読者の広場

「観覧席」は昔なつかしい「SMセレクト」誌の読者投書欄のタイトルです。
同誌を初めとした当時の東京三世社のSM雑誌は、
読者欄が非常に充実していて、雑誌の魅力のひとつとなってました。

2000年5月13日号

第4回アンケート結果発表

恒例のアンケート結果の分析と発表です(対象期間:2001年4月1日〜2000年5月12日)。回答者数は合計40名でした。ご協力どうも有り難うございます。

年代別読者層

前回とほとんど傾向は変わりません。相変わらず20代の読者は少ない、高年齢層が目立つサイトですね。

 
年齢層
人数(今回)
人数(第3回)
人数(第2回)
人数(第1回)
20代以下
 2
 2
 6
 4
30代
16
17
20
35
40代
12
10
 8
25
50代以上
 4
 4
 7
 4
不明
 6
 6
 3
12
合計
40
39
44
80
読者の感想

今回も恒例により、読者の皆さんのコメントの主なものを集めました。

Mさん(30代・男性)
いつもたいへん満足しつつ、サイトのコンテンツを楽しんでおります。
もしできれば、廃刊諸SM誌の書誌学的な解説記事があれば、私を含めて若輩者の読者の皆さんも、より奥深くサイトの諸記事・画像を、満喫できるのではないか? などと思うときもございます。
管理人様や掲示板に登場される様々な常連の皆様に、そうした書誌学的解説記事を書いて頂ければ、うれしいのですが。

白川自身はちょっとそういった時間は取れそうにありませんが、どなたかが書いて頂けるのなら、喜んで掲載させて頂きます。

Iさん(年代不明・男性)
結局フィクションの世界なのだから思い切り残酷な描写を書いてほしい。男はそれをパソコンで見る事によって現実の疲れから僅かな時間でも解放されるのだ。所謂フェミニストの女性蔑視論とはまったく違う事を、白川先生はとっくにご承知だとは思いますがますますのご健筆をお祈り致します。

Kさん(年代不明・男性)
次が待ち遠しいです。月2回の更新なんていうのを無理を承知でお願いいたします。

??? 週1回、月最低4回は更新していますよ。週2回のことですかね? それは、このサイトを商売にしないと難しいかも。

Sさん(40代・男性)
すばらしいイラストをお描きなので、でいるだけイラストを多くした劇画的なものを希望します。

白川もイラストを描く方が楽しいので、アイデアだけ出して、テキストは誰か他の人が書いてくれんかな・・・なんて思っているのですが。

Vさん(40代・男性)
挿絵はとても気に入っていますが個人的な好みでいえばあまりに乳房を強調しすぎるのはデフォルメがきつくて感情移入しにくいので適度なサイズの挿絵もお願いできればありがたいです。股間を正面から捕らえた挿絵も希望したいのですが問題があるのでしょうか?

「ソフィア」はあまりデフォルメしていないつもりですが・・・してますかね? 股間を正面からとらえると、モザイクだらけになってしまうのであまり美しくありません。モザイクを外すと、やはり問題があるでしょうね(きちんと描いてからモザイクをかけているので、白川の手元にはもちろん「無修正版」があるのですが・・・)。

Yさん(30代・男性)
絵が非常に良いが表情が少し、乏しいようにも思います。

うーん。これって課題なんですよね。気をつけます。笠間しろうさんなんか上手いと思うのですが。

Sさん(30代・男性)
内容はどれも充実しているのですが、同時進行の作品が多いような気がちょっとします。生意気言ってすいません。

これも課題です・・・(笑)。同時進行でも、もう少しペースを上げれば問題無いのでしょうが。とにかく「悪徳の街」は何とか再開しましたので、今後をご期待ください。

Dさん(50代・男性)
”女囚””電気拷問”をキーワードとするストーリーを期待します。第一章募集などというアイデアはいかがでしょうか?ストーリーを自分で書くほどの時間がない、文章に自信がないという人が、自分の好みを思いっきり入れた第一章を書いて送り、白川様が気に入れば続編を書くというものです。

Pさん(40代・男性)
今回「王女ソフィア」がスタートしましたが、同様な形で他の方の作品も見られるといいと思います。ただ、あくまで白川さんの独断で内容等はチェックしていただきたいものですが。
「悪徳の街」も今後を期待しております。お忙しいとは思いますので、ゆっくりで結構ですから、順次書きつづけていただけたらと思います。

匿名希望(年代・性別不明)
このページのように絵物語を扱っているところはほとんどないのでこれからも末永く閲覧させていただきます。

Tさん(30代・男性)
掲示板に出ていた、中学一年ですが、WEB上では大学一年18歳で表記しても問題ないのではないでしょうか。描写はもちろん中学一年として。データで入手した官能小説は、よく惚れた女の名前に「置換」して楽しんでいます。しかし、ロリータ規制なんかやらなくてはならないということは、皆の関心が強いということなんでしょうか。

