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【大リーグ】

中島、藤川の直接対決は中島に軍配 決め球フォークを中前に運ぶ

2013年3月2日 紙面から

試合前にアスレチックスの中島と話すカブスの藤川(右)=メサで(社英夫撮影)

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 【メサ(米アリゾナ州)穐村賢】初直接対決は中島に軍配−。アスレチックスの中島裕之内野手(30)と、カブスの藤川球児投手(32)が28日のオープン(OP)戦で対戦。6回に中島がカウント2−2からの5球目、甘いフォークボールを詰まりながらも中前に運んだ。

 26日のダイヤモンドバックス戦に続く2戦連続安打を藤川から記録した中島は「(日本で)何回か対戦しているので、他の投手よりボールを選ばず(積極的に)振りにいけた」と満足顔。一方、痛打された藤川は「2死だったので勝負を楽しもうと思った。真剣勝負で打たれたので、いい打者だと思う」と潔く負けを認め、2歳年下の後輩をたたえた。

 中島は全て直球で三球三振に打ち取られた2010年の球宴を思い出していた。この日も藤川が決め球を投げる前に捕手のサインに首を振ったので直球を予想していたが、想定外のフォークにうまく対応してみせた。

 第1打席では米国の広いストライクゾーンに翻弄(ほんろう)され、見逃し三振。OP戦通算で6個目の三振を喫した。4回の守備では二塁手のトスをつかみ損ね、初失策も記録するなど試行錯誤が続くが、「日本でもオープン戦の最初はこんな感じ。何試合かこなす中で慣れるんじゃないですか」と表情は明るかった。

 

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