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リアディレイラーの調整

走行中に、後ろのギアからカリカリと音が聞こえる、というのはよくあること。
これはリアディレイラーの調整不足であることが多い。アジャスターを
回すだけでできるインデックス調整という作業で、ほとんどが解消される。

フロントディレイラーの調整
[取り付け確認と増し締め]
 
[ストローク調整]
[インデックス調整]
 
取り付け確認と増し締め
MTBは走行時にいつも振動にさらされているので、ボルト類も緩みやすい。
リアディレイラーに限らずだが、増し締めしておこう。
 
     
  リアディレイラー本体の取り付けはとっても簡単。5mmのアーレンキーで締めるだけで、微妙な調整はなし。定期的に増し締めしておこう!     リアディレイラー取り付け台座もゆるみやすいところ。ここも増し締めするポイント
 
 
● POINT ●
 
ここは触らない!
リアディレイラーの前後のテンションを調整するのがブラケットテンションアジャストボルト。実はここは触る必要のないポイント。
   
 
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ストローク調整
内側(スポーク側)に外れると、スポークが切れることにもなりかねない。
ストローク調整はしっかりやっておこう。
 
     
  リアディレイラーのストローク調整ができていれば、リアのチェーン外れはほとんどなくなる     リアディレイラーのストローク調整ボルト。上が[HIGH]でトップ(外)側、下が[LOW]でロー(内)側の振り幅を調整する
 
 
  プラスドライバーを右(時計回り)に回し込むと、[HIGH]も[LOW]も、ストロークは狭くなる
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インデックス調整
走行中にカリカリとリアディレイラーのあたりから音がする場合、
このインデックス調整によって解決する例がほとんどだ。
 
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  ワイヤーのたるみをチェックする     アジャスターはフロントディレイラーと同じようにシフター側と、リアディレイラー側の2カ所にある。リアディレイラー側のアジャスターで調整する
 
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  音鳴りがしていたら、アジャスターを回して、鳴らないポイントを探す。アジャスターは1/4回転ずつ回して様子を見る     前のギアをセンターに、後ろのギアをトップに入れ、クランクを回して、カチャカチャと音鳴りしないかチェックする。
 
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  次にフロント・センター×リア・トップにチェーンをかける     音鳴りがしなくなったら、リアのシフターの親指側を1回押して、クランクを回す
 
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  これで2番目のギアにスムーズに変わればOK。適正な状態なら、スプロケットは半周するだけでスムーズに変わる。うまく変わらなかったり、音鳴りがしているようなら、アジャスターを1/4回転ずつ回して様子を見る     1段ずつ大きい方のギアに変えていき、音鳴りがしていたら、アジャスターを1/4回転ずつ回して、スムーズに変速するポイントを探す
 
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  こうしてローギアまで調整していくと、すべてのギアで音鳴りがしなくなるよう設計されている     クランクを回しながら、今度は一気に何段か変速させてみる。激しくギアを変速させるくらいでやってみよう
 
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  フロントをインナーとアウターにもギアを入れてチェックする
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フロントディレイラーの調整


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