これは、白川も良くやります。「静子夫人」を、高校時代に惚れてた女の子の名前に置換したり・・・。ついでに「川田」を「白川」に変えたり・・・。

Nさん(30代・男性)
良く出きています。ただテキストデータを1括でダウンロードできればと思う。通しで読んでみたいので。

いずれPDFファイルでの提供を考えています。
 

コンテンツ人気ランキング

1位から4位までは、前回とまったく同じです。ただ、「地獄の美囚」が前回7位から、今回は「ハードコア」と同じ4位まで順位を上げました。
「蕃地」や「花と蛇絵巻」は、人気は安定していますが、「悪徳の街」や「地獄の美囚」は、「これが一番好き」という、こだわりのあるファンが多いのが特徴です。「恵子と美佳」の順位が低迷していますが、来月マドンナメイトで文庫化されたら、またこのサイトのオリジナル版が見直されるかも・・・。

 
順位
コンテンツ名
得票
第3回
順位
第2回
順位
第1回
順位
蕃地の女奴隷
29
花と蛇絵巻
21
悪徳の街
18
ハードコア
13
地獄の美囚
13
王妃ソフィアの最期
12
恵子と美佳
10
白川夜話
 8

作品についての主なコメントを集めました。

Sさん(年代不明・男性)
以前にもお願い致しましたように、出来れば「地獄の美囚」のリメイクを期待します。「蕃地の女奴隷」が一段落したら、メールマガジンでお願い出来ません
でしょうか。

Sさん(30代・男性)
ハードコアのPAGE8は最高でした。とても続きが読みたくなりました。「蕃地の女奴隷」では、薬を使わずの排便シーンが結構気に入ってます。これからも、楽しみにしていますので、頑張って下さい。

「蕃地」の例のシーンは、メルマガではさらに過激になるはずです。お楽しみに。

Sさん(50代・男性)
(「花と蛇絵巻」に)奇クの「贋作花と蛇」の原作とはちがった面白さを思い出しました。

Sさん(40代・男性)
私としては「地獄の美囚」のような監獄もの。女囚ものが充実するとうれしいです。

Mさん(40代・男性)
花と蛇絵巻いつも楽しんでいます。ただ美津子が最近Sに目覚めてきたのは、がっかりです。このパターンはよくあるのですが、美津子ファンの私としては、まだまだMとして修行をつんでほしいですね。

・・・すみません。まずいかなあ、とは思ったんですが京子ファンの白川としては、「京子が最も辛い責めは何か?」と考えて、それは美津子に責められることではないかという結論に達し、ああいう展開にしてしまいました。今度は京子か小夜子に、美津子を責めさせようかな?

Hさん(30代・男性)
女性を捕らえ、奴隷にする。奴隷にされた女性に、自分の身分を自覚させるために身体のどこかに奴隷の印を付ける。その印は、付けるときに耐えがたい苦痛を与えるものでなければならず、永久に消せないものでなくてはならない。焼き印もしくは入れ墨が、その最も最良の方法だろう。
ここ数年、こんな妄想に捕らわれています。「番地の女奴隷」は、そんな私の妄想をさらに掻き立ててくれました。でも、もう少し焼き印と入れ墨する場面をじっくりと描いて欲しかったと思っています。
 

既存のSM小説の続編、外伝が執筆されるとしたら、最も読んでみたいものは何ですか? もし、その続編、外伝にどういったストーリー、展開(登場人物に施される責めの種類、S側とM側の組み合わせなど)を期待しますか? できるだけ詳しくお聞かせ下さい。
要するに「ハードコア」のネタ探し・・・なのですが、たくさんの興味深い意見が寄せられました。

Mさん(30代・男性)
「徳川女体刑罰史」の最後のエピソード。
管理人様もイラストの題材になさったあの長崎奉行所で改宗を迫られて拷問される物語です。
主題が彫り師と同心の対決であった為か、責めに苦しむ白人女性たちのその後の運命が気になるところです。改宗した白人女性たちが、見せ物小屋下げ渡されて、
1)いかがわしい「見せ物」にされる。
2)見せ物としての付加価値をつけるために全身に入れ墨を施される。
3)日本人女性には到底くわえこめない程巨大な張形を、前後の穴で完全に飲み込む芸を仕込まれる。
4)卑猥な歌詞の歌をたどたどしい日本語で歌わされる。
5)人間とは見なされず牛馬同然の扱いをうける。鼻輪を通され、飼料を喰い、家畜小屋で生活するなど。
6)白人女性としてのプライドを完全に捨て、救出にきたオランダ人キャピタンも、見捨てるほどまで完全に畜化してしまう。
こういった後日談があれば面白いなあ、などと色々空想しております。

