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【楽天】片岡、8回3人ピシャリ!星野監督も期待

スポーツ報知 3月3日(日)7時1分配信

【楽天】片岡、8回3人ピシャリ!星野監督も期待

片山はDeNAとのオープン戦で1イニングをピシャリと抑えた

 ◆オープン戦 楽天3─4DeNA(2日・長崎) 楽天・片山博視投手(25)が2日、DeNAとのオープン戦に4番手で登板した。連続三振を奪うなど、8回の1イニングを3人で抑えた。チームは3―4で敗れ、オープン戦は3連敗。対外試合で5連続で三振を奪った中継ぎ左腕の活躍が、数少ない明るいニュースとなった。

 小さくフッと息を吐き出すと、片山は集中力を極限まで高めた。先頭の渡辺直人内野手(32)を139キロのシュートで見逃し三振。内村賢介内野手(26)は133キロの内角直球で見逃し三振に仕留めた。かつては同じ楽天のユニホームで戦った2人の“戦友”から連続Kを奪って見せた。

 2月28日の韓国・斗山との練習試合では8回に登場し、3者連続三振に仕留めていた。対外試合では5連続K。2試合連続で1回をピシャリと抑えたが、ベンチに戻る際には笑顔すら見せなかった。「前は出来すぎ。逆に今日は不安だった」と本心を明かした。

 ここで満足する訳にはいかない。今季は星野智樹投手(35)が加入し、中継ぎ左腕の開幕1軍争いは、さらにし烈になった。「ゆっくりしてられる立場ではない。負けたくないとは思っています」とサバイバルを勝ち抜くために必死だ。

 オフにはJリーガーや騎手ら「異業種選手」との合同自主トレに参加し、体幹を一から鍛え直した。肉体も改造中だが、登板前日には外見に“気合”を入れた。1日の長崎到着後、自らバリカンを持って、丸刈り頭を「3ミリ」まで短く刈り込んだ。帽子の下に隠れた強い決意を、結果につなげた。

 この日登板した楽天の5投手のうち、無安打無四球だったのは片山だけ。星野仙一監督(66)は「3人で抑えればそれでいい。(居場所は)自分で勝ち取らんといかん」と期待を込めた。新加入の斎藤隆投手(43)がいまだに2軍で調整を続けていることを考えても、コマがそろってきた楽天中継ぎ陣。激しい競争を勝ち抜くために、左腕は猛アピールを続けていく。

最終更新:3月3日(日)7時32分

スポーツ報知

 

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