東支那海の日本の資源權益危ふし！
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今、東支那海に於ける日本の重大な海洋權益が、確實に侵されつつある！ 現実を直視せよ！ 福田總理は、暢氣にも先日、國内問題山積の中を四日間もの間、「支那詣で」なる愚行に及び、「戰略的互惠關係構築」だの「友好親善の進展」だのと云つた、心にも無い共産支那の甘言に酔ひ痴れて歸つて來た。 しかし、現實は甘くない。 共産支那は、その作り笑ひの裏側で、日本の主權に對する直接･間接の侵害を目論み、かつ實行しつつあるのである。決して、騙されてはいけない！ まづ漁船が來、次いで海洋調査船が常續的に遊弋するやうになり、然る後に愈々「軍艦」が來る・・・。そして其等軍艦は交替で當該海域に常駐するやうになり、遂には「解放軍兵士」が駐屯するやうになる。 斯樣にして、南沙諸島は奪はれた。 次が日本の南西諸島ではないと、誰が言ひ切れやうか。 既に、徴候は少なからず出て來てゐるのだ。 （以下引用） 中国軍機が集中飛来 ガス田上空、２日間で４０回超 朝日新聞 2007年12月31日11時51分 中国軍機の飛行ルート 春暁ガス田周辺は海底資源をめぐり日中間で問題となっているが、中国軍の活動がそれとかかわりを持つのかどうかは不明。ただ、中国軍にとってきわめて重要な海域であることを改めてうかがわせるものといえる。 中国軍機は安徽省の懐寧空軍基地に所属する「轟６型」爆撃機。９月１１日に２０回、翌１２日は２３回にわたり、ほぼ同じコースで春暁ガス田上空に接近した。 不明機の侵入に対応する日本の防空識別圏はガス田の西側まで及ぶため、自衛隊の那覇基地からＦ４戦闘機が１１日に４回、１２日に８回、緊急発進をした。同筋は「日中両機は最短５キロの距離まで接近した」と明かす。 春暁ガス田周辺は横須賀などに停泊する米空母が台湾に向かう航路にあたる海域でもある。９６年の台湾総統選時には、中国軍の演習に対抗して米国が空母２隻を台湾海峡周辺に派遣、圧力をかけたことがある。 軍事評論家の江畑謙介氏は「轟６型機は長距離空対艦ミサイルを搭載でき、洋上艦艇も攻撃可能。台湾有事の際の、米空母の来援阻止というシナリオを持った訓練ではないか。今年８月にグアム近海で中国軍をにらんだ大規模演習を行った米軍への牽制（けんせい）の可能性もある」と話す。 中国軍にとっては、沖縄、台湾、フィリピンにつながる島々を「第一列島線」と定め、ガス田周辺を含む海域を「内海」化することが長期戦略だ。東シナ海での軍事行動は年々活発化し、今年５月には、中国艦隊が沖縄から太平洋に抜ける行動をとっている。 台湾の軍事筋は「台湾海峡近辺でも中国軍機の接近が急増している。訓練と同時に能力誇示の目的も兼ね、『この海は我々のもの』という中国の意思を周辺に向けて発している」とみている。 （以上、引用終り） 「東支那海ガス田問題」とは･･･ 「樫（天外天）」ガス田と、附近を遊弋する支那軍艦 日支中間線附近の状況 東支那海・ガス田群の位置關係 東支那海には、支那側が白樺（春暁）、楠（斷橋）、樫（天外天）、平湖、桔梗（冷泉）、翌檜(龍井)の六箇所のガス田を開發を強行してゐるが、白樺（春暁）、楠（斷橋）に於いては、其の埋蔵地域が日支中間線の日本側海域にまで懸かつてゐるため、兩國間の重大な懸案となつて居る。 日本政府は、樫（天外天）、翌檜(龍井)に就いても、資源が中間線を越えて廣がつてゐる可能性を指摘してゐる。 問題となつてゐるガス田は兩國の排他的經濟水域（ＥＥＺ）内にあり、其の權益の範圍を日本は現在、國際的に一般的である日支間の中間線とするのに對して、支那は１９７０年代頃までの國際法上の解釋に基づき大陸棚の先端沖縄トラフまでと強辯を續けてゐる。 斯樣な排他的經濟水域に關はる問題は、國聯海洋法條約に於いては「關係國の合意到達の努力」に委ねられて居り、明確な基準は明示されてゐないが、最近では關係國間の中間線を排他的經濟水域の境界とするのが國際的に一般的であり、妥當だととされる。 支那政府は此の海域での資源開發研究を實に三十年以上前から續けて居り、１９９９年に平湖ガス田（白樺（春暁）の北、日支中間線よりも支那側にあるガス田）で天然ガスの生産を開始してゐる。 支那は經濟成長により電力需要が逼迫してゐることを理由に、白樺（春暁）、樫（天外天）の兩ガス田でも、日本の抗議を無視して採掘施設の建設を強行し、２００５年９月下旬には、日支中間線から僅か４ｋｍの場所で樫（天外天）ガス田の生産を開始した。