・・・これは面白いですね。このテーマで是非イラストストーリー化してみたいです。
 

杉村春也さんの作品の人気はやはり高いです。

Sさん(30代・男性)
杉村春也の「美姉妹奴隷シリーズ」および景子先生シリーズ。杉村春也ものならすべてOK。

Pさん(40代・男性)
杉村春也「美姉妹奴隷生活」で、バレエ教室に入ってくる生徒が次々と奴隷化されていく、なんていうのが読みたいですね。そして教師の2人が最低の奴隷になって生徒に奉仕する、といったストーリーは成立しないものでしょうか。

Tさん(20代・男性)
「英語教師景子」
美女に変身させられた春川かおるが景子先生に代わって新任の美人女教師として自分の母校に赴任させられ、母親である春川佳代夫人と一緒に調教される。

Sさん(30代・男性)
杉村春也さんの「英語教師 景子」の続編というかシチュエーションを変えたものを読んでみたい。
「体育教師 XX」というのが一番読んでみたい。ただ、こういう類のものはたくさんあるのでいまさらという気がするかもしれませんが、杉村さんならちょっと違うように書いてくれる気がします。ところで杉村さんはどうしちゃったんでしょう?

匿名希望(40代・男性)
やはり、「英語教師、景子」(当時はそんな名前はなかったですが)の続編には、期待します。確か連載の最終回では、かおるは、別の高校に勤める設定だったと思います。同級生ではなく、新たに登場する年下の生徒たちに、なよなよとした体を嘲笑され、愛玩物的に扱われる構想を期待しています。

Tさん(30代・男性)
今後の展開として「英語教師景子」外伝がなんと実現していただけそうで、しかもサブキャラの佳代夫人がメイン。もうこたえられません。
やはり息子との強制相姦やら、息子のクラスメイトの前での相姦ショーやら学校を舞台に活用した底なしの性の地獄に堕ちた夫人をみたい。佳代夫人が臨時教諭となって景子先生ではカバーできない熟女の性の実技レッスン。思春期の子供をもった親のための社会人教室とか。裏授業で相姦コースありとか。

白川の作品の中では、「地獄の美囚」の続編についての希望が多いですね。

Nさん(30代・男性)
「地獄の美囚」を読みたいです。
母親は巨乳化と陰核肥大化によりいやらしい肉体にされました。
こういう肉体改造ものが好きなので、次回は娘にも行って欲しいです。具体的には、包皮をめくり上げ、剥き出しにした陰核に注射し、常に勃起状態にさせます。無理矢理勃起させられた陰核で娘に自慰をさせるのはもちろん(前回日課にさせられていましたね)、他の囚人にも徹底的にこねくり回されるのです。それにより、娘の陰核は年齢にふさわしくない肥大したものになります。また、乳首にも同じ薬を注射し、乳首も立ちっぱなしにし、肥大させます。

匿名希望(年代不明・男性)
市販されているSM小説は読んだことがないのでわかりませんがこのHPの小説では「地獄の美囚」がお気に入りなので、ぜひ続編を読みたいです
ストーリーとしては捕まってからの自白させるまでの責め(身体検査 採尿などを含む)その後の労役を詳しく書かれていると私としてはうれしいです

Yさん(40代・男性)
「悪徳の街」の続編を早く読みたいです。キャロルとキャロルの母親とロンだにジムの子を産ませるというのはどうですか。団鬼六に,似たような展開のものがありましたが。

Kさん(30代・男性)
今後も「蕃地の女奴隷」のメールマガジンは継続されるのでしょうか?
第二部があるとすれば、つぎの場面を期待してしまいます。
●メグの婚約者のボブをキャシー(又はジェニファー)と絡ませ、メグに生じる嫉妬を利用したアンダーソン姉妹への調教。
(例えば、メグとボブを強制的に絡ませ、絶頂に達する直前に引き離す。メグの目前で縛られ抵抗するボブに媚薬責めしたアンダーソン姉妹をあてがい、逆レイプさせる。メグはバタック族の逞しいもので貫かれながら、美姉妹の粘膜に出入りしているボブの肉棒にフェラチオさせられる。ついには、サラに背中を鞭打たれながら美姉妹の性器(肛門)に浴びせられた婚約者のミルクを後始末させられる。メグ自身もバタック族の激しい飛沫を子宮に感じつつ昇天する。
「ああっ。なぜ婚約者である自分だけがボブと結ばれないの?なぜいつも私だけバタック族なの?キャシーっ!こんなにビショビショに濡らして、そんなにボブのチ○ポが気持ちいいの。悔しいーっ!憶えてらしゃい。明日は今日以上にいじめてやるから!!」とかは如何でしょうか。)

