何かの小説にあった。 企業戦士の主人公が、クライマックスで窮地に陥る。主人公をおとしめようとしたのは、それまでは主人公に従順で尽くしてきた、人の良さそうな後輩部下だった。そのような人物が、最も裏切りやすいと。 三並一弥は素っ裸で、同様に素っ裸の母・薫の上に乗りながら、そう思っていた。 「三並さん、いつもやってるようにやればいいですから」 レンタルビデオ店「サンライズ」で一緒にアルバイトしていた、一学年下の大垣道浩が言った。周りでは、大垣が連れてきた大学生3人が、興味津々の表情でこちらに注目している。 “まさか、こいつが……”。大垣も、人の良い、従順な奴だった。急なシフトの交代も、嫌な顔一つせず引き受けてくれた。だからこそ、母の体を差し出してやったのに。 今では、こちらの弱みに付け込んで、好き放題のことをしている。恐ろしい奴、大垣道浩……。 経営難の「サンライズ」を救うため、「宅配サービス」という風営法に抵触するサービスを発案し、実質的に推進してきたのは三並だった。やがて、そのサービスが警察の捜査対象となり、店主夫人の榊信子が逮捕され、書類送検されてしまった。信子は未来のある三並をかばってくれたわけだが、それを大垣は持ち出して、いいように振る舞っているわけだ。“言うことを聞かないと、警察に垂れこみますよ”と。 大垣らの傍若無人ぶりは極まっていた。母・薫が一人の時に家に押しかけ、セックスをしまくる。また、外に連れ出しての野外プレイや、性に飢えた中高生にもさせているとのこと。薫が、元来、あっけらかんとした性格であることが救いなのかもしれないが、三並自身のプライドは完全に打ち崩された。そして、この期に及んで、「母子相姦ショー」をやれとは。 「さ、三並さん、そろそろ、やっちゃってください」。大垣が指で三並の肩口をツンツンと突いた。 “この野郎”。すぐにでも殴りつけてやりたい衝動にかられた。 ギャラリーの一人がスマホのカメラをこちらに向けていた。「おい! 撮るんじゃねえよ!」。三並が怒鳴ると、そいつは、すごすごとスマホを引っ込めた。 母・薫が、なだめ諭すような表情で誘う。仕方なく、キスをする。「おお……すげえ……」。ギャラリーがどよめく。三並は開き直って、大胆なキスに転じた。「うわっ、マジ、気合い入ってる」「ベロチュー」。奴らがはやし立てる。 勝手に肉棒が立ってきて、母の割れ目を擦る。母が熱い吐息を漏らす。 あいつらとは違うというところを見せつけてやりたい。そんな気持ちに三並はなっていた。 母の舌を舐め回し、カチンカチンになった肉棒で母の割れ目をズリズリと擦る。「あぁ……カズちゃん、きもちいい……」 「おいおい、『きもちいい』だってよ」。ギャラリーもすっかり興奮している。「チンポしごいていいですか」「ああ、俺も俺も」 緊張のゆえか、興奮のゆえか、固く尖っている母・薫の乳首を、左右交互に舐める。 「ああ、エロいおっぱい。俺も舐めてー」。ギャラリーが言うと、大垣が「後から、舐めさせてやるし」と言う。 “チキショー”。三並は頭に血を上らせながら、戦闘的に乳首を舐め、母はますます感じていった。 「三並さん、マンコも舐めてやってくださいよ。それと、最近、尻の穴も、かなり感度よくなってますよ」 この鬼畜のような男に“殺意”さえ覚えながら、三並は母の股に顔をうずめ、大好きな陰部に舌を這わせる。「あぁぁぁぁぁ……カズちゃん……あぁぁぁぁ」。母は腰をうごめかせて蜜を垂れ流しながら、悶えた。 「おばさん、次に舐めてもらいたいのはどこ?」。大垣がしゃがみこんで訊くと、母・薫は、ためらいながらも「お尻……」と言った。 逆らうことは無駄なことだ。三並は、うつぶせさせた母の尻を引き上げると、尻肉を開いて尻の穴を舐め始めた。「あぁぁぁぁっ、ダメーっ、あぁぁぁぁぁ……いやぁぁ……ああん」 「おばさんおばさん、永山とどっちが上手い、尻の穴舐め」。大垣がサディスティックな目で三並の顔をチラチラ見ながら、言う。 「もう、ハメてあげな」。すっかりタメ口だ。三並は表情筋を緩めることなく、言われたままに、母の上に覆い被さる。 「わわっ、マジで母子相姦だよ」「お母さんのオマンコに、息子のチンチンが入ってく、ああ、ほんとに入ってく、え? マジ、これ、ヤバいよー」「マジ、興奮する、すげーよ、この人たち」 三並は、頭の悪そうなそいつらに誇示するように、腰を振った。 「あん、あん、あん、あん、あん、あぁぁぁぁ」。母はセックス人形のように、揺さぶられて、喘いでいる。 「さて。そろそろ交代かな。疲れたでしょ、三並さん。ちょっと休憩しててください」 大垣が三並を引き離し、ギャラリーの3人を呼んだ。三並は勃起した肉棒を手で隠しながら、スゴスゴとソファのほうへ退避した。 3人は獲物に群がる獣のように、薫にむしゃぶりついた。「あぁぁぁぁぁ……あぁ、噛まないで……あぁぁぁぁ、ダメ、あぁぁぁぁぁ」 一瞬、母と目が合った。母は目で「ごめんね」と言っているような気がした。しかし、その直後、母は、学生たちの肉棒を物欲しげにしゃぶり、肉棒を割れ目に擦りつけられては、おねだりするように腰をくねらせていた。 三並は、母のことが分からなくなっていた。
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