真鍋かをり 参院選出馬浮上
【芸能】
自民党が熱視線
発売中の女性週刊誌で、真鍋かをり(32)が次期参院選に自民党から出馬すると報じられて話題になっている。2月上旬、自民党本部で参院選の候補について話し合われ、その場で真鍋の名前が浮上。本人も出馬に前向きだというのだ。
横浜国立大卒の「インテリグラドル」として注目された真鍋は、04年から始めたブログが爆発的人気となり、「ブログの女王」の異名も。このブログをまとめた「真鍋かをりのココだけの話」は20万部を超すベストセラーになり、スポーツキャスターや司会業でも引っ張りだこの人気タレントになった。
ところが09年、所属事務所の移籍トラブルがきっかけで仕事が激減。昨年9月には「とくダネ!」も降板し、現在のレギュラー番組は関西ローカルを入れても3本。話題になったのは、自身を「変態三十路女」と呼んで下ネタをつぶやく「エロツイッター」と、イエローモンキー吉井和哉(46)との年の差交際くらい。芸能界では“上がり目”がない状況だっただけに、自民からの出馬オファーは渡りに船だろう。
所属事務所は「そんな(出馬の)事実はありません」と否定したが、政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。
「今の自民党は女性を大切にする傾向があります。女性議員は同性の相談相手としてニーズがあるから、真鍋さんにオファーがあったとすれば、同じ流れかもしれない。若い女性議員は、例えば政治家がパーティーをするときの司会役もできる。民主党に比べて自民党の女性議員はフレッシュな顔ぶれが少ない。ニーズはあると思います」
若年層有権者へのアピールのため、男は小泉進次郎、女は真鍋という腹積もりかもしれない。
真鍋と政治家の接点といえば09年の「ポスター事件」が思い出される。静岡7区から無所属で立候補していた城内実(47)との対談写真が無断でポスターに使用されたと真鍋が激怒した一件だが、今や城内は外務政務官。「政治家とタレントがトラブルがきっかけで仲良くなるのはよくあること」(有馬氏)とか。
7月といわれている参院選。「ブログの女王」が国会の赤じゅうたんを踏む日は来るのか。