Sさん(40代・男性)
こんな小説読んでみたい。ということで。
その1
欲の深い女性探検家。財宝を求めてアフリカ奥地に出かける。原住民の酋長に色仕掛けで迫り、仲間になる事を条件に金銀財宝を手に入れることに成功。 だが、そこの部族には刺青や割礼が掟であった。
その2
多少どんでん返しがあるストーリーの方が私は好きです。
「王妃ソフィア・・」のパロディで王家は実は相当のワルで地下二階にはハーレムがあって奴隷の調教をやってたりしてた。 それがばれたのがクーデターの発端であった・・とか。
 
Sさん(30代・男性)
ちょっと現在手元に資料(?)がなく、具体的なタイトルを挙げられないのですが、例えば身近では、「花と蛇絵巻」の男の子が同性に陵辱されるシーン。あの続きが見たいなあ。そっちの趣味は全くないのですが、妙に気になります。あれこそ究極の調教なのかも知れませんね。
それ以外だと、ちょっと貴兄のストライクゾーンからははずれるのかも知れませんが、例えばSFや、アニメなどノンアダルト(?)な物語のアダルトバージョン、も面白いと思います。例えば所謂「戦隊もの」に必ず一人いる女性戦士が、これまた必ず一人いる悪者側の女性幹部に、拉致監禁、調教の挙げ句(本編では円満解決の所)ついには完全に洗脳され、、、というパターン。最近ニッチなホームページとか、アダルトビデオでぽつぽつ見かけますが、レベルの高いものはまれです。

もちろん、鬼六ファンはたくさんいらっしゃいます。その中から主なものを・・・。

Hさん(年代不明・男性)
「花と蛇」続編 また再三申し上げていますが、時代ものの所謂上流階級の女が残酷に落されて行くストーリーのものなど切望致します。

Aさん(40代・男性)
「花と蛇」
特に京子に対するシスターボーイのねっちっこい責めや肉体改造を期待する。京子は無理やり永久脱毛を施され性器肛門が丸見えになった状態。更に男勝りの京子にふさわしくクリトリスの包皮を切除し、クリトリスをペニス状態にしてしまう。

Iさん(40代・男性)
「お柳情炎」
黒川親分の気が変わり、処刑されるのを許されるが、お美津とともに今度は黒川一家のなぐさみものとなる。
美形のお柳の弟が助けにはいるが失敗し、ともに性奴として調教される。
お美津に加虐の癖が芽生え、お柳とその弟を責めるようになる。

Mさん(40代・男性)
団鬼六氏の「禁断の欲望」(幻冬舎から調教?の題で再刊)
これは、団氏の作品に中でもほとんど注目されないものですが、私は昔からお気に入りです。末期ガンを宣告された金持ちが仲間たちと伊豆の別荘に5人の美女を誘拐監禁して、性の奴隷として調教するという話です。この種のユートピア型の小説は「花と蛇」の変形といえばそれまでですが、人妻、女子高生、女子大生、OL、女優という典型的なパターンの女をひとりずつ誘拐して調教していく所や、団氏の小説としてはめずらしく奴隷の身体検査や規則が細かく出てくるところなど細部に工夫があり、女たちを集団で調教するというパターンの好きな私にはぐっとくるものでした。ただ最後の2人女優と女子高生が誘拐され、浣腸されるところで終わってしまい、いよいよこれから5人の女奴隷の地獄が始まるという期待だけ残ってしまいます。
1号とか2号とか呼ばれ、名前さえ剥奪された美女たちが集団で性奴の訓練を受ける。そんな続編が読みたいのですが。

このご意見、白川も同感です。鬼六さんの作品としては異色作といって良いでしょう。「蕃地の女奴隷」は実はこの作品から頂いたシーンがいくつかあります。

Sさん(年代不明・男性)
綺羅光「凌辱女子学園」
潤子と智実母娘の絡みがもっと読みたかった(性奴に調教されてからの再会、母娘売春の具体的な描写、暗示のみに終わった刺青など)。
杉村春也「美姉妹・奴隷生活」(白鳥艶舞曲)
これは展開というより訂正ですが、洋子と奈保子の関係が義理の姉妹ではなく実の姉妹、あるいは母娘だったらもっと良かったのにと思います。
千草忠夫「奴隷牧場」
涼子への肉体改造が実現しなかったのが残念(割礼とラビアピアス)。節子と母娘揃って同じ改造を受ける展開だったらなお良かった。
 

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