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闇に舞い降りた詐欺師のようです
2010/11/15
突然だが皆さん、TENPAIという人物をご存知だろうか?
TENPAIとは、ROなどのMMOで詐欺行為を行うカリスマ詐欺師だ。
その芸術的なまでに洗礼された発想、行動力はいつも我々を魅了してくれる。
詐欺ってるだけなのに。
さて、そんなTENPAIが、今俺がやってるエミュ鯖に現れたらどうなるだろうか?
TENPAIとは、ROなどのMMOで詐欺行為を行うカリスマ詐欺師だ。
その芸術的なまでに洗礼された発想、行動力はいつも我々を魅了してくれる。
詐欺ってるだけなのに。
さて、そんなTENPAIが、今俺がやってるエミュ鯖に現れたらどうなるだろうか?
「トーキーゲーム!参加者はコンロン集合!」
その宣伝がサーバーに流れたとき、彼はまだ気付いてなかった。
この「トーキーゲーム」には、致命的な穴があるということに。
これはコンロンという町のトーキーゲーム会場。
トーキーゲームのルールは簡単だ。
ROをやった事がない人にも分かりやすく説明しよう。
このゲームは1:1で行う。
まず参加者はお互いに「掛け金」を決める。
その後、「2つのクジ」が配置される。
そして、お互いにどちらのくじを引くかを決め、同時にくじを引く。
後は「アタリのクジ」を引き当てた者が「ハズレのクジ」を引いた者から「掛け金」をいただくというわけだ。
さて、一見するとこのゲーム、勝率は50:50の勝負で、必勝法はない。
しかし、彼はある欠点を見つけてしまった。
それは、ゲームを始める前に『「掛け金」を本当に所持しているかどうか』の確認を行わないことだ。
つまりこれによって何が出来るかというと……
『所持金が0zでも、大金を掛けることが出来る!!』
さあ、もう彼の手口はお分かりいただけただろう。
大金を掛け、勝ったらウハウハ、負けたら逃亡する。
この彼にあるのは、シンプルなたった一つの手口だけだ。
さあ、そうと決まれば「実行」するだけ。
今回、犯行を行うのはなんと、一人ではない。二人だ。
「実行役」の「ジョンスミス」
そして、「ジョンスミスの知り合い役」の「ジュニア」だ。
作戦はこうだ。
ジョンスミスを会場に行かせた後、ジュニアに「お、ジョンじゃんwお前もやれよw」とあたかも知り合いのように振舞わせる。
なぜ、「ジョンスミスの知り合い役」が必要なのか?
それは、信頼を得るため。
ジョンスミスのLvは低く、装備もショボい。
そんなやつがいきなり来て、大金を持ちかけた勝負をしてきたとき、彼らはジョンを信じることが出来るだろうか?
いや、疑うはずだ。
「こいつ、ほんとに金もってんの?」と。
そこでこのジュニアの出番だ。
ジュニアのLvは高く、装備も良い。どこからどう見ても「捨てキャラ」には見えない。
ジュニアにジョンの知り合いを装わせ、彼ら(観客と主催側)の信頼を得る。
完璧な作戦。ぬかりはない。
ジュニア「お、STIGw」
STIGとは、「ジョンスミスのメインキャラの名前」という設定だ。
ROをやったことのある人は分かると思うが、このジョンの職業「ブラックスミス」をメインキャラにしている人はほとんどいない。
大抵の人はサブキャラとして使う。
だから、「お、ジョンじゃんw」というのは良くなくて、少し考えれば「ん?」と思われてしまう。
ここであえて違う名前、そう「メインキャラの名前っぽい」名前で呼ぶことが重要になる。
ジョン「じゃあ、次俺参加かな?」
いよいよジョンがゲームを始める。
よく見ていただきたい。
ジョンの所持金は8万ゼニーだということに。
そして次に、ログを見ていただきたい。
ジョン「10Mで お願い」
10Mとはつまり、10,000,000。1000万だ。
今、8万ゼニーしかもって無いジョンが、1000万のゲームを始める。
さあ、クジは配置された。
ここで正解を引き当てなければならない。
「むしれるだけむしる」為には、まずはここ、第一回戦を勝ちぬかなければならない!!
絶対に!!
高鳴る心臓。
自分が負けてもリスクは0なのに
どうしてこんなにも
緊張するのか?
-----to be continued-----
予告
category: ラグナロク
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