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【サッカー】横浜M 5年ぶり開幕勝利2013年3月3日 紙面から
◇J1第1節 第1日 横浜M4−2湘南勝ち越しゴールを決めた斎藤は、ゴール裏の看板を跳び越えて、スタンド前まで突っ走り、雄たけびを上げた。後半38分、俊輔が作った中央のスペースに走り込み、マルキーニョスに出したボールが跳ね返ってきた。迷わず、左に切り込むとそのまま左足で豪快にゴールネットに突き刺した。 ユースからトップに昇格して5年目にして日産スタジアムで初ゴール。それもチームとして08年以来、5年ぶりとなる開幕戦の勝利につながるゴール。さらにマルキーニョスの同点ゴールもアシスト。「やっと日産で初ゴール。入ってすぐに失点してまずいなと思っていた。でも動きは悪くなかったし、DFの間をついていけばいけると思っていた」と笑顔をみせた。宮崎合宿中に足首を痛め、そこをかばううちに左ヒザに痛みが出た。いまだにフル出場は難しく時間限定の起用しかなかった。 昨年はJ2愛媛での活躍を認められ、開幕からスタメンを勝ち取り、ロンドン五輪に出場。しかし、五輪以降は持ち味のドリブルが失速し、俊輔からは「ロンドンに何を忘れてきたんだ」と叱られた。今季は再び相手DFを切り裂くようなドリブルをひたすら研いでいた。 「学(斎藤)が入ったり、藤田が入ったりして、いろいろ試したことで結果が出たことが大きい。学にはいいスーパーサブじゃんと言った」となかなか褒めない俊輔が斎藤を称賛。斎藤は横浜Mの最高の切り札になりつつある。 (荒川敬則) PR情報
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