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  更新時間:2002年09月10日18:32(北京時間)

「イラク攻撃は歴史的過ちに」 元国連査察団長

  イラクを訪問している国連大量破壊兵器査察団のリッター元団長は8日、イラク議会で演説し、「米国はイラク攻撃を計画、歴史的過ちの瀬戸際にいる」と指摘した。

  1998年以前、国連の対イラク大量破壊兵器査察団に参加した経験を持つリッター氏は「イラクは隣国や国境外の何者に対しても脅威を一切与えておらず、大量破壊兵器を所有しているとの米国の非難には根拠がない」と述べた。

  また、リッター氏は、国連とイラクの間の仲介機構設置を提唱。「国連組織以外から仲介者を出すことで、イラクは即時かつ無条件で査察再開を受け入れ、同時にイラクの主権、尊厳、国家の安全も保障される。イラクが査察再開に反対している重要な理由は、査察団が査察活動に乗じてイラクでスパイ活動を行うことだ」と指摘した。その上で「イラクによる国連査察団の受け入れが、米国による戦争発動を回避する最善の方法だ」と強調した。

  「人民網日本語版」2002年9月10日

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