１日午後６時５０分頃、京都市山科区竹鼻竹ノ街道町の府道交差点で、赤信号で停車しようとした京阪バス（京都市南区）の路線バスに、対向してきた同市左京区、無職大浦譲さん（４９）運転の乗用車が正面衝突した。
大浦さんと同乗の母真佐子さん（７６）の２人が病院搬送されたが、全身を強く打って間もなく死亡した。乗客２人と運転手の計３人が足などに軽傷。
京都府警山科署によると、現場は片側１車線の見通しのよい直線道路。乗用車は前部を大破し、バスも前のドア付近がめちゃくちゃに壊れた。同署は、乗用車側が運転を誤ったとみて調べている。
近くの百貨店で買い物をしていた主婦（５４）は「バーンと爆発したような音が聞こえ、外を見ると乗用車とバスが大破し、白煙が上がっていた」と驚いた様子で話していた。