尚、白樺（春暁）の採掘施設は、中間線からたつた１．５ｋｍしか離れてゐない。 ２００４年６月に支那に依る白樺（春暁）の本格的開發着手が判明した事から、日本政府は白樺（春暁）・楠（斷橋）付近の海域を独自に調査。白樺（春暁）・楠（斷橋）は地下構造が中間線を挾んで日本側に繋がつて居るのみならず、樫（天外天）、翌檜(龍井)にも其の可能性が有る事實を確認した。日本側は、支那が日支間で地下構造が繋がつて居るガス田の採掘を始めると、日本側の資源までもが吸ひ取られてしまふ可能性が高い、として重大視してゐる。 日本側は白樺（春暁）の開發着手を確認した２００４年６月以降、外交ルートを通じて当該海域に於ける開發作業の即時中止及び地下構造のデータ提供を求め續けているが、支那側は卑怯未練にも今だにデータ提供を拒み續けてゐる。 ２００５年７月、日本政府は帝國石油への試掘權付與手續きと平行して、中間線付近の五箇所のガス田に日本名を命名。春暁は「白樺」、斷橋は「楠」、冷泉は「桔梗」、天外天は「樫」、龍井は「翌檜（あすなろ）」と名付け、公文書等でも使用を始めた。 支那側は日本の抗議に對して、圖々しくも「日支共同開發」を提案して來てゐるが、事も有らうに「日支中間線より日本側の領域のみの共同開發」としてゐるため、日本政府は此の案の受入れを拒否してゐる。 尤も、これらガス田は左程までの埋蔵量は無く、西側諸國であれば投資したとしても到底ペイ出來得ないので、開發を放棄するであらう、との説も有る。 逆を云へば、此れは單なる「資源開發」の問題ではなく、「海洋權益」の側面での共産支那の果て無い野望の一端、とも受け取れやう。即ち･･･此處で此の儘、此の問題をなおざりにしてゐたら、沖縄をはじめとする南西諸島そのものの「主權」が危なくなる危險性をも孕んでゐるのである。 轟６爆撃機とは・・・ 「轟炸６」爆撃機 轟６は、正式名称は「轟炸６」爆撃機であり、英語表記ではＨ−６或いはＢ−６とも呼稱される。 ■性能緒元 重量 38,530kg 全長 34.8m 全幅 34.2m 全高 9.85m 發動機 渦噴8（WP-8）/RD-3M-500 93.17kN ×2 最大速度 1,041km/h 巡航速度 786km/h 航續距離 6,000km 上昇限度 13,100m 武装 NR-23 23mm聯装機關砲×3 自由落下型爆彈9トン KD-88空對地ミサイル（空地88） KD-63空對地ミサイル（空地63/鷹撃63） 乗員 5名 Ｈ−６（轟炸６）は舊･ソ聯のツポレフ設計局製の爆撃機Ｔｕ−１６（NATOコード：Badger/バジヤー）の支那に於けるライセンス生産機である。支那「人民解放軍」空・海軍の核攻撃や長距離攻撃を担ふ重要な機體である。 支那は、1957年9月にソ聯から相互援助條約の一環として、Tu-16のライセンス生産權を取得した。支那國内で生産されたTu-16はH-6（轟炸6）と命名され、1968年12月に初飛行した。此れが最初の量産型H-6Aで、機體は基本的にTu-16バジャーAと同じであるが、發動機は支那が國産化した渦噴8（WP-8）を搭載してゐる。此のH-6Aは1969年2月から部隊に配備された。 又、生産作業中の1963年には最初にソ聯から引き渡されたTu-16のうちの1機を改修し、H-6への核爆彈搭載能力付與に關する研究「21-511計画」が西安航空機工業によって開始された。西安は1964年9月に研究を完了、1965年5月に機體の改修作業を終へてゐる。このH-6は胴體内爆彈倉に２０キロトン核爆彈１發が搭載出來るやうになり、支那は1980年までに７回投下實驗を行ひ、支那空軍に配備された。 H-6は1973年に60號機が完成した時点で、製造作業が一旦停止されたと思はれてゐたが、1975年から主翼にミサイルを搭載し得るべく研究が續けられ、H-6Dとして生産が續けられる事となつた。このH-6Dの初號機は1981年8月に初飛行し、同年12月にミサイル發射實驗を実施、目標に命中し成功を収めた。H-6Dは主翼下にYJ-6對艦ミサイル（C-601/CAS-1 Kraken）2發を携行。YJ-6對艦ミサイルはHY-2地對艦ミサイルから發展した空中發射ミサイルで、セミアクテヰブ・レーダー誘導によりマツハ０．９の速度で１２０ｋｍ先の艦船を攻撃する事が出來る。爆彈倉は其の儘とされてをり、從來通り自由落下型爆彈も搭載する事が出來る。