蹴球探訪
金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【大リーグ】黒田は初オープン戦登板で4失点2013年3月3日 紙面から ヤンキースの黒田博樹投手(38)が“黒星”スタートを切った。フロリダ州タンパでのフィリーズ戦(1日)でオープン戦に初登板、1イニング2/3を3安打4失点(自責1)。時事電などによると、味方の拙守に足を引っ張られる不運もあったが、制球面に課題を残すなど、本人も「まだまだ」と不満を口にした。 納得の滑りだしとはいかなかった。1回は先頭打者にいきなり四球。左打席のロリンズに対し、フルカウントから選択したのは内角のボールゾーンからストライクゾーンに入るシュート系の球だったが、「引っかかってストレートになった」と意図したボールが投げられなかった。2回も2死から連打を許した。いずれも味方の失策が絡んで失点につながり、「この時期はどれだけイメージした球が投げられるか。その意味ではまだまだ」と首を振った。 投球数は41。当初予定ではもう少し投げる予定だったが、2回途中で降板し、「なかなか(自己)評価は難しい」と険しい表情。それでも、2回は最初の3人に対していずれも初球をカーブで入って打者の反応を確認。「今しか試せないことがある。この時期に判断しないと」とわずかな収穫も手にした。 昨季は自己最多の16勝。今季はエース左腕サバシアと並んで主戦級の活躍を期待されている。「2回のロリンズ(右越え二塁打)はこの時期にしても良くない球だった。ただ、(打ち取った場面で)内野ゴロを打たせることができているのは良かった」。開幕まで約1カ月。試行錯誤を繰り返す中で、細部にこだわり、磨き上げていく作業が続く。 PR情報
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