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道頓堀プール試験成功 「ちゃんと川に浮いてたで」

2013.1.13 00:41 (1/2ページ)
開削400周年を記念して計画が進む道頓堀プールのイメージ図。新たな大阪名物として期待される

開削400周年を記念して計画が進む道頓堀プールのイメージ図。新たな大阪名物として期待される

 大阪・ミナミの道頓堀川開削400周年の目玉事業として平成27年に遠泳プールを設置する計画で、プロジェクト事務局が試作プールを製作し、大阪市内の川で試験に成功していたことが12日、関係者への取材でわかった。事務局は技術的な裏付けが進んだとして、今春にも運営会社を発足させたい考え。2月をめどに、計画の進捗(しんちょく)状況を発表する。

 計画は現在、道頓堀商店会など8つの商店会が中心に協議。資本金(3億円)のめどもたつ見込みだ。

 試作プールの試験は、昨年10月23日に大阪市大正区の尻無川でスタート。関係者約20人が集まり、長さ5メートル、幅2・5メートル、水深1・2メートルのプールがクレーンで川に浮かべられた。

 設計・製作したのは、東京ドームの屋根テントなどを製造した大手テントメーカー、太陽工業の関連会社「TSP太陽」(東京都目黒区)。テント生地の箱形プールを川へ係留する“布函(ふかん)式”で、底には発泡スチロールを硬質樹脂で挟んだ板を敷き、発泡スチロールをプラスチックで包んだ浮きを取り付けた。

 注水も行われ、実際に入った道頓堀プール計画事務局の福田靖夫さんは、「プールがちゃんと川に浮いており、ふわふわした感じ」と感想を話す。試験に立ち会ったTSP太陽の問本敏之さんは「プールを護岸にどう取り付けるかなど、詰めていかなければいけない課題もはっきりし、試験は成功した」と胸を張る。

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