H-6Dは1984年から支那海軍に配備され、長距離對艦攻撃任務に就いているが、YJ-8艦對艦ミサイル（鷹撃8/C-801）の空中發射型が搭載出來るやう改修された新型が配備されてゐるとも言はれる。 H-6Hは1990年代末から生産され始めた巡航ミサイル搭載型で、主翼下に２發のKD-63空中發射型巡航ミサイルを搭載可能。KD-63巡航ミサイルはYJ-6對艦ミサイルに似た形状で、ターボジエツトによりマツハ０．９の速度で２００ｋｍ先の目標を攻撃可能と云ふ。H-6Hは1998年12月に初飛行し、2002年11月にKD-63巡航ミサイルの發射實驗に成功した。2004年から支那空軍に配備が始まつてゐる。
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僅かな資源も支那如きに奪われるようでは、我国も「浄化」の憂き目に遭うこと必至ですね。絶対にそうさせないためにも、強く訴えていかなければいけないのでしょうが…なんですか、あの支那詣では…と、情けなくなりますね。
2008/1/5(土) 午前 1:02
＞くろひつじ様：共産支那の矛先は、確実に日本に対しても向けられていると考えてよいと思います。海洋権益は斯くして侵害を恣にされています。弾道ミサイルの照準は、臺灣は勿論の事、在日米軍基地のみならず日本の各主要都市にも向けられているのは当然と考えて居ます。
敵が腕づくの勝負に出る用意をしているのならば、こちらも当然、其れを排除する手段を用意し、対策を講じる必要が有るのは、幼児でも判る筈の事です。
しかしながら、日本は｢抜けない刀｣しか持たず、しかも米国に轡を嵌められ手綱を取られています。真に由々しき事態です。
支那は古来、｢強きを助け、弱きを挫く｣性癖が有ります。ですから、日本は強気を維持しなければ、まともな対支外交は為し得ないものと考えるのですが、我が国の政治屋の行状はあの有様です。
最早、民間有志が諜報戦に邁進するしかないでしょう。
2008/1/5(土) 午前 1:44
久左衛門さんこれは由々しき問題です。支那側は日本の抗議に對して、圖々しくも「日支共同開發」を提案して來てゐるが、事も有らうに「日支中間線より日本側の領域のみの共同開發」という名目で領海を犯してきて、そして領土を盗む手口です。危ういです。ロシアも中国もこの共同開発で金と技術を日本からとり利権をわが物とする卑怯なやり方です。
2008/1/6(日) 午後 0:10
おそらく日本は中国のペテンに乗ります。危ないです。和歌山の二階の媚中派に要注意です。転載させてください大変重要な日本の危機が迫っています。
2008/1/6(日) 午後 0:13
ちょっと古いのですが 門外漢ではありますが 政治姿勢としての関連記事をTBさせていただきました
2008/1/6(日) 午後 11:56 [ 笠哲哉 ]
＞吉野の宮司樣：転載頂き、まことに有難うございます。
共産支那の度外れた厚顔無恥ぶり、盗人猛々しさに激しい怒りを覚えます。しかし、これも結局は｢問題の棚上げ｣などと云う姑息な手段で支那側に誤ったシグナルを送り続け、奴等を付け上がらせた外交の一大失策でもあります。外務省の罪は断じて軽くありません。
日本政府は、支那にも北鮮にも露西亜にも、更には米国に対しても、毅然とした姿勢態度で要求すべき所は要求し、抗議すべきは抗議しなければならないと考えます。
2008/1/7(月) 午後 0:05
＞笠さま：貴重なＴＢを有難うございます。
御記事の内容、いちいち御尤も、と肯首しつつ拝読させて頂きました。共産支那の｢海洋調査船｣は、既に尖閣諸島のみならず、先島諸島は勿論のこと、沖縄本島のごく近くまで来寇し、ＥＥＺだけでなく領海侵犯までも平然と幾度もやらかしています。この海洋調査船は間も無く軍艦に取って代わるでしょう。
本記事中の樫（天外天）ガス田附近での支那軍艦行動時には、このフリゲート艦は当該目標を監視追尾中の海自哨戒機に、射撃管制レーダーを照射し全高角砲の砲口を向けて来ています。これは、現行国際法上では明白に｢攻撃行為｣であり、国家としては｢侵略｣の定義に含まれる行為です。
支那相手に宥和的な対話など全く用を成しません。｢力｣を背景とした強硬な外交姿勢こそが必要かと考えます。
しかし、当の自衛隊では私の現役時も、ブリーフィング資料で私が｢韓国に不法占拠された竹島｣と記載した部分を削除若しくは修正する事を求められました･･･駄目ですね、これでは。
2008/1/7(月) 午後 0:39