解決済みのQ&A
遺伝子組み換えした食品の危険性を説明してください。。。 また、規制もあるんです...
遺伝子組み換えした食品の危険性を説明してください。。。
また、規制もあるんですか?
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- 質問日時:
- 2008/7/3 23:23:56
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- 解決日時:
- 2008/7/18 03:21:56
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ベストアンサーに選ばれた回答
組換え作物反対派の主張する危険性は、主に次の4点です。
1)遺伝子を食べることに対する危険性
2)組換え遺伝子が作るタンパク質の影響
3)組換えによって、予期しない危険なタンパク質が作られる危険性
4)生態系への影響
どれも、科学的根拠のない主張です。
間違った科学知識からくる誤解や妄想が出発点にあります。
冷静に考えれば、今までの作物と同じ、あるいはより安全なものです。
作物はおおよそ2~3万個の遺伝子を持っています。
そこに、性質のよくわかっている遺伝子を1~2個追加します。
これが、遺伝子組換え作物です。
今、非遺伝子組換え作物として我々が食べている作物は、
人工的に交配して作られたもの(交配育種)や
自然あるいは人為的な突然変異を行なって作られた作物(突然変異育種)です。
交配育種では全遺伝子(2~3万個)の半分が変わってしまいますし、
突然変異育種だと、おそらく数個~100個程度の遺伝子が変化していると思われます。
そして、これらはどの遺伝子が変化したのか、「全く」わかりません。
1)遺伝子はあらゆる生物に含まれており、
他の生物を食べている以上、遺伝子を食べることは必然です。
今までも、ずっと食べてきて問題ないのですから、ナンセンスな意見です。
2)3)上記のように、性質のよく調べられた遺伝子を使っています。
危険性があるような遺伝子(人間に効果のある毒を作る遺伝子など)は、そもそも使いません。
また、組換え作物も調べた上で、危険性の認められたものは開発中止になります。
「可能性」を言えば、交配育種でも突然変異育種でも同じくらいあります。
むしろ、変化した遺伝子の数が多い分、
それらのものの方が危険性は高くなることは十分考えられます。
さらに、交配育種でも突然変異育種は安全性の確認すら、行われていません。
4)作物というのは、人間が手間暇かけないと育たない、弱い植物です。
自然界に種子が逃げたとして、雑草にまず負けてしまいます。
また、花粉が雑草と交配して、例えば雑草が除草剤に強くなったとしましょう。
しかし、特定の除草剤に強いだけであり、あらゆる除草剤に強いわけではありません。
また、雑草にコストと時間をかけて除草剤を撒くという行為が
それほど頻繁にあるわけではありません。
ですので、もともとの数が少ないわけですので、自然界の競争に負け、駆逐されるでしょう。
「カルタヘナ法」という国際的な取り決めがあります。
農水省のサイトで詳しく見れます。
- 回答日時:2008/7/4 09:39:39
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(1件中1〜1件)
コンピュータの計算でこういう風に遺伝子を組み替えすればいいというものを
人工的に作ったのが遺伝子組み換え作物。
コンピュータの計算でこういう風に遺伝子を組み替えすればいいというものを
大量に人工授粉した後に遺伝子を調べてたまたま目的どおりに遺伝子が書き換わった作物を使うのが
非遺伝子組み換え作物。
両者とも遺伝子は同じ、ならば危険度も一緒です。
だから遺伝子組み換え作物が危険かどうかよりその作物自身が危険かどうかが問題になります。
問題は後から出てくるものですから新しい品種はそうでないものより危険(かもしれない)ってことです。
- 回答日時:2008/7/3 23:37:17
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