| バーサーカー |
| 真名 | エキドナ |
| マスター | イリヤスフィール・ フォン・アインツベルン |
| 属性 | 混沌・狂 |
| 性別 | 女性 |
| 198cm 51kg |
| HP:343 MP:0 |
| 筋力:E | 耐久:E | 敏捷:D | 魔力:E | 幸運:E | 宝具:EX |
| クラス別能力 |
| 狂化 D | クラスによる狂化ではなく、最初から狂った状態で呼び出された。 能力補正は無し。 |
| 保有スキル |
| 変身C− | 蛇の下半身から人間のものに化けるスキルだが、 現在は自分の意思では使用出来ない。 |
| 美貌E− | かつては絶世の美女であったが、今ではその面影が残るのみ。 |
| 神性− | 発狂した際に失われている。 |
| 不死− | 神性の喪失と同時に失われている。 |
| 宝具 |
ランク:EX 種別:肉体宝具 レンジ:− 最大補足:− | 数多くの魔獣を宿した母としての性質、子宮そのものが宝具となった。 受精した獣の遺伝子に『神秘』を混ぜ、幻想種へ変異させる。 単純なイヌ科の精子を地獄の番犬へ、ネコ科の精子を無敵獅子として着床させ、現存する爬虫類から下位の竜種を生み出すことさえ出来る。 忌まわしき近親相姦によって『神秘』の濃度を高めていけば、より上級の幻想種を誕生させることもできる。 ただし通常の精神状態であれば、サーヴァントといえど強い拒否感を示すので、母子相姦には令呪の強制が必須である。 エキドナに産み出された幻想種は、独立サーヴァント扱いとなり、別途マスターとの契約が必要。 |
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:− 最大補足:− | 受胎した魔獣を出産せず、育児嚢を通して現界させる。 エキドナの肉体を憑代にした融合召喚である。 融合召喚中のステータスは、元となる魔獣の基礎パラメーターに、エキドナのパラメーターを足したものとなる。 融合召喚中にHPが、魔獣本来のHPを下回ると、融合が解除され、エキドナが排出される。 その際、超過ダメージはエキドナも喰らっている。 |
| エキドナの子供たち |
| ケルベロス オルトロス セコヴィア パイア デルピュネ タゲス ??? ネメアの獅子 スキュラ ??? キマイラ ヒュドラ ??? |
| 神話・伝承 |
| ギリシャ神話に登場する、上半身は美女、下半身は青黒い斑の大蝮という女怪。 魔神テュポーンの妻であり、数多くの怪物を産んだ魔獣の母である。 また石化の魔眼を持つ蛇女メドゥーサは祖母に当たる。 魔神テュポーンとの間に、地獄の番犬ケルベロス、双頭の牧場犬オルトロス、巨大水蛇ヒュドラ、合成獣キマイラなどが誕生した。 息子のオルトロスとの間にも、堅固なるネメアの獅子、謎掛け人面獣スフィンクス、化け蟹カルキノスを儲けた。 さらに多くの息子を倒したヘラクレスとも交わり、三人の子供を成している。 こちらの子供は化け物ではなく、スキュタイ民族の祖先となっている。 エキドナの生息地には諸説ある。 地中海東岸のキリキア地方、小アジアのアリマ地方の火山地帯、ペロポネーソス半島など。 洞窟から美しい上半身だけを覗かせて旅人を誘い、暗闇に引きずり込んで食べていたという。 数多くの怪物を生み出したエキドナだが、その最後は呆気ないものだった。 ペレポロネソスで家畜を襲っている最中に、百眼の魔神アルゴスに棍棒で殴り殺されてしまう。 神々をも震え上がらせた魔獣の母は、人知れず、野垂れ死に同然の末路を迎えるのだった。 |