際に、数か月前から
ノンシリコンに替えた方が
使用前と比較して

明らかに頼りなかった髪の
一本一本がしっかりと
してきたことを確認できています。


と、いう事で

シリコン自体は優れた素材であって
有害な悪者では無いことは分かります

それが、髪と地肌に関しては、

本当に髪に良いものだけを求めた場合
ノンシリコンが自然な状態

ということになるのですね。。

10月の2周年の記念に

お客さまから、今年は

たくさんの“美味しいもの”を

いただきました（＾ｕ＾）

Open の時と、一周年には

たくさんのお花と植物をいただいたので

重ならないように、今回は

“美味しいもの”を選んでくださったのかも

しれません・・^m^


手作りのもの、

評判のお店のもの

おすそ分けと、お土産のもの

たくさんの美味しいものに囲まれました

何より嬉しいのは

美味しいものを

選んでいただいた

「気持ち」　です(>_<)

ありがとうございました。。






甘くておいしい青森産の　りんご







MINAMOTOYAさんのベルギーパン
erikoさんより





あかねりんごの手作りジュレ
kumikoさんより







オハコルテさんのタルトサンド
YUKIちゃんより



オハコルテさんのタルトたち
ナッツと洋ナシ
emikoさんより




プールさんのスコーンとシュークリーム
Harukaさんより





シュー皮のラスクとエスプレッソコーヒー




フィリピンのもち米の手作りお菓子“ビーコ”
mannnaさまより

玄米とナッツの無添加クッキー
kaoruさまより





ステラおばさんのクッキーたち
asahiさんより♫





アプリコットさんのクレープケーキ







sinobuちゃんより、お土産と
ﾒｯｾｰｼﾞｶｰﾄﾞ





syoukoちゃんより

センスの良いンドソープ＆ローション





まだまだ、たくさん・・・

ありがとうございました

3周年、5周年、10周年まで・・・

これからも、

どうぞ、よろしくお願いいたします