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【芸能・社会】山田洋次監督 初のラブロマンス物 松たか子で挑戦2013年3月1日 紙面から 山田洋次監督の次回作映画「小さいおうち」(来年1月公開)の主要キャストが28日、配給の松竹から発表された。主演は女優松たか子(35)と倍賞千恵子(71)が務める。松の山田作品への出演は、2004年「隠し剣 鬼の爪」以来、2度目。今回で82本目の作品となる山田監督は「ラブロマンスの要素がある映画は初めて」と意欲を見せている。 作家中島京子の2010年直木賞受賞作を、山田監督がほれこみ、映画化した。昭和に東京郊外の“小さいおうち”で起こった出来事。残されたノートを手掛かりとし、60数年後の平成に、その出来事がひもとかれていくというミステリー&ラブロマンスだ。 昭和編と平成編に分けられ、昭和は松を、平成は倍賞を中心に物語が展開していく。松は“小さいおうち”の奥さま・平井時子役、倍賞は平井家に仕えたお手伝いさん・布宮タキの晩年役で登場する。共演は、歌舞伎俳優片岡孝太郎(45)や、黒木華(22)、吉岡秀隆(42)、妻夫木聡(32)ら。 「りんとした美しさ」を買われて起用された松は、再度の「山田組」参加に「時子という難しい役をいただき、感謝と緊張でいっぱい」とコメント。倍賞は「緊張しながらでも楽しく撮影ができたら」と話している。 クランクインは3月1日で、物語の中心舞台となる赤いかわら屋根の、かわいい家のセットも完成している。山田監督の作品で、公開中の「東京家族」の本屋のシーンでは、「ちいさいおうち」という実在の別の本をさりげなく登場させ、次回作をアピール。たまたま題名が似ているため、遊び心で映したという。 山田監督は、現代と過去を行ったり来たりする内容であることから「面白い構造の映画」とPRしている。 PR情報
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