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関西のお化け番組 関東キー局「不採用」の謎

【芸能】

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2013年2月28日 掲載

探偵!ナイトスクープ

<やるなら今でしょ!>

 25日に放送25周年記念特別番組の放送(3月1日)が明らかにされた「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)。特番の収録には、局長の西田敏行(65)以下、参院選出馬のために降板した2代目秘書の岡部まり(53)が約3年ぶりにゲスト出演。3代目の松尾依里佳(29)との引き継ぎ式を行った。

 23時台という深夜枠ながら、関西地区で高視聴率をマークするお化け長寿番組。視聴者からの疑問を「探偵」と呼ばれるタレントたちが調査して解決するスタイルは、25年間変わっていない。

 今月の視聴率は、1日の放送が18.8%(ビデオリサーチ調べ、関西地区=以下同)。8日(19.4%)、15日(17.2%)、22日(20.9%)と絶好調。確実に数字の稼げる番組だが、関東地区の放送は東京MX、テレビ神奈川、テレビ埼玉といった関東ローカル局のみ。以前は朝日放送系列のキー局であるテレビ朝日も流していたが、日曜日の昼や深夜3時台など不定期放送で、徐々に姿を消していった。

 作家の吉川潮氏が言う。
「東京キー局がなぜ放送しないのか、疑問でなりません。テレ朝は『いきなり!黄金伝説。』や『Qさま!!』なんてやるくらいなら、その枠で『ナイトスクープ』を放送した方がよっぽどいいと思います。カンニング竹山や松村邦洋も、関東のくだらない番組ではやらないような質の良いリポートをするんです。テレ朝の編成幹部には“関西の人気番組に頼りたくない”という変なプライドがあるんじゃないか。もしくは、『関西と関東では笑いの感覚が違う』なんていう勝手な思い込みや勘違いがあるのかもしれません。今、東京でも上方落語は人気があるし、笑いの東西はボーダーレスです。数字の取れる番組がせっかく系列局にあるのに、制作者側の頭が古いせいで損しているとしたらもったいない。視聴率低迷の最中に放送すれば、いかにも頼っているテコ入れ感が目立ちますが、好調の今だからこそ逆にやりやすいと思いますが」

 いつ放送するか? 今でしょ!
~2013年2月28日以前の記事~

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