【ローマ=原克彦】世界保健機関(WHO)は28日、東京電力福島第1原子力発電所での事故が健康に与える影響について、地域住民からがんの増加が確認される可能性は低いとの報告書をまとめた。最も影響が大きかった地域にいた人の場合で、がん発生率は日本人平均の男性41%、女性29%より最大で約1ポイント上昇するという。
WHOの予測では、放射性物質の影響を最も強く受けた女児の場合で、甲状腺がんを発症する確率は一般の人より70%高くなる。ただ、甲状腺がんの発生率自体が極めて低いため、実際に発症率が上昇しても確認は難しいとしている。
福島第1原発から離れた場所では、さらにがん増加のリスクは低くなるという。
WHO、福島第1原子力発電所、東京電力
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